テニス

写真(神宮外苑テニスクラブ)
先輩と(神宮外苑テニスクラブ)

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[経過]
 学生の頃は友人の家で軟式テニスを楽しむ程度でした。
 会社に入ってから職場や先輩で硬式テニスをする方が多かったのと、たまたま新しくできた明治神宮テニスクラブに入り、4人で会社が終わってから誘い合わせてダブルスを楽しみました。青山の野球場の近くにあり、都内では珍しく緑の多いところです。いまだにクレイコートなので足に負担がかかりません。最近は室内コートも8面できたので、雨の日もテニスが楽しめます。
[現状]
 週に1度はコートに足を運んでいます。同年齢の同じくらいのレベルの人と誘い合わせて、シングルスを楽しんでいます。週末や平日の午前中、コートがすいているときにやります。また週末の午後には仲間とダブルスをやります。技術の方は相変わらずですが、健康維持には最高かと考え、何歳までできるか、ともかく楽しんでいます。
 神宮にはひとけた会(昭和一桁生まれの希望者で構成し、春秋2回4チームに分かれてテニスを楽しむ。ほかに明治会、大正会がある)、どんぐり会(名前の通りあまりうまくない人の集まり。ひとけた会、大正会のメンバーが多い)などがあり、また気のあった4人(ほぼ技術が揃った歳も近い連中)で月に一度位ダブルスをやったり、夫婦で温泉や旅行に行くまでに発展しています。
 最近は以上に加えて、三つの新しいトピックスが加わりました。
1) 冨中さんを囲む会
 冨中さんは神宮クラブの大先輩です。昔はレベルが高くて近寄りがたかったのですが、一時はサービスを教えていただき、最近は歳をとられたので、コートにはほとんど出られなくなりました。そこで友人の増田さんの発案で、神宮に近い中華料理店で昼食をとりながら得意なテーマを話します。冨中さんからは人生の哲学を、増田さんからは香港のことを、私からはIT技術の話しをしました。
2) 等々力テニス
 我々のいた会社では地区毎に年金友の会がありますが、川崎地区の先輩が等々力(川崎市の総合グランドです)のコートを時々確保してくれ、川崎に住む同期の友人からメールで知らせてくれるため、月に1回くらいプレイしています。
3) 佐々木君
 小学校からの友人で、バスで4駅ほどの場所に住んでいる佐々木一哉君が元属していたクラブがつぶれたため、神宮ラブの平日会員になりました。腕前もチョボチョボなので、神宮クラブや前項の等々力のコートに時々同道しています。まだ現役なので多少時間に制約はありますが、ヨットのベテランでもあり、スキーもやるので良い仲間が増えたわけです。

 もうそろそろシングルスは無理かと思いますが、ダブルスは90才位までできるようです。

テニスを続けておられる方々に贈る言葉
出典 「勝利の秘訣」
一流スポーツ選手139人の言葉の競演
マイケル・リンバーグ編 金井哲夫訳
(常田 修氏の手紙より転載)

目 次

Chris Evert
Martina Navratilova
Tracy Austin
Billie Jean King
Arthur Ashe
Jimmy Connors
Stann Smith
Rod Laver
John McEnroe
Bjorn Borg

Chris Evert
1286勝147敗

人生の目標がなんであれ
その方向に歩いていけることを
いつも誇りに思わなくちや

チャンピオンなら、心の底から
チャンピオンじやなきやダメなのよ
有名なコーチを雇って
最新の道具を持つなんてことは誰にでもできるけど
心がチャンピオンになっていなくちゃ
チャンピオンになれないわ
反対に、何ひとつ持たないかわりに
その気持ちと勇気と根性だけで
やりぬく自信があるなら
チャンピオンになれちわよ

どうしてチャンピオンになれたかって?
父がコーチとトレーニングをしてくれて
どんな時も励ましてくれたからよ
でも、それだけじやない
私は長い間ずっと
決して過去を振り返らないことと
決して敗北にこだわらないことを押し通してきたの
いつも前だけを見てきたのよ

負けるといつもホッとするの
敗北は、私から大きな荷物を取り去って
私を普通の状態に戻してくれるからよ
いくつかのトーナメントを勝ち続けたりしたら
雲の上にいるみたいな気分になれると思うけれど
負けると、また頑張ろうって気持ちが湧いてくるのよ

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Martina Navratilova
厳しい状況の真っただ中に置かれて
まわりから『集中しろ!集中しろ!』って言われるけれど
ちっとも集中できないってことあるでしょ
集中するって、そんなに簡単なことじゃないのよね
必要な集中力は試合のずっと前からもってなきゃダメなのよ
集中力は、練習中のコートで生まれるもの
グランドストロークや、サーブや素早い足の動きや
そういうすべての練習から生まれるのよ
練習も試合のときと同じように精神面が大切
打つボールすべてに集中するのよ
精神を研ぎ澄ませて、気持ちを引き締めて、一点に集中する
そして、ひとつひとつのショットをカバーするとき
ただひとつのこただけを考えるようにしていれば
精神的な準備は、意識しなくても
自然にできるようになるはずよ
これが本物のテニスのプロのやり方

