2003年6月29日 2003サロマ湖100kウルトラマラソン     T.K

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第1章 北の大地へ
6月27日、サムズの他のメンバーより一足早く北海道入り。羽田空港を8時30分の日本航空
で新千歳空港へ向った。搭乗した機体は偶然にも前日のニュースで話題になっていた松井ジェット
(機体に松井の顔が描かれている)だった。しかも座席はアッパーデッキ(と言ってもエコノミーだが)。
ちょっとラッキー??? 新千歳空港到着は10時。空港のショピングセンターでお気に入りの北菓楼シュ
ークリームを購入。レンタカーの手続きを済ませて、車に乗りこみ、新千歳空港から網走まで約350km
のドライブに出発した。途中旭川ラーメン村で旭川ラーメンを食べ、層雲峡、北見と通過して網走には
夕方6時に到着。チェックインする前に夕食(お・す・し)を済ませて、7時前にチェックインした。
宿泊は、ホテルビューパーク悠遊亭。選んだという訳ではなく、格安のレンタカー付きパックツアーで
網走周辺となると、ココしか選択の余地がなかった。特別に良いというわけではないが、一応、温泉
だし、去年も宿泊してみて、それほど悪い印象も無かったのでスンナリ決った。北海道入り初日は、
遠距離ドライブでやや疲れたので、早めに就寝。この時点で、2日後に100kmを走るという実感は殆ど
無し。すっかり北海道観光モードに入っていた。

第2章レース前日 ワッカの下見?
北海道2日目は、朝6時に起床。朝食が7時からだったので、ホテルの目の前にある網走湖を軽く散策。
約30分程度のウォーキングを行った。朝食後は、まず網走水族館に向った。ここは以前に行った事の
ある施設で、アザラシに餌付けをする事ができるのだが、そのアザラシがナイスなキャラで、エサを見せ
ると、ヒレでお腹をバシバシ叩いてアピールする。前回はこれにハマって、笑い転げた。そのアザラシに
再会しようと向ったのだが、何と、この水族館は、閉園してしまっていた。アザラシと言えば、たまちゃん
で大ブームになっていただけに本当に残念。

次に向ったのは、ワッカネイチャセンター。私は翌日の大会で嫌と言うほど、ワッカ原生花園を走るので、
何も前日まで…と思うのだが、K枝は応援バスを利用して応援するので、このワッカ原生花園に足を
踏み入れる事はできない。そこで、ネイチャセンターのレンタサイクルを利用して、見学する事になった。
天気は晴れ。昨年は直前に霜が降りてしまったせいで、花の咲き具合が良く無かったが、今年はエゾ
スカシユリのオレンジや、はまなすのピンクが太陽の光を浴びて咲き誇っていた。翌日の大会では、
心の余裕を失ってじっくりと観賞する事ができないかもしれないし、下手すればここまで辿りつけない
かもしれないので、思う存分、ワッカの景色を堪能する事にした。しばらくサイクリングしていると、いか
にもランナー!って感じの人達とすれ違った。考える事はみな同じ? なかには丹代さんのような有名人
も… 

そしてワッカ原生花園の次に向ったのは、浜佐呂間町白帆にある斉藤商店。ここは愛の施設エイドとして
超有名なお店で、金曜の夜にはサロマ湖ウルトラマラソンに出場する常連さんが集まる場所だ。ここの
お母さんが気さくな方で、レース後半70km手前で時には優しく、時には激しく?選手たちを迎えてくれる
のだ。こんかいはここでお土産を購入しようと始めから決めていた。ホタテ,ホッケ,ししゃもを購入。
ホタテは特大サイズ10枚で1000円にも達しないほど格安。全部合わせても3000円程度。ついでに隣の
食堂で、特製の海鮮丼も頂いた。するとお母さんのサービスで、昨年のサロマ湖100kmウルトラマラソン
のビデオを店内で上映してくれた。最初は時間が早いこともあって、私達だけだったがその後、続々と
ランナー達が集まってきた。同じ目的で訪れた人達が集まって食事をするという何とも言い難い楽しい
雰囲気が漂っていた。食事を終え、それではお先に…、明日頑張りましょう!と挨拶を交してお店を出た。
何としてでも、愛の施設エイドまでは到着せねば!の思いを強くした。

お店を後にして、この日にしなければならない事は、エントリーだけとなった。折角なんで、コースを逆から
走ってスタート地点に行くことにした。キムアネップの森,緑館,月見が浜,42.195kmポイントそして湧別町
体育館。途中、何人かのランナーが走っているのを見かけた。その中には、完走請負人として名高い、
巨人軍団の斉藤親分さんもいた。ウルトラの達人達が、1年ぶりにサロマへ集まってきている事が凄く嬉しく
なり、もう既に大会(お祭り)は始まっているんだなという実感が湧いてきた。

第3章 エントリー、仲間と合流
エントリー会場に到着した。エントリー手続きを済ませようと体育館に足を踏み入れたら、ケソさん、としお
さんと再会。お二人とは別々の宿泊所だったので、翌日の健闘を誓い合い、スタート地点での再会を約束
して別れた。その後ゼッケンなどを受け取りゴール時にアナウンスしてもらうメッセージを記入して投函。
参加者全員に振舞われるホタテ焼きを食べ、完走のTシャツ申込を行い、サロマ湖100kmオリジナル
グッズを購入して、この日にサロマ入りする仲間達を待った。 

会場内をぶらぶらしていると、K枝の携帯に後続組到着の知らせが入った。そして受付場所の体育館で、
100kmに出場するキャップ,でんでんむしさん,トミーさん、50kmに出場するhiroさんと合流した。キャップ
とトミーさんは去年も出場しているので、慣れた感じ?、でんでんむしさんはやや緊張気味?hiroさんは、
50kmに記録を意識して挑むという強い姿勢が感じられた。彼らが一通りの手続き?を踏んで行くのを、私と
K枝は金魚の糞状態でくっついてまわった。

受付会場でやるべき事が済んだので、翌日のコース下見を兼ねて、夕食場所(網走市内)へ向かう事にした。
そういえば、この日は本当に気持ちの良い天気だった。朝のうちは曇っていたが、ワッカに到着する頃には
日が差し、受付会場では、やや汗ばむくらいの気温になった。それでも風が凄く爽やかで明日もこんな天気
だったら良いのになぁーと何度も思った。

網走市内に到着すると、炉端焼屋で焼き魚定食(私はハラス)を食べ、コンビニで翌日の朝食(というか夜食)
を購入、速やかにホテルへ帰った。翌日のホテル出発時刻はAM2:15。急いで翌日の仕度を済ませておかない
と寝る時間が無くなってしまう。ウルトラマラソンは既に始まっていた?

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