初島3日目、今日はお盆だ。
朝食を食べ終わったみんなは、まだ眠そう・・・
僕「今日は昼まで寝てる?」
雪巳「んー、どっちでもー」
雪菜「あの・・・これ・・・・・」
僕「何かな?・・・あ、プライベートビーチが使えるの今日か」
雪沙「ぷらいべぇとぉ〜?」
僕「そう、この通りなら僕たちの貸切ってことだろうけど・・・」
みんなで行こうかな、
でも眠そうにしてるしなぁ・・・
雪巳「これはどうするのー?」
僕「それは・・・エステの券ね、2枚しかないし興味ないでしょ?」
雪菜「・・・・・8歳からって書いてある・・・です」
僕「ほんとに?18歳の間違いじゃなくって?」
雪沙「うんど〜じょ〜のけんもあるよぉ〜?」
ふむ・・・パターゴルフとテニスコートか、
これじゃあとても全部は使い切れないよな・・・
雪巳「そーだー、いいこと考えたー」
僕「どうしたの?」
雪巳「2人と2人にわかれようよー」
僕「ええー!?ほ、本気!?」
雪菜「・・・エステの券、2枚だから丁度行けるです・・・」
・・・確かに二手に分かれた方が、せっかく用意してくれた色んな券を消費できるけど・・・でも・・・
雪沙「ぢゃあゆきさ、おにぃちゃんとぉ〜」
雪巳「だーめー、大人と子供で分かれるのー、だから私がお兄ちゃんとー」
雪菜「ずるい・・・雪巳お姉ちゃん・・・だって・・・まだ子供・・・・・」
やっぱりな、僕の取り合いになってる。
僕「よし、じゃあ別々に遊びに行こう、そして僕と一緒に行くのは・・・」
雪沙「はぁ〜い!」
雪巳「はーい、はーーーい!」
雪菜「・・・・・じゃんけんする・・・です・・・か」
僕「いや、僕がちゃんと選ぶよ、うらみっこ無しだからね」
とは言ったものの、どうしよう・・・
そうだ、選んだ場合のことを、それぞれに聞いてみよう。
僕「雪巳ちゃん、僕と行くとしたらどこがいい?どこでもー、は無しで」
雪巳「んー、プライベートビーチが終わってから考えるー」
僕「うーん、行き当たりばったりもいいかもね」
雪巳「でもー、お昼はどうするのー?」
僕「残ってるお昼の食券は1つだけのはず・・あった、海鮮バーベキューか」
じゃあお昼にバーベキューへみんな再集合だな。
僕「雪菜ちゃんは、僕と行くならどうする?」
雪菜「・・・島の、まだ行ってないところ・・・行きたい・・・です」
僕「まだな所・・・外周は回ったから残りは内部だね、特にホテルの敷地内」
雪菜「教会が・・・あるみたい・・・・・です」
僕「へー、じゃあ、そこも覗いてみたいかもね」
でも聖書を5時間とか聞かされたらどうしよう。
僕「雪沙ちゃんは・・・」
雪沙「あそぶぅ〜、うんど〜じょ〜のけんもつかうぅ〜」
僕「でもテニスはさすがに無理だよね」
雪沙「ん〜、やってみるぅ〜」
僕「・・・パターゴルフかな、やるなら」
誰を選んでも楽しく遊べそうだ、
さて、誰を選ぶか・・・これってデートの相手選びだよな?
さすがに昼間だから変なことはされない・・・と思いたいけど、さて・・・
雪巳「おにーちゃーん」
雪菜「いっしょにいきたい・・・です」
雪沙「ゆきさとあそぼ〜よぉ〜〜」
う〜ん、それじゃあ・・・
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