サントリーが
BOSS という缶コーヒーを出しているが、先月から、80 年代ヒット曲の CD をおまけにつけるキャンペーンを実施している。
6 本パック一つにつき一枚なので、そうそう買うわけにはいかない。ターゲットを決めて、その発売を待つ。
ターゲットは勿論。

買い逃さないようにと思って、このニュースを聞いたらすぐにあちこちのスーパーを回ったのだが、どこにもない。いや、ばら売りや 2 ダース入りの段ボール箱はあるんだが、6 本パックがないのである。捜索範囲を広げて、ドラッグストアで売ってることを確認、その日を待つ。しかし、「一個しかなかった」という情報が入ったので、週末を待たずに閉店間際の店に飛び込んで捜索、なんとかゲット。確かに、その店にも一個しかなかった。
対象のコーヒーが六つで、付録の CD は
30 種類。一つ一つの数はそんなに多くないのだと思う。別に
浅香唯に限らず、買おうと思っている人は気を付けるべし。
それにしても、6 本入りが \398-. ということは、一本あたり \66-. 自販機で買ったら \120 するんだぜ…。
セレクトカフェは、砂糖を使っているのが気になるが、甘さは控えめである。一日に何本も飲まなければ問題はあるまい。尤も、欲しい CD がたくさんある、という人はそういうことになってしまうのかもしれないが。
前に、地域名を冠したコーヒーがある、という話をした。
10 年も前なので、状況が変わっているかもしれない、と思って調べてみた。
結論から言うと、あんまりない。
まず、山口の
やまぐち炭屋珈琲が、「山口ふるさと珈琲」というのを出している。パッケージ写真を見ると「
ぶちうま」「
おいでませ」「
ようおいでました」「
たまげた」「
知っちょる」「
えぇ〜のんた」という言葉が見える。
個々のコーヒーの説明がないところを見ると、パッケージに書いてあるだけで、それぞれがコーヒーの種類だというわけではないようだ。
ほとんどの語は説明不要だろうと思うが、「
えぇ〜のんた」だけはググって確認した。「いいですね」らしい。
どうせなら、「これなに?」って単語を載せた方が目を引くんじゃないかと思うんだが。
千葉の
珈琲の遠山が、「
おらっちのコーヒー」というのを出している。
「
よさこい龍馬コーヒー」というのもあるらしい。
沖縄で「ティダコーヒー」というのを見つけた。「
てぃだ」は前に書いたように「太陽」のことだが、これは喫茶店の名前の様だ。
そういうのだったらたくさんあるのかもしれないが、「喫茶店」が減っている現状を考えると、たくさんはなかったりするのかもね。
ジョージアが東海地方限定で「
でら! 珈琲」というのを出している。「ぶち珈琲」「ばり珈琲」は見あたらなかった。
また、これも東海地方限定だが、
中日ドラゴンズ応援缶というのも去年と今年の夏に販売してたらしい。「
でら! 応援しとるがね」「
でら! 頑張ろまい!」と書いてるそうな。上記のマイナーチェンジ版だろうか。
という具合に、どうも方言とコーヒーとは相性が悪い。
おそらく、基本的に輸入品だということがあるのだと思う。ジョージアの商品名が「コーヒー」ではなく「珈琲」であることが端的に現わしていると思うが、日本語の方言とは組み合わせにくいのだろう。
あと、コーヒーが持つある種の高級感が関係あるんじゃないだろうか。
昔、一家に一台だった頃のテレビや、ない家のほうが多かった頃のクーラーなんかも、「薔薇」「高尾」など漢字の名前がついていた。それに近い感じはないかなぁ。まぁ、缶コーヒーに高級感を持つ人がどれくらいいるかは別として。
俺がコーヒーを飲むようになったのは、確か小学校の 5 年生の頃である。マセガキって感じもするが、母親とか年の近い叔父とかが飲んでいるので、自然にそうなった。小学校を卒業してからの春休みの間は毎日飲んでた様な気がする。
胃が弱くなって通院するようになってからは、カフェンイレスコーヒーを選んでいる。カフェン入りを飲むのは、実家に帰ったときと、旅行中くらいである。旅行中だって、スタバに入れる状況ならデカフェを頼む。
俺が入手できる範囲のカフェインレスコーヒーには、インスタントが
GOLDBLEND と 輸入品の
Taster's Choice、
KREIS CAFE、豆では
スターバックスと
TULLY'S、輸入品で
LAVAZZA がある。GOLDBLEND とスタバの
Komodo Dragon が好きだが、調べてみたら通販なら
KEY COFFEE も扱っているらしい。ほかにも色々あるようだし、その内、試してみようか。