2009/08/17(月)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作1>

 お台場限定の1/144ガンダムを購入したので、早速作ります。

 せっかくの限定品だし、しかも過去のHGよりも抑えた感じの良い色調だったので、なるべく塗装せずに元の色を活かすことにしました。シールを貼る部分は安っぽくなるので、塗装するつもり。あとはゲートの処理くらい。
 まずは専用パーツから始めることに。といっても台座は切り離して、ゲート跡をならしただけですが。やすりがけしたあとにコンパウンドで磨けば、削った後もけっこうきれいになりました。

 続いて1/144アムロ。
 これも切り離すだけですが、さすがにこの小ささだとパーツ分け、色分けはできないようで、ブルー1色のパーツになっています。これだとあんまりなんで、可能な範囲でピンポイントで塗装することにしました。

 手持ちの筆だと大き過ぎるので、爪楊枝の先に塗料を付けて、置いていく感じで塗ることに。
 説明書の指定とは異なりますが、手持ちのカラーを使いました。台座と上着、ズボンは成型色のまま。髪と靴はMr.カラーのレッドブラウン、シャツはMr.カラーのウッドブラウンです。
 顔と手の肌が露出している部分は、タミヤカラーのフラットフレッシュ。これだけ水性だからかノリが悪かったので、2度塗りしました。

塗装前のアムロ

ここまでが精一杯でした

 パッケージの作例のように目や服のしわを描くのは諦めました。
 それでもこうしてちょっと塗り分けるだけで、遠目では良い雰囲気になったと思います。かなり細かかったので神経を使いましたが、わりときっちり彫られているので、さほど塗料がはみ出すこともなく。

 小さいとはいえ、こういうパーツがあると臨場感が出て良いですね。
 本体を作るのもますます楽しみになりました。

2009/08/23(日)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作2>

 今日は胴体と頭を製作。

 胴体は先週接着剤で貼り合わせておいてたので、今日ははみ出した樹脂をやすりとナイフでけずり、コンパウンドで磨いて仕上げ。
 塗装しない場合には、やすりがけしてツヤがなくなった部分にコンパウンドをかけると、なかなか良い感じ。やすりがけ前とまったく同じになるわけではありませんが、周りとの違和感が少なくなりますね。
 パネルの継ぎ目などを表すスジは、ガンダムマーカーのブラックまたはグレーでスミ入れ。スジはあまり深くないので、マーカーで適当に塗り、はみ出した部分を麺棒でふき取ったり、やすりで削り落としたりしました。

ブルー一色のボディも

少々のスミ入れで立体的に

 胸部の排気口はボディと別パーツになっているので、色分けもきれいだし、立体感もあって良い出来です。
 でも、本来3枚のフィンで構成されているところが、1つのパーツになっているので、よーく見るとフィンにはあまり見えず、胸に謎の凸凹が付いてるだけみたいになっちゃってます。上級者だと3つのパーツに切り離しちゃうところみたいですが、お手軽に済ませたかったので、凹部分にガンダムマーカーのグレーを塗って影っぽくしました。
 これだけでも、離れて見たら雰囲気が出てくると思います。

黄色一色だともたっとしてるけど

凹部にスミ入れで陰影を

付属のシール

 続いて顔。

 グフガンキャノンだと前後貼り合わせて突起物を付けるだけとかの割と単純なパーツ構成なんですが、このキットは割と複雑。色分けをするために、あごの突起が別パーツだったり、アンテナも基部とロッドが別パーツだったりします。
 なのでただ組むだけでもけっこう雰囲気が出るようになってるんですが、やはりそれだと少々物足りない。それに目の部分はシールを貼ることになってるんですが、色が安っぽくなっちゃうし、けっこうはがれやすそう。

塗装前の顔・上部

塗装前の顔・下部

 ということで、顔の塗装に挑戦することにしました。
 まず、顔の横の排気口?はガンダムマーカーのブラック、パネル継ぎ目のスジはガンダムマーカーのグレー。
 他の細かい部分は、爪楊枝に塗料をつけて置いていきました。額と後頭部のカメラはタミヤカラーのレッド。ここは彫りが深くてはみ出す心配も少ないので、発色を良くするためにけっこう盛りました。
 バルカン砲はガンダムマーカーのイエローのインクだけを塗料皿に出して、爪楊枝の先につけるという方法で着色。こうすると、太いマーカーしか持ってなくても細かい部分を塗装できます。
 問題の目は黒・赤・黄の3色構成ですが、それぞれの部分に段差があるので、気を付けてればなんとか塗り分けられます。まず目の下をタミヤカラーのレッドを爪楊枝で。一番低い部分の黒はガンダムマーカーの黒でそのまま塗り、レッドのはみ出しを補修。最後に一番高い部分の目玉を、ガンダムマーカーのイエローを爪楊枝で乗せていき、はみ出したブラックを消しました。

