2009/03/22(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作1>

HGUCガンキャノン

 グフに続いて1/144・HGUCガンキャノンを作り始めました。
 ガンキャノンは小学生時代に1/100を持っていて、よく遊んでました。今回のは1/144ですが、懐かしいし、安く売られていたので購入しました。

 連邦の中ではガンキャノンが好きなんですが、それでもやっぱりジオンのモビルスーツに比べると色がー。なので、塗装の練習がてら塗り替えちゃおうと思ったのです。
 「ジオンに鹵獲されたガンキャノン」ということで、量産型ザクの塗り分けを参考に、好きなジオンカラーにします。ちょうど、ガンダムカラーのザクグリーンの2色が手に入ったことですし。他の部分は、元々のガンキャノンの塗り分けの路線のまま、全体的にダークにできれば良いかなーと。

 まずは右足から。
 全体的にヤスリがけをして、塗装してから組み立てることにします。1つのパーツ内でも塗り分けたいところがあるので、乾かしながら毎週ちょっとずつやっていこうと思います。

 早速ガンダムカラーを塗ってみたんですが、おおっ、期待以上に良い色。
 下地を塗ってないからか1回目の塗りだからなのか、まだムラがありますが、塗り終わったらかなり良い雰囲気になりそうです。塗り替えることにして良かったー。
 膝裏と足首はミッドナイトブルー、足首上部の機械部分はタミヤカラーのメタリックグレイで塗ってみました。赤が残っている部分と、2回目の塗りは来週末以降にやろうと思います。

右足のパーツをヤスリがけ

ザク風の色に塗り替えー

 色塗ると楽しいなあ!時間はかかりますが、それだけに楽しさも持続するという感じです。

2009/03/28(土)


<1/144・HGUCガンキャノン製作2>

 今週末も右足の塗装です。

 まず塗り分けようと前回塗り残していた部分を塗装。
 股関節はMr.カラーのミッドナイトブルー、足先はMr.カラーのネイビーブルーを使用してみました。

 乾かしてからは、前回塗装した部分の2度目の塗り。
 1回塗りでは乗りが悪かったガンダムカラーのグリーンも、2回塗りするとなかなかキレイに出ました。ツヤも良い感じ。

1回目ではムラがありますが

2回目できれいー

2009/03/29(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作3>

 細かい部分を昨日塗り残していたので、爪楊枝にインクを付けてなおし。

塗り分けー

 それから、奥まっていてマスキングが困難な部分を細筆で塗ったりしました。けっこうちゃんと塗り分けられたので満足です。
 元々の設定ではここは塗り分けられてないんですが、奥にある可動部分と外板のように見えたので、色が違っていてもおかしくないだろうと思いこうしました。

 これで右足の塗装はひとまず終了。来週末には組み立てて、スミ入れと仕上げをしたいと思います。

2009/04/07(火)


 作業をしたのは日曜なので時差が出てきてますが。

<1/144・HGUCガンキャノン製作4>

 ようやく右脚の組み立てです。
 腿→足首→脛と組み立てつつ、ガンダムマーカーでスミ入れ。はみ出したところや塗り残してたところを塗装したり。
 塗装なし・スミ入れのみで作ったグフの時は、はみ出してもヤスリがけできたのでけっこう大胆に塗れたんですが、さすがに今回はそうはいかないかなーと。プラスチックに直じゃないからか、マーカーも妙に乗りが良いし。

 で、今回は磨きもやってみました。
 使用したのはタミヤコンパウンド。塗料の凸凹を平滑化できるかなーと思ったら、使ったのが細目だったからか、あまり研磨できず。でも仕上げ目で良い感じのテリは出せました。
 足首の凹凸は気になるので、軽くヤスリがけしてみるかなー。

タミヤコンパウンドを使用

やっと右脚完成

 ようやく右足が組み上がりました。
 でも、塗りもらした内側の赤が見えてカッコ悪いとか、手順の効率化とか、はみ出した接着剤の補修とか、今回でいろいろ課題が見えました。
 左足以降に活かしていきたいと思います。

