目 次 1. 概 要 2. 第1日 出雲大社など 3. 第2日 松江など 4. 第3日 天橋立など |
出雲大社 神楽(かぐら)殿 |
1. 概要
2. 第1日 出雲大社など
0) 名称 「山陰旅行」
羽田空港から出雲縁結び空港に飛び、出雲、松江、鳥取から宮津の天橋立に寄り、伊丹空港から羽田空港に帰ってくるコースです。1泊目は玉造温泉、2泊目は三朝(みささ)温泉に泊まりました。JTBのツアーで、移動は観光バスでした。天気にも恵まれ楽しい旅でした。
1) 主要訪問地 出雲、松江、鳥取、兵庫
2) 期間 2014.9.18〜20
3) 参加者 夫婦2名、ツアーへの参加者は30名でした。
4) 交通機関 航空機、観光バス
5) 訪問場所
[第1日]
(1) 出雲大社 (いずもたいしゃ)
(2) 島根県立古代出雲歴史博物館
(3) 「玉造温泉ゆ〜ゆ」の「どじょう掬い」
[第2日]
(4) 玉造湯神社
(5) 八重垣神社
(6) 松江堀河遊覧船
(7) 小泉八雲記念館
(8) 小泉八雲旧居
(9) 武家屋敷
(10) 足立美術館
[第3日]
(11) 砂の美術館
(12) 鳥取砂丘
(13) 天橋立
(14) 元伊勢籠神社
6) 印象に残ったこと
(1) 山陰は萩を除いて初めてでしたが、出雲大社、松江など、期待していた観光地を訪れ、満足しました。
(2) 宿泊した二つの温泉地がとてもよくととのっていて、今まで訪ねた温泉とは違った印象を持ちました。
(3) 往復ともに飛行機だったので、今まで遠いと思っていた山陰も簡便でした。
7) ホテル
宿泊した二つの旅館は、とても感じの良い旅館でした。
8) 旅行の機会に、古事記、出雲国風土記などの勉強ができました。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)については、これを機に勉強したいと思っています。
9) 参考図書
9.1) まっぷる「山陰」 鳥取 松江 萩 '15 昭文社 2014.7.15 発行
9.2) 「古事記講義」 三浦佑之著 (株)文芸春秋 2003.7.15 第1刷
9.3) 「出雲と大和−古代国家の原像をたずねて」 村山康彦著 岩波新書 2013.1.22 初版
羽田空港(9.55発) → 出雲縁結び空港 →(40分) 出雲大社 (いずもたいしゃ)・表参道神門通り自由散策(自由昼食)[150分] →(60分 17:30頃着) 玉造温泉(玉造グランドホテル長生閣 泊)
出雲は大和朝廷との関係が気になっていたので、実際のお社(やしろ)や位置関係を知るためにも関心がありました。出雲大社は参道からご本殿、拝殿、神楽殿、十九社(じゅうくしゃ 神在月に八百万[やおよろず]の神が宿泊するための社)など、とても立派で、国との引き換えに大社を建ててもらったという故事にもうなずけます。
自由時間に寄った島根県立古代出雲歴史博物館(出雲大社の東側、徒歩約7分)に展示してあった3本柱の出土物と本殿の模型は、見ておいて良かったと思います。入場料は敬老の日が近かったせいか無料でした。
宿泊は玉造温泉でした。川に沿って温泉街があり、草津温泉や蔵王温泉などと比べて、すっきりしていると感じました。旅館の風呂も湯船や温泉が気持ちよく感じました。
夜、「玉造温泉ゆ〜ゆ」で見た「どじょう掬い」は、付け鼻、ざるや魚籠(びく)などの使い方など、観客の希望者を指導する場面から、振り付けの意味がわかって興味がありました。
3. 第2日 松江など
玉造温泉(8:30頃発) →(30分) 八重垣神社[40分] → 松江堀河遊覧船[60分] →(5分) 松江・武家屋敷地区自由散策[30分] →(10分) 宍道湖畔(昼食) →(60分) 足立美術館[105分] →(125分) (17:30頃着)三朝(みささ)温泉(依山楼岩崎 泊)
[玉造湯神社]
朝、出発前に時間があったので、温泉街のはずれにある玉造湯神社を訪れました。出雲国風土記(いずものくにふどき) にもある古い神社です。叶(かな)い石(お守り)があって社(やしろ)にある願い石にお願いするとパワーが叶い石に移り、お守りとして持ち歩くことによって望みがかなうそうです。
