石垣島旅行
      目 次

1. 概 要
2. 第1日 羽田〜石垣空港〜クラブ・メド
3. 第2日 竹富島へのツアーなど
4. 第3日 川平湾周辺巡りのツアーほか


 宿泊したクラブ・メド・カビラ
 のロビーから海を望む
          

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1. 概 要
1) 名称      「石垣島旅行」
 石垣島は八重山諸島の主島です。沖縄県内最高峰の於茂登岳(おもとだけ)をはじめ、山々が連なる山地型の島で、島を縁取るようにサンゴ礁が発達しています。交通の拠点である離島桟橋周辺の市街地は、ホテルや飲食店が集まり、日本最南端の島として賑わっています。年平均気温は約24度で亜熱帯海洋性気候です。
 1) 主要訪問地  石垣市
 2) 期間       2013.12.8〜10
 3) 参加者      大学同級生8名と夫人9名の計17名
 4) 交通機関    航空機、バス、フェリー
 5) 訪問場所    石垣市、竹富島
[第1日]
 羽田〜石垣空港 ホテルのバスで川平(かびら)にあるクラブ・メドへ
[第2日]
 午前は「竹富島へのツアー」に参加しました。
[第3日]
 午前は「川平湾周辺巡りのツアー」に参加し、午後はバスで石垣空港に移動し、航空機で羽田に戻りました。
 6) 特記事項
  (1) クラブ・メドは初めて利用したので、慣れないことばかりでした。
  (2) 滞在型の旅行を楽しむ人には良いのでしょうが、普通の観光旅行がしたかったので、もう一つなじめませんでした。
  (3) しかし、今回初めての3人の方が参加してくれたので賑やかでした。
 7) ホテル
 石垣市カビラにある「ClubMedカビラビーチ」で、個室でした。
 8) 印象に残ったこと
  (1) 竹富島は小さいながら古い沖縄の家並みが残っていて、楽しめました。
  (2) ホテルの近くだけの観光でしたが、マングローブを見たり、三線(さんしん)に合わせて三板(さんば)を鳴らしたり、楽しいひと時でした。
  (3) 部屋から180度以上広がる海が見えて、最高のロケーションでした。その反面、移動が困難でした。
  (4) 食事は全食バイキングでしたが、近くで獲れた魚を出すとか、海岸立地の特徴を生かすことが望まれます。
[今後の宿題]
 今回は、出掛ける前はほとんど勉強していなかったのですが、いつもの様に司馬遼太郎さんの本だけでも読んでおけば良かったと反省しています。
 9) 参考図書
 9.1) 「島の旅」実業の日本社 2005.2.8 初版発行
 9.2) 沖縄・先島(さきしま)への道 司馬遼太郎著 朝日新聞社 2005.2.25 第1刷発行
 9.3) 朝鮮の美 沖縄の美 柳宗悦セレクション 柳宗悦著 書肆心水刊 2012.6.30
 9.4) 沖縄文化論─忘れられた日本 岡本太郎著 中公文庫 1996.6.18 初版発行

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2. 第1日 羽田〜石垣空港〜クラブ・メド
 羽田〜石垣空港(全日空) 石垣空港に到着後、ホテルのバスで川平(カビラ)にあるクラブ・メド・カビラ(リゾートホテル)へ移動しました。
 部屋でくつろいでから、バーに集まり、オプショナル・ツアーなどの相談をしました。4時〜7時が翌日のツアー予約時間なので、竹富島を申し込みました。
 食堂で夕食の後、舞台でスポーツをテーマにしたショーを見ました。

3. 第2日 竹富島へのツアーなど
竹富島
 石垣島の南西約6kmに浮かぶ、山も川もない周囲9.2kmの平坦な島です。屋根の上にはシーサーが鎮座し、掃き清められた真っ白な道の両側にハイビスカスやブーゲンビリアなどの花が咲き誇っています。もっとも沖縄らしい町並みとして、赤瓦の集落は国の重要伝統的建造物保存地区に選定され、その景観や文化は、島の人々によって大切に守られています。右の写真は典型的な民家の屋根です。赤瓦が白い漆喰で留められ、真ん中にシーサーが鎮座しています。
 石垣島離島桟橋から高速船で約10分です。
 朝の8時にホテルを出て、小型バスで石垣島離島桟橋まで送ってもらいました。
 竹富港─コンドイビーチ─皆治浜(かいじはま 星砂浜) ─なごみの塔(展望台) ─竹富観光センター(水牛車 三線と「安里屋[あさどや]ユンタ」) ─赤瓦の民家─竹富港
 帰りは石垣島離島桟橋から730記念碑を経てユーグレナモール(ショッピングセンター)迄行き、土産物を買ってから、小型バスでホテルに13時10分頃戻りました。
[水牛車による観光]
 竹富島の名物のひとつです。長い角を持つ真っ黒な水牛は、訓練の末、コースを理解していて、ゆっくり歩を進めます。コースは島の中心部で赤瓦の民家を廻ります。ガイドはユーモアたっぷりにおしゃべりし、三線をつまびきながら安里屋(あさどや)ユンタを歌ってくれました。安里屋クヤマ(安里屋ユンタに出てくる絶世の美女は竹富島で生まれた実在の人物)の生家もこの辺りだそうです。
[コンドイビーチ]
 島の南西にある浜で、サンゴがくだけた真っ白な砂浜がまぶしいビーチです。潮が引くと、どこまでも浅瀬が続きます。
[かいじ浜]
 島の南西にある浜で、星砂(星の形をした小さな貝殻)が拾えます。ロマンチックな星砂は、実はバキュロジプシナという有孔虫の死骸です。
[なごみの塔]
 赤山公園にある展望台です。高さは24mあり、島の最高地点です。赤瓦の集落を見下ろすことができる唯一の場所です。足場が崩れかけていたので登りませんでした。

