大田区の散歩道7
小池公園ほか

  目 次

1. はじめに

2. わくわく公園

3. 小池公園
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(出典 大田区地図帳 大田区広報公聴課)

1. はじめに
 環七と学研通りの交点に夫婦(めおと)坂があります。東急池上線の長原駅の近くです。今回、ご紹介するのは今年大田区にできた、この近くにある二つの公園と、その間を結ぶ散歩コースです。
 スタートは夫婦坂で4系統の東急バスが通っています。JR大森駅と東急井の頭線新代田を結ぶ森91系統、荏原町駅(東急大井町線)入口とJR大森駅または蒲田駅を結ぶ森02または蒲15系統、上池循環(乗る場所により外廻り[森06]または内廻り[森07])です。すべての系統は、都営地下鉄浅草線の、馬込駅を通ります。二つの公園の間は約5百米で徒歩で約10分位です。上の地図を参考にしてください。青色の線は、右から左へ、夫婦坂から北馬込わくわく公園を通り、小池公園に寄って長原駅に出るコースです。

2. わくわく公園(大田区北馬込1-7-9)
 夫婦坂の交差点はかなり広く、4系統のバス停はバラバラなので、注意が必要です。交差点から北に向かい最初の信号のある交差点を左折して少し進むと、右側に「北馬込わくわく公園」の石碑が見えてきます。
 ここは北馬込1丁目の法務省官舎跡地で、公園は四方を住宅と道路に囲まれるようにして造られています。
 公園は西側にネットで囲まれたボール遊び場、中央に子供用の遊具のある、芝生エリア、東側は広場となっています。
 公園には幾つかの遊具があり、園内には芝生や花壇などをぬうようにして遊歩道があり、遊具としては頭上までネットで覆われたボール遊び場、ブランコ、プレイコンボの他に、大人向けの誰でもできる簡単なアスレチック遊具が4種類あり、背筋、腰の運動などができるようになっています。また各所にべンチが置かれ公園を訪れる人の休息所になっています。
 安全対策や、防犯に配慮して見通しの悪い建物や高木はありません。こじんまりとした公園ですが風通しの良さも感じられます。
 小池公園に行くには、今来た道を公園の先の角を左折し、環七に出たら約百米くらい北西(中原街道寄り)に歩き、上池台4丁目という標識のある横断歩道橋(小池歩道橋)を渡ります。白百合幼稚園の少し北西の梶原陶芸と三矢電器の間を左折します。道の右側は上池台4丁目ですが、50番地の先(左側は上池台3丁目11番地の先)を右折します。3区画位歩くと(下り坂です)左側に小池公園が見えてきます。

3. 小池公園(大田区上池台1-36)
 入り口に立つと右手にベンチが並び左手に池を囲むように一周約400mの遊歩道の入り口が見えます。以前は釣り堀として親しまれてきた小池ですが、平成16年に閉業し、今年(2009年)4月に公園として誕生したものです。洗足池と同様に湧き水で出来た池です。区内では洗足池につぐ約6,000平方メートルの面積があります。右の写真は北東の隅から池を見渡した風景の一枚です。
 散策路の東側には子どもが水遊びをできる親水ゾーンがあり、ビオトープ(小動物が生息できる環境)を意識した草や植え込みが見られます。訪れたころには水面にミズスマシ、アメンボウ、道端にはホタルブクロ、オミナエシなどが見られました。遊歩道の幅が広くなっているところには新しく設置されたアスレチック複合遊具があります。散策路は車椅子対応のバリアフリーの設計となっています。
 ここまで歩いても30分ほどの距離しかありません。散歩にしても運動にしても手頃なコースかと思います。ぜひ一度散策してみたらいかがでしょうか。小池公園の入り口に戻り、前方の坂を右に折れると長原商店街で、東急池上線の長原駅には北に約350m、徒歩5分です。
(出典 「まごめ[コミュニティー紙]」 平成21年9月1日 地域力推進馬込地区委員会)

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[Last Updated 9/30/2009]