[八重垣神社]
昨日と同様に観光バスで出発しました。
ヤマタノオロチ退治で名高い素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)がこの地で夫婦生活をはじめたという故事にちなみ、2神を祀る縁結びの神社として知られています。
[松江堀河遊覧船]
松江城の堀を和船で巡り、川から松江の風景を眺めます。途中数カ所に低い橋が架かっているので、キャンバス製の屋根が低くできるようになっています。川幅は広いところと狭いところがあります。
[塩見縄手]
松江城の北側、堀川沿いにある城下町の面影が色濃く残るエリアです。武家屋敷地区であり、時間の関係から松江城は断念して、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷を訪ねました。
[小泉八雲記念館]
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は1890(明治23)年、英語教師として松江市内の尋常中学校に赴任。翌年、武家の娘だった小泉セツと結婚し、塩見縄手の武家屋敷で暮らしました。「耳なし芳一」「雪女」など、日本各地に伝わる伝説や幽霊話を集めた著書「怪談」で有名です。
記念館には小泉八雲の生涯を紹介するパネルや写真、ゆかりの品々を展示しています。直筆原稿や書簡のほかキセル、望遠鏡などの愛用品も展示してあります。
[小泉八雲旧居]
1891(明治24)年の約5ヶ月間、八雲がセツ夫人と新婚生活を送った武家屋敷で、三方には日本庭園があり、八雲は中央の部屋から3つの庭を眺めるのが好きだったそうです。彼の著作には、この屋敷や庭が登場します。
[武家屋敷]
江戸時代初期に建てられた中級藩士の屋敷です。通りから見える門や玄関はりっぱですが、庭や家族の居住スペースは簡素な造りです。
[足立美術館]
安木市にある日本庭園と横山大観など日本画を中心にした美術館です。設立者足立全康の出身地に建っています。
日本庭園と横山大観を初めとする日本画が数多く展示されています。また、河合寛次郎や北大路魯山人の陶器も見逃せません。
4. 第3日 天橋立など
三朝温泉(8:00頃発) →(45分) 白兎海岸(白兎神社) →(15分) 鳥取砂丘[30分]砂の美術館[45分] →(120分) 出石 →(70分) 天橋立(昼食 兵庫県) →(5分) 天橋立 10分 天橋立展望[40分] 10分 天橋立・元伊勢籠神社[15分] →(120分) 伊丹空港 航空機 羽田空港(20:00〜20:50着)
今日も観光バスで出発です。
[鳥取砂の美術館]
鳥取砂丘の直ぐ近くにあります。砂で世界旅行をコンセプトとした鳥取砂丘の砂を使った彫刻の数々が展示され、今7期目はロシアをテーマにした砂を使った彫刻が展示されています。
[鳥取砂丘]
砂丘に着くと、歩き易いように靴と靴下を脱ぎ、海の方まで歩いてみました。広い砂丘なので、近くに見えていても、着くまでには時間がかかりました。ラクダや馬車による遊覧もあるようです。
[元伊勢籠神社]
宮津に着くと天橋立を見る前に元伊勢籠(この)神社(丹後一宮)に参拝しました。元伊勢とは天照大神が宮中を出られ、伊勢の内宮に鎮座されるまで仮に住まわれた場所です。
[天橋立]
京都府宮津市の宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる砂州です。日本三景の一つです。全長は3.6キロメートルあり、幅は20?170メートルあります。約8千本の松が生えています。
[天橋立展望]
北側には笠松公園に登るケーブルカーがあります。公園は天橋立を眺めるのに絶好の位置にあります。ここで写真を撮ったり、股覗き(反対側を正面にして立ち、股の間から天橋立を見る)をしてみたりしました。
[Last Updated 10/31/2014]