箱根仙石原


目 次

2. 仙石原
2.1 箱根湿性花園
2.2 ポーラ美術館
2.3 リ・カーヴ箱根美術館
2.4 箱根ガラスの森
2.5 仙石原大原のススキ

仙石原の湿性花園

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2. 仙石原(仙石原の地図)
 「箱根」の「概要」で説明したように、仙石原は芦ノ湖の上(北)にあります。金時山(標高1,213m)、丸岳(標高1,156m)、火打石山(標高989m)に囲まれた標高700mの高原地帯です。かって芦ノ湖の湖底にありましたが、渇水の進行と、3千年前に起こった神山噴火により大量の土砂が流れ込み、高原になりました。東京から自動車で行くときは、御殿場経由が便利ですが、バスを利用する場合は湯本(15〜30分おき)または強羅(20分おき)から箱根登山バスを利用することになります。

2.1 箱根湿性花園(仙石原地図のC3 〒250-0631 箱根町仙石原817 TEL.0460-4-7293)
 川や湖沼などの湿地に咲く花を中心に、内外からおよそ1,700種もの植物を集めた大規模な植物園です。湿地だけでなく、林や草原などに生育する植物もエリアごとに分かれており、コースをたどりながら順に見られるようになっています。4月にいっせいに花開くミズバショウ・カタクリをはじめ、初夏のニッコウキスゲ・コマクサ、夏のサギソウ・キキョウ、秋のコムラサキ・リンドウなど、四季折々に見せる花や山草は色鮮やかで、見るたびに新しい発見があります。園内には、休憩所や喫茶店も設置されているので、木製の遊歩道を散策しながら、ゆったりとした時間が過ごせます。
 なお開園期間は3/20から11/30で、この期間は無休です。
 入園料 700円(65歳以上の割引あり) 開園時間9時〜5時 標準見学時間約40分
2.2 ポーラ美術館(仙石原地図のD4 〒250-0631 箱根町仙石原小塚山1285 TEL.0460-4-2111)
 ポーラ美術館は、2002年9月に開館した新しい施設です。コレクションは約9千5百点あり、フランス印象派やエコール・ド・パリなどの油絵が中心で、日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近現代陶磁、ガラス工芸、化粧道具なども多数収蔵しています。
 ポーラ美術館は、「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに、周囲の環境との調和をはかり、建物のほとんどを地下に置いています。
 2004.6.5〜2005.1.10はコレクションにみる「子どもの世界-フジタ、ピカソを中心に」を開催しており、2005.1.16〜8.28は開館3周年記念と銘打って「印象派-モネ、ルノアール、セザンヌと仲間たち」を開催する予定です。
 入館料 1,800円 開館時間9時〜5時
2.3 リ・カーヴ箱根美術館(仙石原地図のC3 〒250-0631 箱根町仙石原934 TEL.0460-4-5599)
 ホテル「リ・カーヴ箱根」の2階にあるこじんまりとした美術館で、ルノアールの最晩年の作品「ソファに横たわる若い裸婦」をはじめ、モディリアーニ、ピカソら近代フランス画壇の油絵を揃えています。我々はこのホテルに泊まったので、見ましたが、わざわざ入場する程ではないと思います。
 入館料 千円 開館時間9時〜5時半
2.4 箱根ガラスの森(仙石原地図のD3 〒250-0631 箱根町仙石原940-48 TEL.0460-6-3111)
 水の都ヴェネチアをイメージしたガラス工芸品の美術館です。池の周りを幾つかの建物が囲み、15〜18世紀にかけてヨーロッパの貴族を楽しませたヴェネチアン・グラスは贅を尽くした中世の貴重な作品から、斬新な現代作品まで幅広く陳列されています。美しい庭園が一望できるオープン・カフェでカプチーノと手作りのケーキを食べながら、本場イタリアのカンツォーネを聞くことができます。
2.5 仙石原大原のススキ(仙石原地図のD3)
 台ヶ岳の北西の山裾に広がるススキの原は、10〜11月の季節には黄金色に輝くススキの穂があたり一面に生い茂り、幻想的な気分にとらわれるようです。我々は夏だったので残念ながら見ることができませんでした。
(参考図書 上撰の旅12 箱根 昭文社)

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[Last Updated 12/31/2004]