 というわけで、細かくてけっこう大変でしたが、なんとか顔の塗り分けが終了。はみ出している部分もなくはないけど、この細かさだけにもっと汚くなっちゃうかと覚悟してただけに、なかなかよく出来たんじゃないかと。
 文字通り顔となる部分だけに、手を抜かずに塗り分けておくとぐっと雰囲気が良くなりますね。
 それから、アンテナは安全のため先端が(後ろ方向に)太くなっているので、ニッパーで軽く切っておきました。

アップだとアラが見えますが

胴体と顔が完成

 アムロと顔という心配だった部分を2つクリアできたので、このあとはお気楽に楽しんで作れそうです。

2009/09/06(日)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作3>

 今日は右腕を製作。

 胴体と同様に、接着時にはみ出した樹脂を削り、コンパウンドで磨いて仕上げです。
 今回はいままでで一番ってくらいにきれいに継ぎ目が消せた!まるで1つのパーツのようと言ってもいいくらいの会心の出来でした。
 我ながら惚れ惚れしながら肩と腕をはめこみ、さあ手首…と思ったらはまらない!…手首間接にあたるポリキャップをはめ込むのを忘れてた…|||

樹脂をはみ出させて

削って継ぎ目消し

 よりによって、ぴっちり接合しちゃった後で気付くなんてー。
 仕方ないので、泣く泣くカッターを入れて切断。きちんとポリキャップをハメて、再度接着しました。
 とはいえ、切断したためにどうしても溝・隙間が残ってしまいます。がんばって接着剤を盛ったり削ったりと溝埋めを試みたんですが、元のようにきれいには出来ませんでした。

泣く泣く切断

がんばってはみたけれど

 パテ埋めすればきれいに出来るのは分かってるんだけど、でもそうすると塗装が必要になるしなあ…と悩んでいたら、ホワイトの溶きパテを持っていたことを思い出しました。
 とりあえずそれを盛ってみて、現在乾燥中です。次回削ってみる予定。元のパーツとはどうしても色味が違うんだけど、なんとかごまかせると良いなあ。

2009/09/13(月)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作4>

Mr.溶きパテ

 切断した右腕の溝を先週パテ埋めしたので、今日はまずその部分の仕上げ。

 塗りこんだときは結構盛り上がった状態になったし、色や質感も大分違うのでどうなるかなーと思ったのですが、乾燥するとともに違和感がなくなってきました。

 で、他より高くなっている部分をヤスリがけしてコンパウンドでみがき。平らにすることができました。

 でもどうしてもなんとなーく切断面が残った感じになっちゃいました。
 とはいえそれほどは目立たないし、色の感じや見栄えも悪くなく仕上げることができたので、とりあえずこれで良いかなーと。

削り前

削り後

 続いて左腕を作成。

お台場上半身

 今度はポリキャップも忘れずきちんと組み立てました。
 でも、右腕のときより接合面の樹脂の溶かし方が足りなかったようで、すこし継ぎ目跡が残ってしまいました。
 やっぱり右腕の出来は奇跡的だったなあ。そういう時に限って…

 ともかくこれで両腕が出来上がり、上半身が完成!
 …と思ったら、右腕の裏側に盛ったパテの処理を忘れてました。ガクー。来週以降に削ることにします。

2009/09/23(水)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作5>

 連休最終日はガンプラ作成。
 まずは前回やり忘れてた腕のパテ埋め跡補修。

 で、上半身が終わったので下半身の製作に移ります。
 最初は右足首。さすが最新のHGUCだけあって、片足首だけで8つものパーツ(ポリキャップ含む)があります。

 色分けはもちろん、部分ごとの段差も素組みだけで再現されるので、溝埋めしたりする必要がなくて物足りないというか拍子抜けな感じも。
 手軽に高い完成度を実現できるので良いし、大体初心者が何言ってんだという感じでもありますが。
 でもそのように最初から完成度が高い分、ワタシのような初心者がヘタに手を出して逆に完成度を落とすハメにも。実際、削りすぎて変な凹みを作っちゃったり、陰部へのスミ入れをやり過ぎて若干汚くなっちゃったり。

