みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「11 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 12月は、下旬に冬至を迎え、昼間の時間が最短になりましたが、好天が続きました。さすがに寒い日が多くなりました。年末を控えて何となく気ぜはしい毎日を送っています。
 パンジーとシクラメンが美しく咲きていますが、芝はすっかり枯れました。
1. 「新年のご挨拶」など
 1.1 新年のご挨拶
  新年のご挨拶を申し上げます。
 1.2 昨年を振り返って
  新年に当たって、昨年を振り返ってみたいと思います。
 1.3 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.4 新聞の記事から
  今月は詩人小高賢さんの「短歌は和歌とちがう」と題するコラムを載せました。
2. 12月のトピックス
 12月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 三渓園散策
  2日に元の職場の忘年会で、横浜の三渓園に行きました。
 2.2 石垣島旅行
  8日〜10日、大学のクラスの仲間と2泊3日で石垣島に行きました。右上の写真は竹富島の民家の赤瓦の屋根で、真ん中にシーサー(イヌの形をした魔除け)が見えます。
 2.3 ヨット合宿
  22日・23日、一泊で、湘南の佐島ハーバーのホテルで最後の合宿をしました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「新年のご挨拶」など
 1.1 新年のご挨拶
  
新年のご挨拶を申し上げます。
 1.2 昨年を振り返って
  昨年の我が家の行事としては、6月にフランス旅行でボルドー〜ツールーズなどに9泊10日の旅をしました。また、今月12月は海外ではありませんが石垣島に2泊3日の旅をしました。
  演劇としては、歌舞伎座が新しく生まれ変わり、久しぶりで吉右衛門の出演する「仮名手本忠臣蔵」が大劇場で見られたのはうれしいことでした。
  ホームページとしては、上の二つの旅行のほか、岡山旅行を含むウオーキングが多かったように思います。
 1.3 「今月の追加内容」
 「8 ウオーキング・旅行」に追加した「65 石垣島旅行」は、今月(2013.12)の旅行のご紹介です。
 「11 興味あるリンク」には、「11 趣味2−旅行」に「11.100 石垣島」と「11.101 石垣 やいま村」を追加しました。両項共、この旅行との関連です。

 1.4 新聞の記事から
  「短歌は和歌とちがう」 小高 賢

  「和歌をやってらっしやるのですか。いいご趣味ですね」と、ときどき、言われることがある。説明するのも面倒なので、「はあ」とかいってごまかすことが多い。
 同じ31音である。そして、和歌から短歌になったことにまちがいはない。だから、同一のものと錯覚されても仕方がない、しかし、短歌を作っているものにとっては、かなりちがう表現だと思っている。
 文学史的には、明治30年前後からの正岡子規や与謝野鉄幹の「短歌革新運動」以後は短歌。それ以前は和歌と呼ぶ。
 ではどこが変ったのだろうか。
 私はこう理解している。子規や鉄幹らの短歌は、「私」が捉えた思い(感動、気持ちの動き、主張……)を、31音に表現し直したものである。私が哀(かな)しい。私はあの人に恋焦がれている、あの花がきれいだと私は感じたという風に、すべて私の感性が中心にある。
 和歌は、短歌が持っているほど「私」は強くない。誤解を招くかもしれないが、美や感動は個性よりも「共同性」に多く委ねられている。しかも、多くの作品は題詠によるものであった。実際に、恋の実体がなくても作品は詠まれた。和歌とはそういうものであった。家にじっとしていても、旅行詠は可能であった。
 なかには、想像による作品もあるが、短歌はリアリズムが暗黙の前提になっている。
 もうひとつ大きなちがいがある。短歌は日常的な事柄、いわゆる「褻(け ふだん、日常)」の側面を中心に歌う。あの人に恋している、あるいは何を食べたとか、子どもが成長したとか、病気になったという眼前の素材を対象にするようになった。しかし、『古今和歌集』をいくら繰っても、何を食べたというような作品は一首もない。だから生活の細部は、作品から見えてこないのである。
 つまり、和歌は恋とか季節といったはれやかな場面を歌うものであった。つまり「褻の文学」が短歌、「はれの文学」が和歌。そういう風に理解して、大筋間違いはないだろう。
 恋の情緒は詠むが、和歌では、自分の苦しみや辛さなどは、一般的な主題にはならない(もちろん、作品に滲[にじ]むのであるが)。
・やは肌のあつき血潮にふれも見で さびしからずや道を説く君  (与謝野晶子)
 晶子の恋歌を古今集の作者たちが読めば、なんと礼儀知らずと思ったに違いない。「はしたない」「はみだしている」と思っただろう。つまり、生(なま)な気持ちを表現してはいけない文化なのであった。
 「古今集はくだらぬ集に有之候」といった子規の爆弾は、逆に、「古今集」的感性が、私たちの深層にいかに忍び込んでいるかを知ったうえでの発言であったのだろう。
 和歌とちがって、短歌は「個の思い」の強度が、読者を動かすことになる。より激しく、より強く、対象を31音に把握しなおす競いあいといってもいい。そこに、韻律や文体、あるいは新鮮な言葉の組み合わせといった技巧が関与する。
 冒頭の「いいご趣味」になかなかならないのは、こういった表現の競争が熾烈だからである。ときおり、古典をのぞくことがある。優美で、穏やかで、こちらも穏やかになる。もちろん、彼らにも苛烈な闘いがあったのだろう。だが、短歌はもっときびしいのかもしれない。(歌人)
(出典 日本経済新聞 2013.12.28夕刊)

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2. 12月のトピックス
 12月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 三渓園散策
  三渓園に行くのは久しぶりです。JR横浜駅の中央改札口で待ち合わせ、元の職場の仲間7名で、三渓園までバスで行きました。正門から入り池の間を通って三渓記念館に寄ってから内苑に入り、いくつかの建物を見てから聴秋閣に向かいました。この辺りは紅葉がきれいでした。大池に戻って庭のほぼ真ん中にある三重の塔まで登ると、海など遠くが見渡せました。帰りは園の近くで酒を飲み、食事をして散会となりました。
 2.2 石垣島旅行
  この3年程は東南アジアに行っていたのですが、今年は石垣島のクラブ・メドに行きました。今回初めて参加する人の都合に合わせたので、短い期間しか裂けませんでした。それでも内地とは違った風物に触れることができ、楽しい3日間でした。詳細は「8 ウオーキング・旅行」の「65 石垣島旅行」に載っています。
 2.3 ヨット合宿
  佐島のヨットには多分30年間位乗ってきました。ディンギーからクルーザーに変わり、さらに少し大きな船に変えました。しかし、メンバーが高齢化して、事故を起こすといけないということになり、来年(2014年)の3月でヨットの共同保有を止めることになりました。そこで寒い時期ですが、ヨットに乗った後、佐島ハーバーのホテルで1泊し、酒を飲みながら想い出を語り合いました。佐島のヨット・ハーバーはレストランと風呂からの眺めが素晴らしく、ヨットに乗るのが楽しかったのですが、一区切りつけることになりました。

3 来月の予定
 3.1  「5 本の紹介」
  藻谷浩介とNHK広島取材班による『里山資本主義―日本経済は「安心の原理」で動く』(角川oneテーマ21)のご紹介をしたいと思います。
 3.2 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 1/31/2014]