町並みを楽しむキーワード
[シーサー]
 おなじみ沖縄の魔除けで屋根の上に鎮座しています。獅子を意味する沖縄方言です。オスとメスの一対で、口の開いたシーサーが雄で、右側に置き、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雌で、左側に置き、あらゆる災難を家に入れないとされています。
[石垣]
 ごつごつした琉球石灰石が積まれた石垣は、漆喰で固めずに、ただ積み上げただけですが、職人が積むとどんな台風にもくずれないそうです。
[フクギ]
 家の周りに植えられている常緑樹で、葉っぱは肉厚で、乾燥にも強いそうです。強風や風にのって運ばれてくる塩の害から建物を守り、大きな日陰をつくっています。

[コーラス]
 メンバーの一人田子島君は老人ホームなどでボランティアで歌っており、幹事の依頼に応えて普段歌っている歌をまとめて2冊の歌集を作り、持ってきてくれました。夕食の前に会議室を借りて、参加者全員でコーラスを楽しみました。歌った曲は次の通りです。
 朧(おぼろ)月夜、荒城の月、故郷を離るる歌、故郷(ふるさと)、椰子(やし)の実、冬景色、埴生(はにゅう)の宿、ローレライ、バラが咲いた

 夜はまた舞台を見ました。今夜はスポーツに関連した寸劇でしたが、あまり面白くありませんでした。

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4. 第3日 川平湾周辺巡りのツアーほか
川平湾周辺めぐりツアー
 朝、9時に小型バスでホテルを出て、次のコースを廻り、ホテルに13時20分頃戻りました。
 グラスボート(川平湾)─黒蝶真珠養殖ギャラリー─石垣焼窯元─高峯酒造所(泡盛醸造所) ─石垣やいま村
 午後は2泊で先に帰る4組8名が、バスで石垣島空港経由で羽田に帰着しました。

[グラスボート(川平湾)]
 国指定の名勝地でもあり、石垣島を代表するビュースポットです。真っ白な砂浜とエメラルド色の海、その向こうには緑の山々が連なっています。まるで湖のように静かな湾では、黒真珠の養殖も行われています。海中には約250種類のサンゴが生息しています。潮流が速いため、遊泳は禁止されていますが、グラスボートでたのしめます。船底にガラスを張り水中が見えるようにしたボートで、サンゴや、その近くを泳ぎ回る魚を見ることができます。水深が浅いので、ボートは底が浅くなっています。右の写真は川平公園から川平湾を眺めたもので、浜にグラスボートが停泊しています。
[黒蝶真珠養殖ギャラリー]
 川平湾で養殖した黒真珠を加工して販売しています。ネックレス、ペンダント、指輪などを売っていました。
[石垣焼窯元(沖縄県石垣市名蔵1356?71)
油滴天目とガラスを付着させ、エメラルドブルーを示しています。マグカップと湯呑み茶碗を1ヶづつ求めました。
[高峯酒造所(泡盛醸造所)]  沖縄県石垣市字川平930-2
手造り泡盛 於茂登(おもと) 製造・販売
 風光明媚な川平湾の辺りにあり、川平公園に隣接しているため、多くの観光客が手造り泡盛の見学に見えるそうです。 手造り泡盛は長期間貯蔵により熟成した味となるため「古酒」(3年以上貯蔵した泡盛)を発売しており、長男へのおみやげに1本買いました。
[石垣やいま村]
 石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘にある「石垣やいま村」は、豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現した日本最南端のテーマパークです。
 国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家からは三線の音色が響きます。実際に三線を演奏してくれ、三板[さんば、高級カスタネット]の使い方も習い、おみやげに1台買いました。琉球衣装体験、三線体験、シーサー絵付けなどの体験メニューも充実しているそうです。
 村内には水牛の池、カンムリワシ保護ケージ、リスザル園があり、なかでも小さなかわいいリスザルへのえさやりが大人気です。
 ラムサール条約に登録された名蔵アンパルへの見学コースもあり、希少な動植物(びんろう樹など)を観察することができます。

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[Last Updated 12/31/2013]