クリス エバートやトレーシー オーステインをよく観察すると
あの人たちが殺し屋の本能で動いているこたがわかるはずよ
どんなにリードしていても
すべてのポイントを全力で奪おうとする
すこしのチヤンスも、敵には絶対に与えないのよ
駆け出しのころ、私が痛い目に遭ったのは
それだけの執念がなかったからよ
手を緩めてしまうことはよくあったの
もう勝ったも同然と思って集中力をなくしちやうのね
すると第3セットでは忽ちタイブレークに
持ち込まれるなんてことになるの
そういうときこそ、殺し屋の本能の出番よ
殺し屋の本能は、試合を終わらせるパワーを与えてくれるの
弱点を見っけたら、殺し屋の本能はこう言うのよ
早いとこヤツらを片ずけてウチに帰ろうってね

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Tracy Austin
完全に終わるまで
気を緩めるこたなんて絶対に出来なかった
『いい格好をして相手に勝ちを譲るな
ストレートで勝てると思ったら、そのままストレートで勝て
最初からがむしやらに行くんだ
出来るだけ早く勝負を決めてこい』って
いつもコーチに言われてたのよ

Billie Jean King
とにかく、まずは最高の選手になりたいと思うことね
やれそうな感じを掴んでからじやなくて
それに、多くのことを犠牲にする覚悟も
決めておかなければダメね

世界のナンバーワンを目指すなら
絶対に一番になるんだという完璧主義者としての
猛烈なメンタリティーがなくちゃね
一度ナンバーワンになったら、もう気は抜けないし
ナンバーワンであるこをを楽しむことすらできないのよ
ナンバーワンになれば、それを守ること
それでもまだ強くなること
ナンバーツーとの差を保つことなんかで頭は一杯
悲しいかな、これは確実に言えることだけど
本人はぜんぜん楽しめないのよ
だけど、そうじゃないとベストではいられないんだけど

Arthur Ashe
本当は敵と対戦しているんじゃない
自分自身、自分の最高の目標と対戦するんだ
そうして自分の力の限度を引き上げることができたことが
最高に嬉しいんだ

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Jimmy Connors
コートでは、どろどろの戦いが
展開されていることを、誰もわかっていない
ボクのやりかたは、あまり社会には
受け入れられないみたいだけど
生き残るためには仕方のないことなんだ
ボクは敵を愛するためにやっているんじやない
ヤツを叩き潰すためにやっているんだ

ボクは、試合の前にはかならず
自分は勝つんだと信じながら
ウオームアップするんだ
生意気に聞こえるかも知れないけど
そうすることが、試合中の自信に
つながっでいるような気がする
ただ自分に勝っぞと言いきかせたり
思い込ませたりするというのとは違うんだ
そんなことで作り上げた自信なんて
ニセモノだからさ
そんなもの、簡単に敵に打ち返されてしまうよ
信じるものは本物でなければダメだ
本物の自信をつける方法は、ただひとつ
しりかりとサボらずに
十分時間をかけて練習することさ
そして、心から
自分はできるんだという確証を持つことだ

目的を持って練習することだ
ボク自身のことで言えば
朝、3時時間から4時間練習して
少し休んで、2時間後に
『あれもこれも、もっと気を入れてやればよかった』
とボヤクのは、なんとも気分の悪いものだ
練習では、どれだけ充実した時間を
過ごしたかが意味を持つんだ
どれだけ長くやったかじゃない

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Stann Smith
試合の目的以外のすべてのことを頭から追い出せ
真のチャンピオンは
自分の馬鹿なミスや
アンラッキーな球筋のことは
心の外に追い出して
ゲームに集中できるのさ

すべてのショットに情熱をかけるんだ
たとえそれが「不可能」なシヨットでもだ
むしろ、不可能なものこそ、そうすべきだ
だって、それで得点が入れば
相手を強烈にガックリさせることができるからな

Rod Laver
前のポイントのことを
頭の中から追い出すことがいかに重要かなんて
力説するつもりはない、忘れることさ
どんなに考えても、前のポイントは戻らない
まずいプレイをしたら、取り返しはつかない
いいプレイをしたからって、次のポイントが取れるわけでもない
次のポイント、考えなければならないのは、これさ
『次のポイントを取れ!』と自分に言い聞かせるんだ
『次のポイントを取れ!』とね

John McEnroe
コート上では、笑わずふざけず真剣になれと
両親やいろんな人たちに教えられてきた
コートに立つということは
集中するということなんだ

テニスのチャンピオンにとって
一番重要な資質だって?
それはあまり調子のよくないときでも
なんとかふんばって
勝利をものにしょうとする「欲望」だろうな
これほ精神の問題だよ
チャンピオンなら
誰でもこの資質を持っているはずさ
チャンピオンはあきらめない
いつだって、「もっと」何かを追求しているんだ
それが見ている人に伝わるんだ
真のチャンピオンと言われたければ
それを忘れないことだ

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Bjorn Borg
ボクの最強のポイントは、しつこいところだ
試合では絶対にあきらめない
どんなに負けていても、最後のボールまで戦うんだ
ボクの対戦成績を見ればわかるよ
逆転不可能と言われつつ
それをひっくり返したゲームが
山ほどあるからね

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[Last Updated 8/31/2001]