MTC報告書No.8
たまにはリッチな気分に!
情報提供者:馬目知徳

ある時、私の所属している部の元部長がこんなことを言ってきた。 「うちの兄キがよくやるんだけど、 甘納豆にブランデーたらすとマロングラッセの味になるらしいゼ。」え?
そんなにお高いものはMTC精神に反する
と思ったが、向こうがブランデーを提供すると言うので、 しぶしぶ(内心はウキウキ)実験をすることになった。
食材 (Ingredient)
今回の食材は、情報提供者が用意してくれた。その内わけは
  • 甘納豆:でん六甘納豆・特選白花
  • ブランデー:サントリー・ブランデー V.O.(V.S.O.P.ぢゃないよ)

調理方法 (Recipe)
甘納豆をブランデーに浸して食する。まあ、なんてお手軽!

試食 (Taste)
始めのうちはMTCにブランデーという高価なものを使うこと自体に違和感があったが、 やはりおいしいものには替えられない。 ということでつまようじに甘納豆をさして、それをブランデーに浸して食べる。 うっ、と最初のブランデーがちょっときつい。何度か甘納豆を噛み砕く。おお、

確かにマロングラッセだ!!

本当にマロングラッセの味である。 ただ、甘納豆が強いので、すぐに甘納豆の味になってしまう。 そこで甘納豆につまようじで数箇所穴をあけ、しばらくブランデーに浸してから食べてみる。おお、

マロングラッセの味がさらに持続している!

のである。これはよい。実によい。 私のような貧しいものでも、ちょっと奮発すればこんなにリッチな気分に浸れるものか、 としみじみ感じた。 よく考えてみれば、実家でマロングラッセを作る時には、 確かにナポレオンを2本使っていた。 だから、この組合せがマロングラッセに近いのは当然かも知れないが、 甘納豆が栗の味になるのには驚かされた。
今だから話せる主宰ウラ話
これはマジで感動です。今まででNo.1と言っても過言ではないぐらい。
ちなみにこの元部長、結構食べるものに関してはウルサイです。 この回だけでなく、ここでもスポンサーとして活躍してくれてます。 また、人がいない時期を見計らって、 こんなことまでしてしまいました。
いやはや、食べ物のうらみ、いや飽くなき追求とは恐ろしいものです。

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