みんなの広場
(2003年4月に移動)

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 アクセスされた方々との交流の場にしたいと思い、2000年9月から、新たに設けた「みんなの広場」です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。

目 次 
 やっと暖かくなり本門寺の桜も咲き始めました。右の写真は五重塔をバックに、咲き始めた桜です(3.29撮影)。
1. 海外からのメールなど
 浦 真弓さん(オランダ在住)から頂いたメールの続報です。
2. 3月のトピックス
 3月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 苗場スキー
  BSAの今シーズン2回目のスキーとして苗場に行きました。
 2.2 文学座公演「ドン・ジュアン」
  世田谷パプリックシアターで上演され、家内と見に行きました。
 2.3 ヨットの整備
  春になり、佐島に係留してあるヨットの整備をしました。
 2.4 陶芸展「高橋正晴とその仲間」
  陶芸を習いに行っている「夢楽天」の先生、高橋さん一家の陶芸展に行って来ました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 海外からのメールなど
 今月はオランダにお住いの浦 真弓さんから頂いたメールの続報と、目に触れた新聞記事をご紹介します。
1.1 オランダの犯罪
 
先月のこの欄にオランダ北部の小さな町、Delfzijlに住んでおられる浦さんから頂いたメールのことを書きました。シムノンの書いたメグレ警視物の第8作『オランダの犯罪』は、そのDelfzijlが舞台になっています。
  数年前、「私の愛読書」として「 2 ジョルジュ・シムノン氏 メグレ警視シリーズ」を書いたときにとってあった文献を当たったところ、創元社推理文庫と雑誌「宝石」の1953.11の両方に、別の訳で載っていることが判りました。
 そこで国会図書館で探し出し、文庫の一部を読むとともに、「宝石」の分をコピーし、家でゆっくり読み、浦さんにも送りました。
 今月は浦さんとのメールのやりとりを「6. 私の愛読書」「2 ジョルジュ・シムノン氏 メグレ警視シリーズ」の「0. 浦真弓さんからのメール」に、シムノン氏がDelfzijlの川に浮かべたボートの上で、メグレ警視を着想した時の経緯を「11. メグレの誕生」に載せました。

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1.2 「熟年よ、楽器を抱け」 寺島靖国(ジャズ評論家 新聞の記事から 時のかたち)
 60歳を過ぎて楽器を始めた。トロンボーンである。聴く一方のジャズ・ファンだった。「あなた演(や)る人、私聴く人」。そう思いこんで一生を終えるはずだった。
 ふとある時、演らずに死ぬのか、と考えたらいても立ってもいられなくなった。楽器店に駆けつけた。アメリカ製マーチン27万円を新調し、若い人に混じってジャズ学校に通い出した。
 楽器を持って街を歩く。気がついたら楽器に負けないように胸を張って歩いている。背中を丸めていられない。人に気付かれぬよう唇を動かしている。金管楽器の吹奏にいちばん大事な口輪筋という筋肉をきたえているのだ。腹式呼吸も行う。
 先生はまだ1000歩の5歩だというが、2年半毎日練習し「恋人よわれに帰れ」と「イッツ・オールライト・ウイズ・ミー」をなんとか吹けるようになった。どうかすると間違えずに最後まで演奏できたりする。そんな時は天才かと思う。
 年の近い友人でトランペットを始めた男がいる。先日、私の店の集まりに楽器を持参し一曲披露した。たとえ未熟でも人前で演じようとする勇気と心意気に惜しみない拍手が送られた。照れくさそうな、しかし実にうれしそうな表情を見せた。
 親のエゴによる子供の頃の楽器訓練は苦痛である。若い頃はやることがたくさんある。しかし熟年は違う。特に定年後。有り余る時間がある。楽器に愛情を持って接してゆける。人生が音に乗る。
 楽器は熟年のものである。
(出典 朝日新聞 2003.3.11 夕刊)

