みんなの広場
(2004年5月に移動)

改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)04に戻る

トップページに戻る

総目次に戻る

 アクセスされた方々との交流の場です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。

目 次 
 4月は夏みたいに暑い日の後に暖房がほしい日があるなど、不順な陽気でした。八重桜が咲き、新緑が目にしみる季節になりました。4月29日には、ヨットの初乗りも済ませました。
1.今月の追加内容など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  最近読んだ記事の中で、ご参考になると思われるものをご紹介します。
2. 4月のトピックス
 4月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 京都観光
  上旬に京都でSABTECHの集まりがあり、家内と参加しました。
 2.2 サークル・トライ油絵展
  蒲田のアプリコで、第6回の油絵展を開きました。
 2.3 草津旅行(右の写真は、草津のホテル近くから撮った奧白根山です)
  4月16〜17日に、前の会社の仲間と草津温泉に一泊旅行をしました。
 2.4 歌舞伎座4月公演
  姉二人と家内の四人で、歌舞伎座に行きました。
 2.5 キース・ジャレット演奏会
  ジャズ・ピアノのキース・ジャレットの演奏を、厚生年金会館へ聴きに行きました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1.今月の追加内容など
 1.1 今月の追加内容
  入江昭氏は新聞に現代政治の問題点を書いておられますが、世界に広く目を向け、歴史に即した評論にはいつも教えられます。
  「馬込の坂」は先月に続いて二回目で、実際に歩いて確認しながら編集しています。
  「ディナンのバジリカ」は、一年振りに開いたグループ展への出品作のご紹介です。
  英語版は、折り紙の本を採り上げました。
 1.2 新聞の記事から 「俳句への関心生んだ戦争と、シャンパン」 海外文化 フランス
 パリの東に、大聖堂とシャンパン、藤田嗣治のシャペルで有名な街ランスがある。ここで、第一次大戦後の1923年、「葡萄の枝」(ル・パンプル)という地方誌が、特集号「フランスのハイカイ」を出した。
 なぜこのランスに、日本の俳句への熱い関心が起きたのだろう。昨秋、日本学術振興会の研究助成により、フランス国立図書館やランス市図書館などを訪れ、その協力で謎が解けた。戦争とシャンパンが俳句への関心を生んだのだ。
 「フランスのハイカイ」の編者ルネ・モープランは大戦中、隣町エペルネーの中学教師だった。そこで日本文化の紹介書『アジアの賢人と詩人』(16年)を著した哲学者・医者のP-L・クーシューに出会い、俳句の魅力を知った。モーブランは、やはり俳句に魅了された詩人ジュリアン・ヴォカンス(03年2月10日付本紙文化面で紹介)の戦争の悲惨さを鋭いタッチで刻印したハイカイにも深い衝撃を受けている。その後、ランスの高校の哲学教師となり、ランスの貯蔵会社を経営する名家で『葡萄(ぶどう)の枝』誌を創刊したドリュアール家兄弟と出会った。
 第1次大戦後の忌まわしさから逃れようとする狂乱の20年代。モーブランは愛書家でもある名士の援助で日本の俳句に新鮮な活路を見出した。2週間ごとの夕食会でドリュアール家貯蔵のシャンパンを傾けながら、俳句の新しい切り口、人間らしさを愛し、ハイカイの機運は一気に活気づいた。
 喪の夜/波のざわめきに/父の声 モーブラン
 不動の糞(ふん)の山/車走り来て/燕(つばめ)二羽飛び立つ ドリュアール兄
 草原にねそべり/まぶたに/わが素肌の腕(かいな)のまぶしさ! R・ヴァイヤン
 マロニエの樹々は青々と芽吹き/葉のない胡桃(くるみ)の樹を/笑ってる R・ルコント
 ヴァイヤンもルコントも実験詩グループ〈ル・グラン・ジュウ)の創始者で、当時ランスの高校生だった。俳句がフランスの現代詩、抵抗文学につつながる経緯が垣間見られる。その後『ハイカイ百選』(24年)を出版し、パリ高等師範学校(エコールノルマル)の古文書館館長などを勤めたモーブランは、節金入りのコミュニストとして活動を続けながらもハイカイを捨てず、日仏友好誌にも寄稿した。堀口大学らの一部邦訳がある。
 金子美都子(聖心女子大教授)   (出典 朝日新聞 2004.3.15 夕刊)