2009/04/12(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作5>

合わせ目を消せました

 左脚の製作を開始。
 右脚での反省を踏まえて、組み立てながら塗ることにしました。

 また、左足でパーツ同士の合わせ目に溝が残るのが気になったので、それが出なくなるようにしてみました。接着剤を多めに塗ってはみ出させ、はみ出た分をヤスリがけ。その上から塗装すると、溝が消えてくれます。
 ここまで消えてくれるとは思わなかったなー。今度はきれいに仕上げられそうで満足です。まあ、これは模型制作の基本ではあるのですが。

2009/04/19(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作6>

中も塗装

 左脚製作の続き。今日は腿のあたりです。

 先週膝関節を塗装しておいたので、腿部分の装甲に組み付け。
 右脚作成時の反省から、今回は内部をタミヤカラーのセミグロスブラックで塗装しておいたのでした。組み上がると絶対に見えない部分まで塗っていますが、でもこれで隙間から下地の赤が見える心配もありません。

2009/04/25(土)


<1/144・HGUCガンキャノン製作7>

 雨が降っていたので、家でガンプラ製作。

 右脚の塗装を続けています。待ち時間が多いので、右腕も平行して、同様の塗り分けで進めています。
 それでも乾燥するのを待つ時間がけっこうあるので、さらに別部分も作り始めました。

金属っぽくなりました

 肩のキャノン砲部分。
 といっても両サイドのパーツでポリキャップを挟むだけですが。

 でもこれまで使ったことのない色で塗ってみました。
 Mr.カラーの焼鉄色。どこに使うという明確な目的があったわけじゃないんですが、色が気に入ってなんとなく購入していたのでした。
 せっかくだから使おうと塗ってみたら、これがなかなか良い。しっかり金属的な質感が出て、それっぽくなりました。最初はもっとグレー寄りの色を用意して塗ろうと思ってたんですが、この焼鉄だとほんのり赤みがかって、良い感じに重厚感を醸し出されていると思います。
 うん、これは金属部分にいろいろ使えそう。

2009/04/26(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作8>

両脚と右腕まで完成

 この週末は二日連続でガンプラ製作でした。

 ずっと塗りを重ねてきた左脚がようやく完成。長くかかっちゃったけど、継ぎ目も消せたし、隙間から地色の赤が見えることもほとんどなくなったし、うまくいきました。
 まあ、こうして両脚並べてみると、その分右脚のボロが目に付いちゃうんではありますが。

 次は腰部分の製作に入ります。
 腰は、元々そういう設計になっているんですが、妙にパーツの噛み合せが悪いというか、隙間ができるのが困る。なんとか継ぎ目を目立たなくなるようにして、下半身を完成させたいところです。
 腰部分は、塗り分けの元ネタである量産型ザクと同様に、濃いグリーンに塗るつもり。初めて使う色なので、どんな感じになるのか楽しみです。

2009/05/03(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作9>

 この日は腰を作成。

 腰部分はなんか不思議なパーツ構成になっていて、かみ合わせが悪く、どうやっても合わせ目に溝ができちゃいます。シンプルに前後を貼り合せるだけにしてくれたら良かったのに。
 この溝を埋めるべく、けっこう接着剤を盛って、なんとか埋められました。でも平滑にできてないので、あんまりきれいじゃないなあ。

上から見ると隙間

ミゾ埋めました

 塗装ですが、設定ではガンキャノンの胴体はほぼ赤一色ですが、量産型ザクのカラーにするというコンセプトに基づいて、手足と胴体とで塗り分けることにしました。

下半身が完成!

