星空満点の里

ここ長南町の山内地区は、夜空のコンデションが大変良く、多くの星、星座を見ることができます。ここにその一部を掲載します。


いて座付近の夏の銀河

金星
いて座付近から空の写真を撮ってみました。
うっすらと銀河が見えます。

白鳥座付近の夏の天頂

金星
夏の夜空の天頂には白鳥座があります。
そして夏の三角形を形作るわし座のアルタイル、こと座のベガ、白鳥
座のデネブが見えます。
写真のどこにあるかわかりますか?
皆さん探してみませんか。
長南町の古代稲の里「山内地区」では星空が良く見えて星がいっ
ぱいです。

金星

金星
金星は、太陽系で太陽に近い方から2番目の惑星。また、金星は
地球のすぐ内側を回る惑星で、地球に最も近づく惑星でもありま
す。
直径は地球の0.95倍、重さは地球の0.82倍と、大きさ・重さとも、
地球とよく似ています。
その内部構造も地球とほぼ同じであると考えられています。
地球に似た惑星であるため、「地球の姉妹惑星」と表現されること
があります。
また、太陽系の惑星の中で最も真円に近い公転軌道を持っていま
す。
地球から見ると、金星は明け方と夕方にのみ観測でき、太陽、月
に次いで明るく見える星であることから、明け方に見えるものを「明
けの明星」、夕方に見えるものを「宵の明星」といい、月のように満
ち欠けを起こします。

JAXA:金星の基本情報

アンドロメダ銀河(M31)

アンドロメダ大星雲
アンドロメダ銀河は、アンドロメダ座に位置する地球から目視可能な
渦巻銀河です。
さんかく座銀河 (M33) 、銀河系(天の川銀河)、大マゼラン雲、
小マゼラン雲などとともに局所銀河群を構成します。
アンドロメダ銀河(M31)は、地球から約250万光年の距離に位置
し、M33とともに肉眼で見える最も遠い天体です。
およそ1兆個の恒星から成る渦巻銀河で、直径22〜26万光年と
我々の天の川銀河(直径8〜10万光年)よりも大きく、局所銀河
群で最大の銀河です。

月食

2021年11月19日の月食です。
地球と月は太陽の光を反射して輝く天体です。地球にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月の頃だけに起こります。
月が98%欠ける部分月食、みごろは午後6時ごろとのことで、午後6時15分に撮影しました。

オリオン大星雲(M42)

オリオン大星雲(M42、NGC 1976)は、オリオン座の小三つ星付近に広がる、天の川銀河内にある散光星雲です。
オリオン大星雲は、現在でも活発に星が生まれている領域で、1500光年の距離にあり、その広がりは25光年におよびます。
ほぼ中央にある4個の明るい星はトラペジウムと呼ばれ、若い星の群れであり、その周囲に散らばる多くの星の大部分は、分子の雲の中に埋もれた生まれて間もない小質量の星で、温度が低く、赤外線でしか見えません。
また、トラペジウムの右上の赤い領域は、オリオン大星雲の中でも最もガスの密度の高い場所で、赤外線でしか見ることができません。
ここでは、太陽の30倍にもおよぶ巨大原始星から吹き出す高速のガスが周囲の分子雲のガスと衝突して衝撃波を作り、水素分子を光らせていると考えられています。水素分子などの出す光を観測できるのも、赤外線による観測の大きな特徴の一つです。
赤外線フィルターを調整したデジタルカメラで撮影すると写真のように撮ることができます。

火星

火星は、地球の軌道のすぐ外側を運動している惑星です。
太陽系の太陽に近い方から4番目の惑星で、太陽系内では水星より大きく2番目に小さい惑星である。
火星には海が無く、酸化鉄(赤さび)を大量に含む赤い地表が広がっています。半径は地球の約2分の1、質量は地球の約10分の1であり、火星の地表での重力の強さは、地球の40パーセントほどです。
望遠鏡で火星の表面を見ると赤橙色の表面に薄暗い模様が見えます。
冬季には大きく広がる北極・南極に白く見える極冠、南半球の夏季に大規模な砂嵐が現れます。

木星

木星は太陽系にある惑星の1つで、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星です。
木星の赤道半径は地球の11.2倍、体積は地球の1316倍もあり、太陽系の中で大きさ、質量ともに最大の惑星です。
しかし質量は地球の317.832倍しかなく、平均密度は1.33にすぎない。それでも木星の質量は他の惑星の質量の合計の2.5倍もあることになります。
表面には何本もの暗い縞模様が見られ、とくに赤道の南北両側にある2本はもっとも著しく、それぞれ北赤道縞および南赤道縞とよばれています。
また有名な大赤斑とよばれる楕円形の赤みを帯びた斑点が17世紀ころから知られており、南半球の温帯地方にあって絶えず濃淡や形状を変えています。
木星には1610年にガリレイが発見したイオ、ユーロパ、ガニメデ、カリストの4大衛星をはじめ現在確認されたものだけでも16個の衛星が知られております。

プレアデス星団(M45)(スバル)

プレアデス星団は、おうし座の散開星団で、メシエカタログでの名称はM45、和名はすばる。
冬を中心に秋から春先にかけて観測できます。
肉眼でも輝く5から7個の星の集まりを見ることができ、双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見えます。
比較的近距離にある散開星団であるため狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しております。
プレアデス星団は生まれてまだ間もない若い星の集まりで、その年齢は約6千万-1億歳と若い年齢の青白い(高温の)星の集団です。
しかしながらこの星々は、表面温度が1万5000度以上もある超高温星の青白い色をしていて、かなりのエネルギーを使っているために、長くてもせいぜい1億年ぐらいしか輝いていることができないだろうと考えられています。これは星の世界ではきわめて短命な星であるといえます。
プレアデス星団がとてもきれいに明るく見えるのは、この星団が私たちの地球から400光年と比較的近い距離にあることと、直径わずか15光年ほどの中に約120個ほどの青白い超高温星が群がっているからです。

土星

土星は、太陽から6番目の、太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星です。
巨大ガス惑星に属する土星の平均半径は地球の約9倍に当たるります。平均密度は地球の1/8に過ぎないため、巨大な体積のわりに質量は地球の95倍程度です。
そのため、木星型惑星の一種と分類されています。
土星は恒常的な環を持ち、よく目立つ環と、薄く見える環が地球から見えます。 この環の間のすきまはカッシーニ の間隙として知られています。
これらはほとんどが氷の小片であり、岩石のデブリや宇宙塵も含まれています。
知られている限り82個の衛星を持ち、うち53個には固有名詞がついています。
チタン(タイタンともいう)は土星最大で太陽系全体でも2番目に大きな衛星であり、水星よりも大きく、衛星としては太陽系でただひとつ有意な大気をまとっています。