2003年6月29日 2003サロマ湖100kウルトラマラソン     T.K

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プロローグ 今年も挑戦!
昨年(2002)のサロマを完走した瞬間から、2003年の出場は心の中で決っていた。去年は
不本意な内容ながらも、終わってみれば完走という最高の結末を迎えられたが、果たして
今年はどうなるんだろう???昨年同様、今回も応援バスでサロマに参加?するK枝から
言われてる言葉は、『どうでもいいけど、あんまりヒヤヒヤさせないでね!』だった。
これについては、私も同感。もしウルトラにドラマのような筋書きがあるのなら、もう少し楽に
完走させてね!とお願いしたところだ。今年も去年同様、『サロマ湖100km完走できます
ように!』という絵馬を掛けた。去年は鎌倉建長寺の半僧坊だったが、今年は時間が
早すぎて空いてなかったので、鎌倉の鶴ヶ丘八幡宮にかけた。せめて、お汁粉を食べるくらい
の余裕は欲しいので、これに一言、『らくらく』を付け足して、『サロマ湖100kmらくらく完走
できますように!』としてみた。果たしてその効果は???

今回のトレーニング状況は?と言うと・・・
去年のように一月(いちがつ)から半年も掛けて備えてきたのとは違い、あまり超長距離という
のを意識しないで、自然体を通して取組んできた。時には長い距離をゆっくりと、時には短い
距離をゼェゼェと。山登りもしたし、砂走りもした。クロスカントリーをメニューに加えたり、ウォー
キングを織り交ぜたり、その日その日、身体が求めるトレーニングを積んできた(つもり)。
距離的には、去年より少し多い程度。大きく違うのは6月の練習量。去年は6月に入り、走行
距離を大幅に落として、疲労を完全に抜いた状態で(筋力も抜けてしまった?)、本番に備え
たが、今年はレース当日に焦点を合わせるようなことはせず、レース当日を通過点と考えて
取組むことにした。したがって、6月に入ってもあまりペースを変えずに、走れる日は出来るだけ
走るようにした。意気込みという点でも、ガチガチに入れ込んで、体調の変化に神経質になり
すぎていた去年とは違い、今年はかなりリラックスしている。(といっても出発直前になったら、
微妙に緊張しはじめたが…)これは、100kmという途方もない距離を経験した事から生まれた
余裕(諦め)かな? どんなに体調を万全に整えたって、最初から最後まで快調なペースで
走り切ると言う訳にはいかないんだから、流れに任せて、調子の良い時は良いなりの、調子が
悪い時は悪いなりの走りをして、楽しむことを心掛けて走っていけば、道はきっと開けてくる。
そんな開き直りの気持ちが生まれている。

あるウルトラ達人の言葉(楽しく走れば、無理は出来る。)をよーく噛み締めて
スタートラインに立とうと思う。死なない程度に頑張ろう!が今回のキーワード!?

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