 まあそれでも、その汚くなった部分は幸いあまり見えない場所だったし、一通りスミ入れしてしっかり磨いたので、それなりにはできたかなと。
 この調子で脚の製作を続けていきます。

足・スミ入れ前

足・スミ入れ後

2009/11/29(日)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作6>

 2ヶ月ぶりにガンプラ作成しました。

 今日は右足です。久々だったので思い出しつつ。
 脛の継ぎ目消しはもっと徹底してやりたかったところだけど、うまく樹脂が溶けてくれなくて、ちょっと残ってしまいました。でもまずまずきれいかな。

 パネルの継ぎ目を表すモールドへのスミ入れはなかなかうまくいった感じ。
 ただ、いくらなんでも溝が多過ぎるよなあという感じ。なんていうか、つぎはぎだらけな感じでちょっと気持ち悪い。
 まあ、気になるなら埋めたって良いんですけど、どう取捨選択するべきか迷うし、とりあえずキットのままでいいかと。

 というわけで右足はほぼ完成。
 股関節の部分はダボのサイズが合わないようで上手く接着できなかったため、ダボを切り落として接着。
 クリップで留めて乾燥中なので、そこの仕上げは後日です。

スミ入れ前はこんな感じ

右足ほぼできた

2010/04/18(日)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作7>

 約5ヶ月ぶりにガンプラ作成を行いました。
 もう久々過ぎる上に、前回がかなり中途半端なところで止まってたもんだから、どこまでやってて、次は何をするつもりだったんだかとかサッパリ忘れてしまいまして。思い出しながらリハビリという感じで、右脚の続きと左脚を作成です。

 ここで、昨日購入したマイナスドライバーによるノミが活躍。
 右脚の継ぎ目消しのときに削り過ぎてモールドが埋まっちゃってる部分があるし、もともとスジが浅くてうまくスミ入れできなかったところがあったので、このノミで彫りなおしました。
 彫った後は、スジがくっきり。はみ出したところをヤスリがけしても、ちゃんとスジが残ります。

 それから、足首のプロテクターの継ぎ目が削っただけでは消えずにどうしても気になるので、パテを盛ることに。乾燥させてから削ります。
 他は太腿部分を組んだところで、接着剤を乾燥させる必要があるため、今日はここまで。

左が彫りなおしたもの

今日はここまで

 前回以上に中途半端なところで終わってるので、今度は前ほど間隔開けないようにしようっと。

2010/05/05(水)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作8>

 ゴールデンウィーク中はディスプレイばっか見てて疲れたので、最終日はガンプラ製作を行うことにしました。

赤一色

マスキング

塗り分け

 まず前回の続きで両脚を完成させてから、腰の製作。

 腰は白、黄、赤のパーツを組み合わせて作るので、ただ組んだだけでもかなりカラフルになります。
 でも、股間のところ(TV版では大気圏突入用フィルムが入ってたとこだっけ)のV字マークが色分けされていないため、そのままだと非常にかっこわるい。
 というわけで、小さく切ったマスキングテープをぺたぺたと貼ってマスキング。手持ちの塗料にタミヤカラーのフラットイエローがあったので、それで塗りました。
 マスキングが甘かったのか淵が少々汚くなりましたが、少し修正するだけで塗り分けられました。

大地に立った!

 というわけで、腰が組み上がったら、あとは両脚、上半身を組み合わせれば…

 完成!

 付属の台座に、1/144アムロと一緒に置けばOKです。やはり同スケールのものが付属していると、スケール感、デカさが分かって良いですね。
 お台場ガンダムを見に行ったことが思い出されます。うん、このキットは良かったなあ。

 しかし、同スケールのガンキャノングフと比べてみると、線の細さが際立ちます。
 ガンダムはすごく華奢に見えるなあ。やっぱりもっとゴツゴツしてたり、不格好なモビルスーツのほうが好きですね。

 さあ、次は何を作るかなー。
 連邦が続いたから次はジオンか。汚しなんかにも挑戦してみたいところ。


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