木曽駒トレッキング
      目 次

1. 概 要

2. 第1日 地蔵峠から開田高原

3. 第2日 木曽駒ヶ嶽ほか

4. 第3日 水木沢天然林ほか

5. おわりに


   千畳敷カール
            

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1. 概 要
 平沢先生が主宰するでスキー教室BSAでは、スキー以外にも春と秋にハイキングを行っています。今年(2009年)春は木曽駒トレッキングだと聞いて初めて参加しました。19名が参加し、現地集合・解散で宿泊は木曽駒高原の「森のホテル」でした。
 1) 名称     木曽駒トレッキング
 2) 訪問地   木曽駒ヶ岳ほか
 3) 期間     2009.7.13〜15
 4) 参加者   BSA会員19名
 5) 交通機関 貸し切りバス(東京から現地まではJR中央本線)
 6) 訪問先 (1) 地蔵峠 (2) 開田高原 (3) 千畳敷カール (4) 乗越(のっこし)浄土 (5) 光前寺 (6) 水木沢天然林 (7) キビオ峠

2. 第1日 地蔵峠から開田高原(地図1参照)
 第1日目は木曽古道で、御嶽山を眺めながら散策しました。
 JR木曽福島駅で昼頃、集合し、ホテルからの迎えのバスに乗り、昼食のイタリアンビストロ松阪亭に向かいました。福島宿は中山道(なかせんどう)にあり、福島関所が有名です。レストランは中山道の一部である上の段坂の近くにあります。このあたりには古い街並みが復元されています。昼食後、木曽駒高原にある森のホテルに移動しました。部屋割りの後、着替えて午後のウオーキングに出掛けました。今日は地蔵峠から開田高原に向かいます。361号線ができたので通る車も少ない旧道に入り、湯本二本木の湯を越え、権現滝のあたりで車を降りて、展望台に向かいます。稗田の碑のあたりで再びバスに乗り開田高原に向かいました。このあたりは木曽御岳山の裾野で登山口もあり、野麦峠や乗鞍岳も近くです。開田高原には木曽駒の里があり、普段は馬が放牧されています。このときは午後4時を過ぎていたので放牧は見られませんでした。厩舎(きゅうしゃ)につながれた馬を見た後、あたりを散策しました。開田高原観光案内所の近くでソフトアイスクリームを食べ、ホテルのバスでホテルに戻りました。

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3. 第2日 木曽駒ヶ岳ほか
 第2日目は駒ヶ岳トレッキングです。
 駒ヶ岳には木曽谷側と伊那谷側から登れますが、今回は伊那谷からです。ホテルのバスで権兵衛トンネル(地図2)を通って伊那に出て、途中駒ヶ根市で専用バスに乗り換えます。細い山道を通ってしらび平(地図3)まで登ります。ここはロープウエイの麓駅で一気に標高差約千米を登ってくれます。ロープウエイの中からは麓方面に南アルプスの山々が一望できます。降りた千畳敷山頂駅には、千畳敷ホテルが併設されています。目前に千畳敷カール(氷河の浸食によって山地の斜面に生じた半円形の窪地 圏谷[けんこく])が広がり、その奥に宝剣岳が見えます。ここでお花畑2組と登山の3組に分かれました。私は登山組(4名)で乗越(のっこし)浄土まで急登ました。乗越浄土まではお花畑を荒らさないようにロープが張られており、岩を金網に入れたブロックが積まれていて登りやすくなっていました。ここまで来ると見晴らしがよく、記念写真を撮った後、鞍部の小屋の前で昼食をとりました。帰りは宝剣岳を回って帰ろうとしましたが、急にガスが出てきたので、登った道を帰ることにしました。14時のロープウエイで下り、駒ヶ根市の光前寺に寄りました。

4. 第3日 水木沢天然林ほか(地図2)
 第3日目は木曽川源流の水木沢天然林のウオーキングです。原始の森と太古の森の二つのコースを歩き、最後に床並(とこなみ)の滝を見ることができました。水木沢は平成の名水百選にも選ばれています。ホテルのバスで奈良井宿に近い木祖村の水木沢天然林まで行き、管理棟の前で説明を受けた後、太古の森コースから歩き始めました。自然林と人工林の違いを実物で説明して貰い、ほとんどが自然林であることを確認しました。途中で原始の森コースに入り、最後は床並沢の途中にある床並の滝を見ました。そこからは林道で、少し歩いて迎えに来てくれたホテルのバスに乗りました。
 昼食は木曽義仲にちなんだそばを食べました。午後は御岳山を眺めに、木曽駒高原のキビオ峠(信州サンセットポイント百選)に行ってみましたが雲がかかっていて御岳山は見えませんでした。

5. おわりに
 今回のトレッキングでは、余り予習をして行かなかったのですが、千畳敷カールを歩いて乗越浄土まで登り、また林道を歩いたり御嶽山を遠望でき、とても充実した3日間でした。バスでの移動でしたがスキーとは違って、3日間行動を共にでき仲間も増えました。

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[Last Updated 8/31/2009]