目 次 1. はじめに 2. 区報に載った記事 3. 洗足流れと川沿いの歩道 4. 歩いてみて |
洗足流れと川沿いの歩道 |
1. はじめに
2. 区報に載った記事
健康を保つ第一歩はウオーキングだと思っています。普段から図書館に行ったり、スーパーへ買い物に行ったり、歩くことを心がけています
今回ご紹介するのは、地元にある小川沿いの、快適な散歩コースです。私の属している油絵教室では、春秋の2回、風景のスケッチをしています。数年前、洗足池が候補になったのですが、電車で行くと2度乗り換えなければなりません。そこで、自転車で行くことを考えました。ところが地元には坂が多く、自転車には適しません。そこで考えたのが川に沿って行く方法でした。呑川という川があるのですが、中原街道と交差する場所は、かなり川崎寄りになります(洗足池は中原街道に面しています)。そこで地図を細かく調べたところ、上池上から雪谷に抜けるバス通りと、ほぼ並行して流れている小川を見つけました。小川沿いに歩道があり、上池上の近くが小川の終点で、東急池上線の洗足池駅の直ぐ裏まで通じていることがわかりました。
その後、洗足池に自転車で行くのに、この道を何回か利用していました。最近(2007.9.1号)の大田区報に「洗足流れ」の記事が出ていたので、改めてホームページで調べるとともに、歩いてみました。
「涼風を求めて、水辺の散策」
●洗足池から洗足流れへ
洗足池には周辺の植物や樹木を観察する①「池のみち」1.2kmの散策コースがあります。歩き疲れたら、②洗足池図書館のテラスでひと休み、ゆったりとしたティータイムが過ごせます。
また、洗足池駅から続く水路に沿って1.5kmの遊歩道が伸びています。この流れは、洗足池の水を利用し「洗足流れ」を復元したものです。所々に水辺に降りる階段があり、水の涼やかさが体験できます。
③上池台児童館前、洗足流れ東雪児童公園の前にはいすがありますので、休みながらゆっくりと散策を。進んでいくと、カルガモや鯉、ガマなど季節の草花を見ることができます。運がいいと、かわせみに会えることも。しかし頑張りすぎると戻り道はけっこう大変です。自分のペースで無理せずに楽しみましよう。
3. 洗足流れと川沿いの歩道
小川の右側(西側)は東雪谷1丁目と4丁目、左側(東側)は上池台2丁目と3丁目があります。すべてが歩道です。
始点は洗足池駅の直ぐ南側で、洗足商店街から少し西側に下がったところです。道の左側から小川が始まり、サイフォンで清水が湧き出ています。川の片側または両側に歩道があり、川には小さな橋がかかっています。橋は全部で10あり、それぞれ名前がついています。川が住宅に接しているときは、名前のない橋(私道ならぬ私橋)があります。
1. 池下橋
溜井橋までは車道が並行しており、桜並木になっています。鯉が泳いでおり、セキレイの注意書きもあります。
2. 千原橋(平成5年3月完成)
東側に洗足区民センターと上池台児童館があります。石のプロックで作った椅子が数個、置いてあります。
3. 小原橋(おばら)
4. 小池橋
5. 溜井橋
車道を挟んで、荏原病院の裏口と荏原看護専門学校があります。近くに木製のベンチがあります。
亀が遊んでおり、別の場所にはカワニナ(巻き貝)がいます。かるがもの看板が出ています。
6. 栄(さかえ)橋(平成6年9月完成)
コウホネと思われる黄色い花をつけた植物があり、鯉が泳いでいます。
7. 蝉山(せみやま)橋(平成7年3月完成)
鯉が泳いでいます。セリやホテイアオイが生えています。
8. 池雪橋
西側に洗足流れ東雪児童公園があり、木の机が置いてあります。
9. 上池上橋
10. 山下橋
東雪谷交差点近くで、ここから暗渠になっています。多分、呑川にそそぐのだと思います。
4. 歩いてみて
これだけ長い距離(1.5km)の歩道が続いており、しかも小川の生き物を楽しみながら歩けるところは、珍しいと思います。夏は日陰のないところがあるのが難点ですが、おそらく大田区でナンバー・ワンの散歩道だと思います。