[経過]
高校から大学にかけては奥多摩・丹沢などに登る程度でした。
社会人になってからは会社の山岳部に属し、春のゴールデンウイークや夏には、縦走やキヤンプに参加していました。北や南のアルプス、八が岳などです。冬は正月を中心に合宿に参加し、スキーを習いました。
会社を辞めてからは、山岳部で主催するOB向けのハイキングに参加する程度でした。今年(2008年)の秋、大学の頃の友人と山に行こうと話がまとまり、最初の山として筑波山を選びました。
[筑波山]
筑波山を選んだのは次のような理由です。
1. 日帰りで行ける。
2. 近くに温泉がある。
3. 日本百名山にも選ばれている。
[筑波山の紹介]
筑波山(つくばさん)は、関東地方東部、つくば市(旧・筑波町)北端にある標高877mの山です。西側に位置する男体山(標高871m)と東側に位置する女体山(標高877m)からなっています。雅称は紫峰(しほう)で、異称として筑波嶺(つくばね)ともいいます。古くは万葉集にも詠まれた名山です。陽成天皇:「筑波嶺の峰よりおつるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる」は子供の頃遊んだ『小倉百人一首』の一句です。 ガマの油売りの口上でも有名です。 男体山及び女体山山頂には筑波山神社本殿があり、山腹に筑波山神社拝殿があります。 美しい姿から富士山とも対比され、「西の富士、東の筑波」と並び称されています。
[アクセス]
つくばエクスプレス(TX)ができて、筑波山に登るのが便利になりました。TXはJR秋葉原と地下で接続しており、快速だと終点の「つくば」まで45分で、駅前からはシャトルバスがあり約40分で登山口まで運んでくれます。
TXの沿線には北千住、三郷中央、南流山、柏の葉ャンパス、守谷などの駅があります。
[コースとタイム](筑波山の地図参照)
筑波神社 → 中ノ茶屋跡 → 御幸ヶ原 → 男体山山頂 → 女体山山頂 → 弁慶茶屋跡 → 温泉センタ
10:00発 11:00発 13:00発 13:30発 14:10発 14:50発 16:00着
1km 1km 0.2km 0.8km 0.7km 2.4km
往きは筑波山ケーブルカーにほぼ沿って登ります。途中、ケーブルカーがトンネルに入った辺りで、線路を越えます。登山道はよく整備され、丸太で階段のようになっていました。御幸ヶ原のケーブルカー終点には数軒の食堂があり、つくば駅でオニギリが買えなかったので、ここで昼食を摂りました。女体山からの下りは、始めはつつじが丘をめざし、弁慶茶屋跡辺りから、筑波神社に行く道に入ります。最初はくさり場もあり、急な下りでしたが、特に問題はありません。
[温泉]
シャトルバスの終点近くに、温泉旅館が数軒あり、我々は筑波神社前バス停のすぐ近くのホテル青木屋に寄りました。
住所 つくば市筑波753-1 電話 029-866-0311
露天風呂「雲上の湯」 展望大浴場「銀河の湯」
時間 12〜16時 料金 \1,050
まだ時間が早かったせいか、入ったとき先客は誰もいませんでした。ところが少しゆっくりしすぎて、シャトルバスが終わってしまい、路線バスを乗り次ぐ羽目になりました。
[参考書とホームページ]
1. ウィキペディア(Wikipedia)「筑波山」 http://ja.wikipedia.org/wiki/
2. 日本百名山 新装版 深田久弥著 新潮社 1991.7.5
3. 「関東の山ベスト100」 JTBパブリッシング発行