 ガンダムカラーのグリーンの濃いほうを初めて使用。なかなか良い色ですなあ。ガンダムマーカーのブラックによるスミが、適度に影っぽくなってるんじゃないでしょうか。
 前部の謎のパーツ(ハッチ?)は、設定では黄色なんですが、Mr.カラーの焼鉄色で塗ってみました。別に高熱に曝される部分じゃないので適切じゃないかもしれませんが、色としては合っていると思うので良かったかな。

 というわけで、両脚を組み付けて、下半身が完成しました。
 ガンキャノンは赤一色で塗り分けしてないのを見慣れているだけに、こういう風に塗り分けると、なんか半ズボンはいてるように見えてちょっとおかしい。上半身と組み合わせればそんなに違和感なくなる…予定なんだけどなあ。早く上半身をつけたいところです。

2009/05/06(水)


<1/144・HGUCガンキャノン製作10>

 いよいよ上半身の製作です。
 パーツ構成的には下半身より素直だけど、別パーツの排気口をはめ込んだ後だと胴体を塗りにくかったりするので、塗りと組み立てを交互に進めるような形になりました。

胴体乾燥中。

 ボディ自体は下半身と同様に、ガンダムカラーのグリーンの濃いほう。塗る面積が広いので、より色が映える感じがします。
 排気口は設定色では黄色なんですが、黄色はないだろうと思っていたので、こちらもMr.カラーの焼鉄色に。恐らく熱風が出るところだと思いますので、金属感の強い部分にしておいても違和感ないんじゃないでしょうか。また、グリーンとのマッチングもなかなか良いのではと思います。

 まだ乾燥中なので、写真のような状態ですが、乾いたらスミ入れと磨きで仕上げたいと思います。
 まだ顔とバックパックが残っていますが、これでついに各パーツを組みつけられる!どんな雰囲気になるか楽しみです。

2009/05/10(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作11>

 上半身の乾燥が済んだので、スミ入れと細かい部分の修正、磨き。
 本の作例では、胸の排気口パーツをフィン1枚ごとに切り分け、より本物っぽくしていましたが、そこまでは行わず。より影になっているように見せようと、隙間部分をブラックで塗りました。
 それだけでもけっこう良い雰囲気になるものですね。

 それから胴体の残りの部分、バックパックを作成しました。
 設定色ではただのグレーでしたが、より金属っぽくさせようかなと、Mr.カラーのガンクロームで塗装。ブリキっぽい感じですが、悪くないかな。
 下のバーニア部分はMr.カラーの黒鉄色で塗装。ここはもうちょっと工夫とか、汚しが必要なところだろうけど、まあとりあえず。サイドの排気口部分は、胸と合わせてMr.カラーの焼鉄色。ガンクロームとなかなかよく合ってるんじゃないでしょうか。

 というわけで首から下が一通りできたので、組みつけ。右手はビームライフルとセットで作るようになっているので、まだできていません。なので、とりあえず余剰パーツの手を無理やり入れてみました。
 おおっ、ザクに合わせた2色のグリーンの塗り分けは、やはり合わせてみると派手になり過ぎずしっくりしました。大成功!
 このキットは上半身が上下方向にもちょっと動くようになっているので、いろいろなポーズを取らせることができそうです。

バックパック

顔なし。

 これで残すはビームライフルと顔だけになりました。
 顔をどの色で塗るかはまだ迷っているのですが、この胴体に合うようにもうちょっと悩もうと思います。

2009/06/01(月)


<1/144・HGUCガンキャノン製作12>

 残りの部分のうち、まずビームライフルと右手を作りました。

 ビームライフルは、スコープ部分は挟み込むだけなので、回転するようになっています。組んだ後に試しにスコープを回してみようとしたらいきなりバキッ!と折れてしまいました。あうー
 予め内部とスコープの根元を塗装していたせいで肉厚になった分、確かに動かしにくくはなってました。でもそんなには力を入れてないつもりだったので、あんなに簡単に折れてしまってビックリ。
 接着はしましたが、元々細くなっている部分が折れたので、強度的に不安。ということで、回転可動は諦めて、ビームライフル本体にしっかり接着して治しました。まあ、スコープを出したときに露出する根元部分がかっこ悪いと思っていたので、これでもまあ良いかという感じ。

 さて塗装。
 せっかくボディをいろいろ塗ったのに、ビームライフルはガンメタル一色というんじゃおもしろくない、ということで塗り分けてみました。
 人間が使う普通のサイズのライフルの画像を検索してみたところ、砲身とその他の部分で色が違う(というか素材が違う)のがあったので、このビームライフルもそんな感じで塗り分け。砲身はMr.カラーの黒鉄色、その他の部分はMr.カラーのガンクロームです。

スコープ折れたー!

