ＭＴＣ報告書Ｎｏ．１０

古典的ネタに挑戦！ＰＡＲＴ２

情報提供者：吉岡育郎

ＭＴＣＮｏ．０３で、古典的ネタとして「プリン＋醤油＝ウニ」という古典的ネタに挑戦した我々ＭＴＣ取材班は、新たなる古典的ネタに再び挑戦することになった。その古典的ネタとは、
アボガドに醤油をつけるとトロの味になる
というヤツである。これは以前からやってみたいネタの１つであったが、食材の入手が困難であった。今回はたまたまスーパーで売っていたのを目撃、即座に購入したため、今回の実験が行われることになった。

食材 (Ingredient)
今回は上にもあるように、偶然食材が入手できた。

アボガド：スーパーで１コ１００円
醤油：キッコーマン特選丸大豆醤油

調理方法 (Recipe)
アボガドの皮を剥いでスライスして、醤油に浸していただく。

試食 (Taste)
もともと私はあんまりアボガドを食べたことがないので、どうのこうの言える立場ではない。過去に一度だけアボガドを食べたことがあるが、そのときも醤油に浸して食べていた。だからつい数年前まで私は「アボガドは醤油につけて食べるのが当たり前」 と思い込んでいた。ところがどうも違ったらしい。
ということで前置きはここまでにして、いよいよ試食である。私の意志をそのまま伝えるチョップスティックがやや抵抗しながらもアボガドをつかむ。そして醤油に浸されるアボガド。そのアボガドは私の口に運ばれ、そして・・・。え？

どこがトロの味なんだ？

別に大した味ではないのである。それにあまりおいしくない。確認のためにもう一口。うーん。確かに口の中に残る油っぽいしつこさが、魚臭さを感じさせるものではあるが、「トロ」とまではいかない。せいぜい

青臭くさらに野菜臭い魚といった感じ

である。ワサビを効かせるとややしつこさが薄れる感があるが、はっきりと言えることは

あえてこうやって食べるほどの味ではない

ということである。古典的なネタが立て続けに２つもこのような結果になってしまった。いやはや、人の噂は信じちゃいけませんね。

今だから話せる主宰ウラ話
うーん、古典的ネタってどうもうまくいかないですねぇ。
「古典的ネタ」って言うからにはけっこういろんな人が試してそれを認めているっていうことでしょ？だのに何故？
アボガド＋醤油の場合も単に食べるだけじゃなくて、例えば何にも予備知識がない人に目隠しをして食べてもらうとか、いろいろすればトロになるかもしんないっすね。
そういえば以前、「赤身の刺身にマヨネーズをつけて食べるとトロの味になる」っていうのをテレビで見たんですが、これを応用してアボガド＋マヨネーズ＋醤油だったらもっとトロに近くなるかも知れませんね。
機会があったらリベンジしたいネタの１つです。