アクセスされた方々との交流の場です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
目 次
今年の梅雨は、気温も含めて少し不順だったような気がします。結果的には雨が少なかったようですが、梅雨明けに大型台風が襲ってきました。また首都圏には7月23日に、震度五の地震がありました。
1. 「今月の追加内容」など
1.1 今月の追加内容
今月追加した内容の、ご紹介です。
1.2 新聞の記事から
最近読んだ記事の中で、ご参考になると思われるものをご紹介します。
2. 7月のトピックス
7月の主なトピックスをご紹介します。
2.1 上山さんのバースデイ・コンサート
7月8日、例年のように上山高史氏のバースデイ・コンサートが岩本町のTUCで催うされ、家内と聴きに行きました。
2.2 ワイン・パーティー(右の写真は明神岳近くの尾根から見た駒ヶ岳です)
箱根の宮城野にある友人の別荘でワイン・パーティーがあり、仲間が集まりました。
2.3 岩森美里メゾソプラノ・リサイタル
7月23日に紀尾井ホールで岩森美里メゾソプラノ・リサイタルがあり、家内と聴きに行きました。
3. 来月の予定
今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。
1. 「今月の追加内容」など
1.1 今月の追加内容
「20 リヨンから南フランス」は、先々月参加したフランス旅行のうち、第4〜第7日のご紹介です。
また「忘れられたカミュの墓」は、新聞に載った、プロヴァンス地方ルールマランにあるカミュの墓の探訪記で、上記旅行記の第6日ルールマランの「村はずれの墓地」からアクセスできます。
「18 大佛次郎記念館」は先々月のグループ展に出品した油絵のうち、四枚目のご紹介です。
「25 冬物語」は先月観た平 幹二朗演出・主演のシェークスピア劇のご紹介です。
1.2 新聞の記事から 「学者の鑑」 尾本 恵市−交遊抄
考古学者の故佐原真さん(元国立歴史民俗博物館長)と親しくなったのは、私が1993年に東京大学から京都の国際日本文化研究センターに移ってからだ。私が代表を務めた日本人と日本文化に関する学際的研究プロジェクトに参加してもらい、親交が深まった。
佐原さんは、考古学の本を誰にでも分かるように平易に書くことを実践されていた。たまたま私は『分子人類学と日本人の起源』という本を執筆中だったが、佐原さんが見たいというので原稿をお渡しした。まもなく、ドイツに旅行中の佐原さんから分厚いコメントが送られてきた。そこには、詳しく原稿を読んだ上での懇切丁寧な感想が述べられていて、その好意に感激した。
佐原さんは人をほめるのがうまかった。私の家内なども、佐原さんに面と向かって｢美人｣といわれ、まんざらでもなかったようだ。
晩年の佐原さんはがんに冒され、痛々しい姿だったが、2002年になくなる寸前まで全国を飛び回って考古学のために尽くされた。学者の鑑であろう。
明るく、親切で、誰とでも友情を築いた人柄を反映して、佐原さんのお葬式は真に感動的で華のあるものだった。女性ファンの姿も多く見かけられ、うらやましく思った。 (おもと・けいいち=東大名誉教授)
(出典 日本経済新聞 2005.7.22)
2. 7月のトピックス
7月の主なトピックスをご紹介します。
2.1 上山さんのバースデイ・コンサート
上山さんの宣伝ビラには次のように紹介されています。「上山高史の素晴らしい点｡本格的なJazz Vocalistである事､表現力が豊である事､英語が美しい事､何よりステージが上品である事｡そして更に常に優れたバック･ミュージシャンの起用｡今回も間違いなく最強のトリオと云って良いだろう｡」
昨年と同じように明治神宮テニスクラブのメンバーや、NMCの友人と聴きに行きました。伴奏はビーホット･クリエイションズで、次のメンバーです。
加藤 真一(b), 田中 信正(pf), 斉藤 良(ds)
家内はいつものメンバーより良いのではないかと云っていました。いずれにしろ、いつも楽しい演奏を聴かせてくれ、近く製作予定のCDが楽しみです。
2.2 ワイン・パーティー
三年前に催した古希記念の「東海道五十三次」を企画した連中が、宮城野にある友人の別荘に集まりました。飲み残したワインを片づけようという触れ込みです。日曜日の昼前に三夫妻を含めた11人が集まり、ワインを飲みながら、あれこれと話が弾み、小クラス会のようでした。
近くの旅館を含め、三ヶ所に分宿しました。
翌日は、たまたま同室だったスキー仲間でもある友人と早起きしたので、朝食前に別荘のある分譲地の上部にある登り口から山道を辿り、明神岳と矢倉沢峠との中間部に出ました。あと25分で頂上だったのですが、遅い朝食に間に合うように、山を後にしました。上の写真はその時に撮った駒ヶ岳です。
2.3 岩森美里メゾソプラノ・リサイタル
我々のコーラス指導者岩森先生のお嬢さんの美里さんは、二期会に所属するカルメンを得意とする歌手です。たまたま、一緒に行くために、仲間と待ち合わせた時間の直前に地震があり、都営地下鉄は運転を再開したので、水道橋までは何とか行けました。ところがJR中央線が動かず、混雑でタクシーも全く拾えませんでした。空しく時が過ぎるうち、JR水道橋駅の構内放送を聞いて東京メトロの運転を再開を知り、再び都営地下鉄で大手町まで戻り、丸の内線経由で四谷に着きました。会場の紀尾井ホールに入ったときは、プログラム中程の休憩間際でした。それでも後半のレスピーギやヴェルディの数曲は着席して聴くことができ、日本の歌を主としたアンコールの数曲も聴けました。河原忠之さんのピアノ伴奏も含めてとても良い歌だったので、努力して駆けつけた甲斐がありました。
3. 来月の予定
来月は次のような項目を予定しています。
3.1 5 本の紹介
田辺 保著「プロヴァンス−『生きる歓び』讃 碧い海と碧い空と…」(恒星出版)を読み終えたので、ご紹介したいと思います。
3.2 ウオーキング・旅行
今月の、フランス旅行「リヨンから南フランスへ」の8日目以降を続けるつもりです。
3.3 絵画作品集
4月のグループ展出品作の五点目を載せたいと思います。
3.4 演劇
先月見たベルリーナ・アンサンブルの「アルトゥロ・ウイの興隆」を載せたいと思います。
3.5 興味あるリンク
毎月、少しずつ追加して行く予定です。