谷中七福神

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 谷中七福神は、東京の七福神でも最も古いようです。JR山手線・京浜東北線の田端駅から、上野駅の方に戻りながら参拝します。最初の東覚寺を除いては裏道を通るので、車を気にせずに、静かな通りを歩くことができます。JRの線路と不忍(しのばず)通りの間の尾根(少し大げさですが)を、南下することになります。途中谷中銀座や谷中霊園を通り、最後は動物園を見ながら、不忍池に出るので、何となく親しみの持てるコースです。休憩を除いて全部で約3時間かかりました。時間があればコース沿いにある朝倉彫塑館(彫刻家朝倉文夫氏のアトリエ跡で、和風の庭が眺められる)などに寄ると、楽しみが増すでしょう。色紙(しきし)は最初の東覚寺で入手し、各寺院で御朱印を戴きました。

谷中七福神参詣コース         


詳しくは地図(通信速度によっては見えるまで時間がかかります)を参照して下さい。

1 東覚寺(福禄寿) 東京都北区田端2-7-3 TEL. 03-3821-1031

 JR田端駅北口で下車し、山側(上野から着いたときは左側)の坂を下ります。右手に墓地が見えたら信号を渡ると、そこが東覚寺です。
 東覚寺は白龍山・寿命院と号し、室町時代中期(西暦1491年)に創建され、福禄寿は古い陶神を模して僧玄海が彫った神像です。
 なお山門前に立つ金剛力士「赤紙仁王」は寛永18年(1641)に造立され、身替り仁王として有名です。
2 青雲寺(恵比寿) 荒川区西日暮里3-6-4 TEL. 03-3821-4241

 東覚寺からは裏道を歩いても行けますが、我々は一度田端駅に戻り、一駅電車に乗って西日暮里で降り、坂を登って青雲寺に向かいました。 
3 修性院(布袋尊) 荒川区西日暮里3-7-12 TEL.03-3823-0873

 修性院は青雲寺の並びなので、青雲寺の門を出たら左の方に少し歩く(南下する)と寺院に着きます。
4 長安寺(寿老人) 台東区谷中5-2-22 TEL. 03-3828-1094

 更に南進し、突き当たったところが谷中銀座商店街です。左折すると階段があり、降ったところを直ぐに右折し(石材店の先)、少し歩いた右側に長安寺があります。
 この寺は臨済宗妙心寺派で寛文9年(1669)に老山和尚により開創されました。
5 天王寺(毘沙門天) 台東区谷中7-14-8 TEL. 03-3821-4474

 長安寺の前を東の方(線路の方)に向かうと谷中の墓地に入ります。左に折れるとそこが天王寺です。
 鎌倉時代、日蓮上人の弟子日源上人によって開創され、江戸時代に改宗し今の寺名護国山天王寺になりました。
 江戸時代には富くじで有名で、幸田露伴の小説で有名な五重塔も近くにありました。
6 護国院(大黒天) 台東区上野公園10-18 TEL. 03-3821-3906

 来た道を少し戻り交番の横を通って真っ直ぐ進と谷中の墓地から外に出ます。芸大(国立博物館)の前の通りに出るので、右折して少し歩くと、左側に護国院が現れます。
7 弁天堂(弁財天) 台東区上野公園2-1 TEL. 03-3821-4638

 最後の弁天堂は不忍池の真ん中にあります。護国院の前をそのまま真っ直ぐに進むと、下り坂になり、上野動物園の間を通り、池畔に出ます。そのまま少し歩くと、上野公園の石段(清水観音堂の前)が左に見えますから、そこを右折すると弁天堂にぶつかります。 

出典 お寺で戴いたパンフレット

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[Last Updated 1/31/2005]