さて、2012がスタートした。
今年がどういう年になるのか思いをはせる人も多かろうが、ここはまず落ち着いてカレンダーを眺めてみてほしい。春まで休みがない、ということに愕然とするであろう。
建国記念日が土曜日なので、来週が成人の日で正月休み疲れのリハビリをしたところで、そこから春分の日まで 9 週間連続で週 5 日出勤。
去年、節電がらみで、祝日の分の休みをかきあつめた夏休みを二度とらされたからわかるが、これって地味に堪える。
GW も GW で、真ん中が空いているので、つなげようと思ったら三日も有給休暇を取得しなければならない。これが通らない環境の人って多くないだろうか。
で、秋分の日も文化の日も土曜日。
だから、時の記念日を祝日にしようよぉ。
週休二日の会社員でない人には関係のない話をしてしまったが。
「休日」という方言は見当たらない。定期的な休日という概念が明治以降のもので新しいからであろうか。
休憩のことを「
たばこにする」「
たばこする」と言う地域は多いようである。ググると全国各地で見つかる。
「
こびる」も同様。
話をガラッと変える。電気から電器。
夏に冷蔵庫が壊れた。正確に言えば、壊したのだが。製氷に張り付いた氷をドライバーでコンコンとはがしている間に、どっかまずいところを触ってしまったらしく、ウンともスンとも言わなくなり、慌てて買った。学生のときに中古で入手した奴で、三十年近くの付き合いになるのだが、大分、弱ってきていて、何度か中のもの腐らせてしまったこともあり、この冬を越したら買おう、と思っていたところで、気の毒なことをした。
秋口には電気釜がいかれた。炊飯機能自体は無事だが、タイマーが効かなくなった。外付けのタイマーを買う、という選択肢もあったが、これも貰ってから十数年たっていて、内釜のコーティングがボロボロであり、頃合かと思って
購入。
安全のためか、本体と電源ケーブルを磁石で接続するようになっているのだが、これがまた簡単に外れる。ちょっと触っただけでも接続が切れ、朝起きたら炊けてない、寝ようとしたら炊き上がっていた (一回、切れてからまたつながるとこうなる)、という事件が頻発。切れてても外れてるように見えないところがたちが悪い。新しい冷蔵庫は天板が小さくて置き場所がないので、床に直置きなのだが、こんなのでは、本体とコンセントに落差がある場所、配線が込んでる場所になんか置けないだろう。接着剤で固定してやろうか、と思っているところである。
「壊れる」についてはかなり前に取り上げた
ことがある。
洗濯機が危ない。これが今年の警戒対象である。
これも中古で買ってから二十年くらいになるのだが、たまに突然止まることがあるし、ジーンズなど重いものを洗濯する場合、それだけでないとほとんど回らないようになってきた。脱水槽のほうも、ちゃんと中のバランスを取ってやらないと、洗濯物が一、二枚でも回らないことがある。
やつあたりの対象となっており、俺に蹴飛ばされることもあるのだが、それとは関係ない…と思う。
洗濯物を取り込むことを、栃木や茨城では「
こむ」、長野や静岡では「
よせる」、長崎では「
とえる」と言うらしい。
俺んちでは「
いれる」だったような気がするなぁ。
「取り込む」を方言だとしているページが見つかって正月からびっくらこいた。
「やつあたり」は、岡山で「
あたりがけ」、近畿の一部で「
あたんする」というらしい。「当たる」という形もあるから、どっちもそれだだと思うんだが、このあたりはもうちょっと掘ってみると面白いかもしれない。
話を休みに戻す。
節電の必要性に変わりはない、むしろ強化することになるだろうから、今年も夏休み二回になるかもしれない、と思っているところである。
そのときに、有給休暇の強制消化とか、祝日分をかきあつめるのでなく、会社の休日自体を増やせるかどうかで、企業のエコに対する本気度が分かるんじゃないか、とか思ったり。
冬休みが二度にならないのはなんでだろうね。電気より石油だからかな。でも、逼迫するとか、オーバーするとかいうニュースもあったような気がするんだけど。
あ、盆に休まない、というのは許容されるが、三が日に仕事ってのは流石に受け入れられないからか。エコの優先順位はまだその辺り、と。