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2. 3月のトピックス
 3月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 苗場スキー
  昨年秋にBSAに入ったので、今シーズンは講習会に2回参加しました。今回は苗場での講習会で、小学校からの親友でBSAメンバーの小林君、今シーズン、結婚以来初めて再開した大学同級の加藤雄士君と一緒でした。嬉しいことに4年ほど前に、BSAを紹介して下さった大谷さん親娘もご一緒でした。
 加藤君はまずパックで1泊2日滑り、今回が2回目だったのですが、BSAの丁寧なコーチと平沢先生の励ましにすっかり満足したようで、少しも疲れずにスキーができたと、大喜びでした。
 前回参加したシーズン初めと今回とでは教え方が少し変わっており、先生の研究熱心なのには驚きました。
 二日目は天気が良かったので、新しくできたゴンドラ(ドラゴンドラ)で田代、みつまた、かぐらに行き、広いゲレンデを堪能できました。
 2.2 文学座公演「ドン・ジュアン」
  モリエールの有名な喜劇を、渡辺徹を主演とする文学座が上演しました。モリエールの戯曲は初めてですが、相手役のスガナレルは清水明彦が演じ、楽しい舞台でした。例によって舞台装置は簡単で、殆ど同じ舞台で場面が展開されて行きます。
 昨秋に文学座支持会の会員になったこともあり、観劇の機会が増えると思います。
 2.3 ヨットの整備
  昨年からヨットが大型になったのを機会に、陸置きから海上での係留に変わりました。1年間海に浮かべておくと、貝や藻が船底の地が見えないほど付着していました。メンバーが6人集まって、寒風の吹きすさぶ中、第1日目とあって、翌日の塗装に備え貝や藻をスクレーバーという道具で落とし、耐水サンドペーパーで汚れを落とし、さらにたわしできれいにしました。午後には少し雨も降ってきたので、2時半頃終わりにしました。いつものことですがハーバーの風呂からは海が見え、冷え切った身体を暖めながら温泉気分を味わいました。
 2.4 陶芸展「高橋正晴とその仲間」
  陶芸を習いに行っている「夢楽天」の先生の高橋正晴さん、夫人の花田洋子さん、息子の花田賢さんの展覧会が銀座のギャラリー近江で開かれました。ご主人はお抹茶茶碗など、奥さんはピエロの香合など、賢さんは大型の花瓶等一家で腕を競い合うのは見事なものでした。今年で3年目とかで、いつまでも続くと良いと思いました。

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3. 来月の予定
 来月は載せたいものが沢山あるので、下記のうち大事なもの、急ぐものから載せたいと思っています。
 3.1 「6 私の愛読書」の「 2 ジョルジュ・シムノン氏 メグレ刑事シリーズ」に「1 みんなの広場」でご紹介した『オランダの犯罪』を、追加したいと思っています。
 3.2 河合隼雄、村上春樹共著「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」(岩波書店)を再読しました。村上春樹とその作品の理解に役立つと思います。また飯塚恒雄著「村上春樹の聴き方(角川文庫)」という本があり、「あとがきにかえて/『海辺のカフカ』の地を訪ねて」がよかったので載せたいと思っています。
 3.3 ウオーキング・旅行
  来月も上の姉が書いた「北海道(利尻−礼文−稚内)の想い出」の続きを、載せたいと思っています。
 3.4 趣味
  文学座の「ドン・ジュアン」は詳細をご紹介できなかったので、「演劇」に追加するつもりです。
 3.5 趣味
  今井教子・大樹(ひろき)親子から貰った万華鏡がとてもきれいなので、ご紹介したいと思います。
 3.6 趣味
  4月に油絵のグループ展を予定しているので、出品作を載せたいと思います。
 3.7 興味あるリンク
  今後も、少しずつ追加したいと思います。
 3.8 古いページの更新
  毎月、少しずつ更新して行こうと思っています。

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[Last Updated 7/31/2005]