よし、雪巳ちゃんと行こう。

 

僕「今日は雪巳ちゃんと、ぶらぶらしたいな」

 

その言葉に、胸をぽよぽよ弾ませて喜んでる。

 

雪巳「じゃあお兄ちゃんとデートだねー」

 

そんな、他の2人を刺激する言葉を・・・

 

雪菜「午後は・・・私とデートしてほしい・・・です」

雪沙「ぢゃあゆきさは〜、ゆ〜がたからあさまでぇ〜」

僕「ええっ!?い、いや、だったらみんなと行ったほうがまだ・・・」

雪巳「お兄ちゃんが決めたんだからー、雪菜と雪沙はエステいってー」

僕「そ、そうだね、だって、ほら、もったいないから、エステの券が・・・」

 

・・・とはいっても、昼食は合流してあげたほうがいいな。

 

雪菜「おひるごはんは・・・なんじですか・・・」

僕「じゃあ、1時から1時半にこの部屋1度集合ね」

雪沙「えすてすぐぢゃなかったらぁ〜、おにぃちゃんさがすぅ〜」

雪巳「だめだよー、お兄ちゃんは私『だけ』とデートなんだからー」

僕「そんな大げさなものじゃないから!お昼御飯のとき、ちゃんと報告するから!」

 

後々のフォローが大変そうだ。別に悪い事してる訳じゃあ・・・・・多分。

 

雪沙「ゆきみおねぇちゃん、おにぃちゃんにてぇだしちゃだめだよぉ」

僕「手って、意味わかって言ってるのか!?」

雪巳「お兄ちゃんは私に手を出しちゃうかもねー」

雪菜「雪巳お姉ちゃん・・・・・いじわる・・・」

僕「おいおい、ちょっと遊びに行くだけなのに!」

 

なんかやばい方向で大事になってきてないか!?

これじゃあ誰か1人と行動するのは今後考えないといけないな。

 

僕「じゃあ出るよ、鍵は僕が持ってるから、僕らより先に戻ったらロビーかどこかで暇潰しててね」

雪沙「おくれちゃだめだよぉ〜、ぜったいだよぉ〜」

雪菜「雪沙の面倒・・・ちゃんとみてる・・・です」

僕「持っていくものそれだけ?忘れ物ないよね?」

雪巳「ないよー、じゃー行こー、時間もったいないよー」

 

サイフも携帯もちゃんと持ったよな、よし、

ドアを閉め、廊下を歩いてエレベーターに乗り込む・・・まだ4人で。

 

雪沙「いっかいまではまだいっしょだよぉ〜」

雪巳「んー・・・私たちは4階ー」

僕「え!?あ、押しちゃった」

雪沙「ぢゃあゆきさもよんかいぃ〜」

雪菜「だめ・・・1階押しちゃったんだし・・・」

 

ちゃんと雪沙ちゃんをなだめる雪菜ちゃん、

ありがたいんだけどちょっと怖い雰囲気・・・

4階についてエレベーターが開くと雪巳ちゃんに連れ出される。

 

僕「じゃあ2人とも、後でね、お昼ご飯のときに」

雪沙「さいごにちゅ〜〜〜」

雪菜「だめ・・・扉しまって挟まれちゃう・・・」

僕「2人も2人でちゃんと遊んでくるんだよ」

雪巳「私たちもたっぷり遊んでくるからねー」

 

なんて会話のうちにエレベーターが閉まった。

ってどうするんだ!?こんなところで降りて。

 

雪巳「あれしてみたいー」

僕「あれって?・・・ああ、ビリヤード場か」

 

高校のときに何度かした事あるけど、

なかなかむずかしいんだよなぁ・・・楽しいけど。

 

僕「いいけど、ルールとか打ち方とかわかる?」

雪巳「ぜんぜーん」

僕「そうか・・・ま、いっか」

 

教えてあげるのも悪くないし。

 

 

 

僕「よし、じゃあまずキューを取って」

雪巳「これー?数字いっぱい書いてあるよー」

僕「それはボール!キューはこの打つやつ」

雪巳「えー、なんでー?キューってタマの意味じゃないのー?」

僕「その球じゃなくって・・・いい?持ち方はこうね」

 

本当に何も知らないみたいだ、

まあ、雛塚家じゃこんな遊びしてる暇ないもんな。

 

僕「・・・・・で、ショット」

雪巳「へーー、やってみるー」

僕「指がちょっとちがうよ、ここはこうして・・・」

 

・・・指を丁寧に持ち替えさせてあげると、

なんだか胸がドキッ・・・手と手が触れただけなのに、

このときめきは何だろう?それに髪の毛や服の良い匂いも僕の鼓動を速める・・・

 

僕「で、撃つ!」

 

カコンッ!!

 

雪巳「打てたー」

僕「うん、ちゃんと芯を狙って打てたね」

雪巳「それでどうしたらいいのー?」

僕「その白い球で数字の球をはじいてポケット、つまり穴に入れるんだけど・・・」

雪巳「これなにー?」

 

台の端にあるサイコロみたいなのをつまみあげる。

 

僕「それはキューの先につける、滑り止めだよ」

雪巳「こうつけるのー?」

僕「そうそう・・・じゃあボールを準備するね」

 

まずはボール9つでいいよな・・・

あんまり多くの球を使うと力がいるし、ゴチャゴチャする。

ひし型に並べて、っと・・・確か数字の順番は・・・これでいいはずだ。

 

僕「じゃあ始めよう、白いボールをまずあの1番に勢い良く当ててね」

雪巳「あたったらどうなるのー?」

僕「他のボールもはじかれるから、ボールが穴に落ちたらもう1回打てるよ」

雪巳「入らなかったらやりなおしー?」

僕「ううん、交代。白いボールはこの点までの場所だったらどこに置いてもいいよ」

 

普通に点の上に置いた、そして構えて・・・・・

 

カコンッ!!カコカコカコッ・・・

 

雪巳「いったーーー」

僕「わ!思ったより力あるなぁ」

 

ゴロゴロゴロ・・・・・ガコンッ!!