なんとか治して塗装も完了

うでつけた

 さほどメタリックのカラーも持ってないので、有りモノを使いましたが、そのためにこんな色分けがあり得るのかは分かりません。でもまあ雰囲気は出ているのでまあ良いかな。ちょっとピカピカ過ぎる気はしますが、汚しなどはまた次のステップで。

 Mr.カラーのネイビーブルーで塗装した手にビームライフルを挟み込ませて、右手が完成しました。
 というわけで、首はまだないけどとりあえず組み付けてみました。
 やはり両手が揃うと雰囲気が出ますねえ。胴体のバランスがけっこう良いので、なんか顔なしでもカッコいい感じすらします。ポリキャップ丸出しなので、なしのままってワケにもいきませんが。

2009/06/02(火)


<1/144・HGUCガンキャノン製作13>

 残った最後の部分、首。
 説明書上は割と前半の工程で作ることになっているのですが、色に悩んでたので後回しにしてました。

 HGシリーズは対象年齢を拡げるために尖ったパーツを廃しているんですが、そのせいでアンテナなどが非常に太くなってしまっています。
 というわけで定番になっている加工、アンテナの痩身化を行いました。ナイフでざっと削った後に紙やすりがけ。パーツが細かいのであんまり滑らかに細く削れませんでしたが、まあ今回はとりあえずこのくらいで良しとします。
 それでも、加工前(下)の直線的なぶっといのに比べると、先のほうを尖らせられたし、なんとなくそれっぽくはなったかな。

 で、悩んでいた塗装。
 設定色はホワイトなんですが、それだとボディに比べて明る過ぎるのでもう少しトーンを落とそうということで、Mr.カラーのガルグレーを選びました。白系なんだけど、くすんだ様な色で、グリーンのボディと組み合わせても違和感ないと思います。全光沢のボディに比べて、このガルグレーは半光沢なので、目立ち過ぎないのも良かったかなと。
 カメラ部分は、付属のメタリックグリーンのシールだとあんまりなので、なにか塗ろうとしてずっと悩んでいたんですが、Mr.カラーのコバルトブルーにしました。明る過ぎるかと危惧してたんですが、色も良くあってるし、そもそもカメラなので他より光沢があって目立ってても当然なのかも、と。カメラの周囲はガンダムマーカーのグレーで縁取り。細かい部分なのでちょっと汚くなってしまいました。
 カメラの上のひさしはボディに合わせて、ガンダムカラーのグリーンの濃いほう(ザクのボディ色)。アンテナはMr.カラーのガンクローム。バルカン砲はタミヤカラーのフラットイエローにしました。

きれいじゃないけど削った

顔も完成!

 全部分が出来上がったので、いよいよ組み付け。
 おおっ!顔のガルグレー選択はやはり成功だったんじゃないかと。ガンキャノンはスタイルは好きなんですが、真っ赤一色のカラーリングはどうかと思っていたんですが、色を変えたせいで渋めになって雰囲気が良くなったんじゃないかと思います。

まえ

うしろ

 というわけで、3月から作ってきたHGUC・ガンキャノンがついに完成。
 かなり昔に車、F1でやって以来、かつガンプラでは初の塗装に挑戦、しかも試行錯誤しながらやってきたので、なかなか時間がかかりました。最初に作った右脚は下地の赤が見えちゃってたり、継ぎ目がくっきりだったり。乾燥が不十分のまま組んじゃったところは指紋がついちゃったりと、いろいろ失敗もありましたが、楽しかったし勉強になりました。
 手間がかかるけど、塗装すると楽しいし、出来上がりも満足行くものになるなあ!また次でも練習しながら腕を磨いていこうっと。


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