天王洲(ビル群と運河)



港南公園先の遊歩道より野外彫刻を通してビル群を望む

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 JR浜松町から羽田空港行きのモノレールに乗ると、次の駅が天王洲アイルです。駅は近代的なビル群と運河に囲まれ、片道はJR品川駅にすると適当な散歩コースになります。
 羽田空港にモノレールで行くとき「天王洲アイル」を通り、または天王洲にある劇場で公演が行われていることは知っていました。しかし駅に降り立ったり、近くを散歩する機会がありませんでした。
 2000年の秋に油絵のグループ「サークル・トライ」で風景画を描くため、初めて十数名でこの地を訪れました。2001年の正月には友人の茨木君と家内の三人で写真撮影に行きました。

天王洲コースと所要時間(単位は分)
          天王洲コースのコースタイム
全コースの徒歩時間は、歩くだけでおおよそ1時間30分です。

詳しくは地図を参照して下さい。


歩道橋を通してC棟を望む
1 JR品川駅−八山公園
 品川はJR山手線または京浜東北線でしばしば通りますが、駅に降りたのは久しぶりでした。東口(新幹線のホーム)の開発で駅の構造がすっかり変わってしまったのに驚かされました。駅の中央に跨線橋ができ、ホテル・パシフィツクなどがある山側と海側のインターシティーとの連絡が便利になりました(前は入場券を買わないと海側に出られなかった)。さらに東口にはA、B、C棟という背の高い3棟のビル(これがインターシティー)ができました。この三つのビルを抜けて(スカイウエイを大井の方に歩きC棟の手前を左に折れる)歩道橋を渡ると、そこがもう区立八山公園です。

菜の花と港南公園
2 楽水橋−港南公園
 八山公園を抜け、東八山公園を斜めに横切り、その先を東に向かい三菱信託銀行を左に進むと旧海岸通りに出ます。通りを渡ると道の奧に楽水橋が見えてきます。橋は高浜運河にかかっており、橋の突き当たりには都営アパートがあります(左は東京水産大学の門です)。運河沿いに右に曲がると運河の縁にボードウオーク(タイルを敷いた遊歩道)があるので道に沿って左に曲がります。この角にあるのが港南公園です。この頁のトップの写真はここから東に向けて撮ったものです。この方向だけでなく、ここから運河越しの眺めはどちらを向いても絵になります。 

天王洲水門
3 天王洲水門−ふれあい橋
 ボードウオークは海に向かって伸びているので、右にある「ふれあい橋」を渡らずにまっすぐ進むと、運河の奧に天王洲水門があります。その奧は首都高速道路羽田線にモノレールが走っています。左は東京水産大学で帆船雲鷹丸(うんおうまる)が見えます。水門から先は道がないので戻ってふれあい橋を渡ります。橋の下は天王洲運河で、渡りきったところが天王洲地区です。
案内図
4 セントラル・タワー−スフィア・タワー
 運河の天王洲側にもボードウオークがありますが、橋を渡ったら一つ左の道を、まっすぐ東に進むと海岸通りにぶつかります。この通りは実は五反田から大崎を通り、第一京浜を越えてきた山手通りの延長です。左角(第二公園)に地区の案内地図があるので、天王洲全体のビル・公園の配置を見ておくと、これから歩く道が確認できます。
 少し天王洲運河の方に戻ると左側にセントラル・タワーがあり、ビルの二階からスフィア・タワー(今来た道の右側)に入ります。

シティーコープ・ビル
5 JTBビル−シティーコープ・センター
 モノレール「天王洲アイル駅」の表示に導かれて進むと高速道路を越えたあたりに駅が現れ、さらにそのまま進むとJTBビルとセンタービルの間に入ります(右はアートスフイア[劇場]、左はガレリア[アーケード])。一・二階には商店が並んでおり、一階に降りるとフラン・フラン(文房具・食器など)があります(二階奧の西洋料理「ラ・プラージュ・シェ・ルイ」のランチはお勧めです)。
 ショッピングを楽しんだら表に出ると海岸通りに出ます。通りには首都高速一号羽田線とモノレールが並んで走っています。右に少し歩くとシティーコープ・センターの入っているビル(「第一ホテル東京シーフォート」も一角を占めている)があります。

JALビル
6 ボードウオークを経てJALビル
 シティーコープ・センター・ビルの先(天王洲大橋のたもと)には京浜運河に沿ってアイルの散歩道と名づけられたボード・ウオークがあり、道なりに右に曲がると、左は運河で、右にはさっき通ったJTBビルが見えます。このあたりはシーフォート・スクエアと呼ばれ、建物が変化に富んでおり、写生またはスナップの題材には事欠きません。
 道なりに右に曲がって一旦海岸通りに戻り、品川埠頭入り口で高速道路と別れて斜め右の天王洲通りに入ります。2001年正月に、ここを訪れたときは臨海副都心線天王洲駅の建設工事中でした。左側にJALビルがありますが、ここもビルの裏には運河添いの遊歩道があるので、そちらを通ってビルの先に出ます。

パークサイド・ビル
7 天王洲公園−パークサイド・ビル−スフィアタワー−天王洲アイル駅
 JALビルの前の天王洲通りを渡ると天王洲公園と隣接して野球場があります。公園の先を右に曲がると天王洲ビュータワーが、続いてパークサイドビルがあります。ビルの二階で海岸通りを越えると郵船ビル・ショッピングプラザがあり、前に通ったスフィアタワーを通って、モノレールの天王洲アイル駅に出ることができます。

出典 「http://www.tennoz.co.jp

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[Last Updated 5/31/2006]