目次に戻る

トップページに戻る

総目次に戻る

3.地元のボランティア
 3.1 国際ボランティアから国内ボランティアへ
(後方支援から直接参加へ)
JVCでのOA化が一段落し、たまたま窓口役のY氏が現地活動に代わったこともあり、地元でのボランティアへの転身を図った。具体的には大田区の福祉公社が実施しているボランティアの斡旋に登録し、現在(1999年秋)までに次の三つのサービスを行って来た。
1) 車椅子介助 (1997.3〜1999.7)
車椅子による中学生(途中から高校に進学)の自宅からスクールバス乗降車地までの送迎であるが、次の二つがきっかけになった。
 1.1) 母の散歩に車椅子を使い、操作になれていた。
 1.2) たまたま会員になったSVA(曹洞宗ボランティアセンタ)の機関誌「シャンティ」に車椅子補助をやっている女性から、男性への参加要請があった。
2) 外出介助(短期間)
 利用者がデイケアセンターへ通うときの付添
3) 話し相手と外出介助(1999.11〜)
 利用者の夫が高齢で、ボケも少し始まっているため、利用者の外出の留守番を兼ねて、夫の話し相手をしたり、散歩の付き添いをする。
4) 近年(2000.4〜2007.6)は、高齢者に対して将棋と囲碁のお相手をしていたが、相手の方が亡くなったため、ボランティアが中断した。約7年間続いたことになる。しかし前にやっていた車椅子のボランティアは年齢的に無理だと思い、新しいボランティアを探していた。傾聴の講習も受けたが、具体的な要求がなかった。
 3.2 絵画ボランティア
  3.2.1 ぬり絵ボランティア
 ある日、たまたま近所の文化センターに行ったところ、張り紙があり、近所のデイサービスで自分の趣味を生かしたようなボランティアの募集があった。丁度ボタニカルアートのTV放送があった時だったので、職員の方と花を描くことで打ち合わせたが内容が固まらなかった。たまたま別の本を買いに行った本屋にぬり絵の本があり、この二つ(ボタニカルアートとぬり絵)を併せたようなことができるのではと思い職員の方と相談し、半年間やってみることにした。
 具体的には次のように方法を決めた。
  (1) 頻度 月に1回
  (2) 期間 2008.10〜2009.3
  (3) 対象者 数名
[具体的な過程]
 花の選定  その時期に入手しやすいもの(季節の花 鉢植えまたは切り花)
 スケッチ   相手のレベルも考えて描きやすいものとする。花を見ながら花の数、構図などを考える。
 水彩画    原画は水彩とする。
 ぬり絵作り  原画の輪郭線を写し取ってぬり絵の原紙とする。
 色塗り(色鉛筆) 色鉛筆で塗ってみる。どれくらいの時間でできるかも確認する。
 筆塗り     たまたま手持ちの色鉛筆は水をつけると水彩のように描けるものだったので、余分に色鉛筆で塗って、さらに筆で水彩のようにする。
 こうして作成したぬり絵の例をご覧に入れます。
[結果]
 参加者数は7名でほぼ固定した。
 参加者に喜んで貰っている。
 職員の協力も得られた。
 このボランティアは結局2年間続けた。すなわち上記の期間は次のようになる。  (2) 期間 2008.10〜2009.3 → 2008.10〜2010.9
  3.2.2 絵画ボランティア
 前項のようにぬり絵ボランティアはデイサービスだが、同じ建物に特別養護老人ホームがあり(むしろ、こちらが主業務)、前の絵画の講師が止めるらしく講師の声がかかった。こちらはぬり絵ではなく、デッサンをして水彩またはクレヨンを使って仕上げる絵画だった。頻度は同様に月に1回、人数は数名(6名以下で車椅子の方が大半)
期間 2008.4から(今回はいつまでという期限は決めていない)
 半年は両方を実施したが、ぬり絵は画材が尽きてきた(最初は庭にある花を使っていたが、鉢を買う回数が増えてきた)こともあり、2010.10からは絵画だけになった。。
 また問題点として、担当者が毎回変わるので新年度の切り替え(画材など)が難しいことが解ってきた。また最初は多分前の講師からの引継で、補助のボランティアが2名おられたが、開催日の変更などによる連絡が悪かったせいか、来られなくなったのでこれもやりにくい点であった。問題点はすこしずつ改善して行きたい。

 3.3 大田区福祉公社の紹介
 区民の参加と協力により、高齢者や傷害をお持ちの方に在宅福祉サービスを提供することを目的に、平成2年10月に大田区が設立した財団法人である。
在宅福祉サービス事業については、次の三つがある。1)家事援護サービス 2) 介護サービス 3) 食事サービス
 このうち介護サービスとしては、次のようなものがある。1)食事の介助 2) 排泄介助 3) 身辺介助 4)入浴介助 5) 身体の清拭 6) 通院の介助 7)車椅子の介助 8) リハビリ介助 9) その他の介助 10)介護を伴う家事援助
 3.4 具体的な活動の仕組み

仕組み

4.小さなボランティア
4.1 エルダー・ホステル
; 外国人の観光案内
 50歳以上の方を対象に国内及び海外の大学や教育機関と提携して(国内はペンションが多い)様々なテーマについて学習する。海外(アメリカ・カナダが多い)からのホステラーが来日したとき、宿舎近く、または都内観光のアテンドをする。

4.2 大田区; アルミ缶集め
 アルミ缶を集め、区の設備まで運ぶ。資源の有効活用と謝礼金の寄付との一石二鳥である。トラック提供者の転居、区の分別収集の整備などにより、中断した。

目次に戻る

トップページに戻る

総目次に戻る

[Last Updated 7/31/2012]