目次に戻る

2. 4月のトピックス
 4月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 京都観光
 昨年秋の金沢に続いて、4月上旬、京都でSABTECH(フランス留学生のOB会)の集まりがありました。昨秋と同様に留学同期の岡部・山本夫妻と参加しました。
 1日早く京都に着き、蹴上に在る都ホテルに泊まることから、午後の半日を洛東北の南禅寺、永観堂から哲学の道を通って銀閣寺に抜けるコースを散策しました。二日目の午前中は洛東南の清水寺から三年坂、二年坂を通って八坂の塔、高台寺、円山公園、知恩院と歩きました。午後はSABTECHの連中と都をどりを楽しみ、夕方の支部会とパーティーに臨みました。第三日はバス旅行で、宇治の平等院、酬恩院(一休寺)、観音寺、浄瑠璃寺、岩船寺と廻りました。
 丁度桜が満開で、今年二度目の花見ができました。三日目は雨にたたられ、二日目は道が混んで移動に手間ったのが残念でした。
 2.2 サークルトライ油絵展
  今回のグループ展には「ディナンのバジリカ」「ぷかり桟橋」「品川区民公園」の三点を出しました。次のような点から展覧会をやると、皆のレベルが上がるような気がします。
 1. 展覧会に向けて、普段描きかけの絵を集中的に仕上げる。
 2. 額に入れ、一定距離から眺めたり、他人の絵と比べて、客観的に良い点、悪い点がわかる。
 3. 見に来てくれた友人などから助言をもらって参考にできる。
 出品作品は順次「絵画作品集」で、ご覧に入れるつもりです。
 2.3 草津旅行
  前に勤めていた会社の仲間と、車で中央自動車道を通り、草津温泉に行きました。往きには石和の近くにある「ほったらかしの湯」、小諸の懐古園、ざぜん草公園(草津近く)に寄り、帰りはアトリエ・ド・フロマージュ(チーズ屋さん)、神田の糸桜などに寄りました。
 泊まった草津の中沢ヴィレッジの、中沢社長(やはり前の会社で一緒だった)の案内による森林浴が好評でした。
 2.4 歌舞伎座4月公演
  4月の歌舞伎座は白波五人男の通し狂言でした。「知らざあ言って聞かせやしょう」の名台詞(せりふ)で有名な「浜松屋の場」と、番傘を持った五人が揃う「稲瀬川勢揃いの場」は有名ですが、通し狂言は珍しい公演だと思います。中村勘九郎(弁天小僧菊之助)、片岡仁左衛門(日本駄右衛門)、板東三津五郎(南郷力丸)ほかの出演で、久しぶりの歌舞伎を楽しみました。
 2.5 キース・ジャレット演奏会
  「ジャズ完全入門」の推奨するCDの中でも、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」は、もっとも気に入った一枚でした。彼のトリオが来日し、新宿の厚生年金会館で演奏すると知り、NMCの荒川さんと聴きに行きました。彼のピアノとベースのゲイリー・ピーコック、ドラムのジャック・デジョネットのトリオで、今年はキース・ジャレットの初来日から30年目になるそうです。
 彼の独奏とあって、CDの方が良かったような気もしますが、生演奏を聴けたのは収穫でした。

目次に戻る

3. 来月の予定
 今月に続いて、次のような項目を予定しています。。
 3.1 ウオーキング・旅行
  「馬込の坂道」は最後に汐見坂を、ご紹介したいと思います。
 3.2 油絵
  サークル・トライ(油絵教室)の絵画展がへの出品作「ぷかり桟橋」を載せたいと思います。
 3.3 歌舞伎
  4月に見た歌舞伎のご紹介をしたいと思います。
  3.4 英語版
  折り紙の本"Origami-Japanese Paper Folding"の鶴の折り方をご紹介したいと思います。
 3.5 古いページの更新
  毎月、少しずつ更新して行こうと思っています。

目次に戻る

改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)04に戻る

トップページに戻る

総目次に戻る

[Last Updated 5/31/2004]