 

雪巳「はいったよーーー!!」

僕「すごい!3番ボールがイン!ビリヤードほんとにはじめて?」

雪巳「そうだよー?次どうするのー?」

僕「まだ1番が残ってるからそれに白いボールをあてて、また入れるの、白いのは入れちゃ駄目だよ」

雪巳「ボールが真ん中いっちゃったー」

 

うんしょ、と前屈みになってキューをかまえる・・・

黄色いTシャツごしに、む、胸が、おっきすぎるおっぱいがテーブルにむにゅむにゅ・・・

 

僕「か、体がボールについちゃうとアウトだからね!」

雪巳「ほんとー?打ちにくーい」

 

ああ、そう言ってるそばから胸の谷間に9番のボールがくいこんでむにむにと・・・

 

カコーン!!

 

雪巳「あたっただけー」

僕「そ、それでもうまいよ・・・」

 

そして9番ボールが胸に埋まった構図はエロすぎだよ・・・

いいもの見せてくれたからファールだった事は黙っててあげよう、うん。

 

・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

 

僕「はい、9番入ったから僕の勝ち!」

雪巳「おもしろいねー」

僕「うん、東京に戻ってもやれる場所は結構あるよ」

雪巳「んー、じゃー今度は他いこうよー」

僕「もうビリヤード終わり?いいけど、じゃあどこ行こう」

 

っていっても1時間はみっちり遊んでたか、

次は何をしよう・・・とりあえずビリヤードをちゃんと片付けて、と。

 

雪巳「あのねー、ほかにも行きたいとこあるのー」

僕「どこかな?天気がいいから外へ行こうか」

 

今度は胸が強調されないとこがいいな、目に毒だ。

 

雪巳「外だったらビーチかなー」

 

・・・あぁ、僕はやっぱり雪巳ちゃんのおっぱいから逃げられないのか・・・!?

 

雪巳「エレベーター呼ぶねー」

 

先にエレベーターホールへ行ってボタンを・・・ちょっと気が利くようになったかな。

遅れて追いつくと丁度エレベーターが上がってきた所だ、2人して乗り込む。ん?上がり?

 

僕「あっそうか、一度部屋に戻って水着を取る訳か」

雪巳「えー?ちがうよー」

 

8階のボタンを押す・・・屋上庭園にでも行くのかな?

 

雪巳「ついたよー、確かこっちー」

僕「どっちどっち?・・・・・あ、ここかぁ、カラオケボックス」

雪巳「こういうとこで歌ったことないのー」

 

それはつきあってあげなきゃね。

 

僕「よし、軽く歌おう!」

雪巳「お兄ちゃんの歌も聞きたいー」

僕「いいけど雪巳ちゃんも結構歌える?」

雪巳「お兄ちゃんの家にきてからテレビでいっぱいおぼえたよー」

僕「それはよかった」

 

うん、カラオケボックスなら健全なデートができそうだ。

 

 

 

雪巳「♪いぇ〜〜〜めっちゃ〜〜ほーーりでーーー♪」

 

でかい声だ・・・元気の固まりみたいだな、でもそれが凄く魅力的だ。

 

雪巳「うきうきのなっつっきーぼーーー♪いぇーーーーずばっとー・・・」

 

にしても、体全身をバネみたいにして歌ってるから、

大き過ぎるおっぱいが、ゆっさゆっさと・・・黄色いTシャツごしだから、

うっすら透けているブラの動きまで見てとれる・・・これってEカップ?あんまり基準わかんないけど。

 

雪巳「・・・の恋したいっ♪」

 

一番小さなBOXに入っちゃったから、迫力ありまくる・・・

汗がとんできそうっていうか、すでに熱気みたいなのが良い香りとともに・・・

 

僕「うまいうまい、アイドルみたいだったよ」

雪巳「ほんとー?じゃーお兄ちゃんだけのアイドルになるー」

僕「・・・・・さて、僕も歌おうかな」

雪巳「ジュースおいしー」

僕「もうなくなっちゃうね、おかわり注文していいよ」

 

密室で2人っきり・・・

カップルだと変なことしちゃう奴もいるんだろうなぁ

僕はとてもできないけど。・・・・・でもキスくらいなら・・・あ、曲がはじまる!

 

僕「♪〜(お好きな曲を歌ってください)〜♪」

 

汗をにじませた雪巳ちゃんがおしぼりで首筋を拭いてる、

あぁ、シャツの中にまで入れて・・・ちらりと見えるおへそがえっちぃ・・・

 

僕「♪♪♪〜〜〜〜〜」

 

脇の下まで拭いてる、

今度は袖の隙間からブラが・・・

いけないいけない、モニターの歌詞に集中しよう。

 

僕「♪♪♪(あなたの好きな歌のサビをうたっています)♪♪♪」

 

モニターの反射でうっとり僕を見つめる雪巳ちゃんが見える、

歌が終わると急いで次の曲を選んでインプットした。

 

雪巳「上手だったよー」

僕「ありがとう、つい熱くなっちゃった」

雪巳「ほんとー、耳まで紅いよー」

 

いやそれは、雪巳ちゃんのせいもちょっとあって・・・・・

 

雪巳「はい、おしぼりー」

僕「ありがとう」

雪巳「曲がはじまるー」

 

・・・・・このおしぼり、僕のだよな!?

 

もどる めくる