柴又七福神

   目 次

1. まえおき

2. コース概要

3. コースの詳細

   柴又帝釈天
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1. まえおき
 この数年来、毎年正月には七福神巡りをしています。今年(2013[平成25]年)正月の七福神巡りは、柴又を選びました。

2. コース概要
 始点は京成本線の高砂駅とし、終点は北総線新柴又駅としました。最初の1ヶ所は、高砂駅の近くで、次の4ヶ所は京成金町線柴又駅近く、最後の2ヶ所は北総線新柴又駅の近くです。このコースの中心は、何と云っても柴又帝釈天でしょう。高砂から柴又までは歩いても良いのですが、今回は電車で移動しました。高砂駅と柴又駅の間は1駅で、新柴又駅と高砂駅の間も1駅です。歩いた時間は2時間位ですが、帝釈天あたりでもう少しゆっくりしたいものです。

柴又七福神コース         



詳しくは地図を参照して下さい。

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3. コースの詳細
1 観蔵寺 【寿老人】 葛飾区高砂5-5-2

 京成本線の高砂(たかさご)駅から歩き出します。この駅には日暮里から京成電鉄本線に乗るか、都営地下鉄浅草線が京成電鉄との相互乗り入れしており(京成押上線)行くことができます。二つの線は青砥で合流します。改札口を青砥からみて左側に出て、線路脇を押上の方に戻ると、駅のはずれの辺りにお社(やしろ)があります。寿老神は延命長寿の神で中国道教の神、又老子の化身の神ともいわれています。お参りをしたら高砂駅に戻り、京成金町線に1駅乗って柴又に出ます。なお、高砂駅を出るとき、乗り継ぎ用の券をくれるので、これを使えばタダで柴又まで行くことができます。駅と寺の間は約300米、往復で10分程度です。
 また、今回は最後に参詣した医王寺までは、歩いて23分程度のようです。その場合はコースを逆にたどって、最後に柴又から電車に乗るのがよいと思います。
2. 良観寺  【宝袋尊】  葛飾区柴又3-33-13

 宝袋尊は袋を抱えて笑っており、中国の禅僧で和合の神様です。
 柴又駅で降りたら、北に向かって歩きます。約4百米、5分でお寺があります。金町浄水場の前になり、殆ど線路に沿い金町に向かって歩くことになります。宝袋尊は左の写真のように人間より少し大きい像です。
 参拝後は、前の踏切を渡り、浄水場の前を少し駅の方に戻ると、左手に次の真勝院があります。お寺には左折して少し戻るようになりますが、約500米、8分程度です。 
3 真勝院  【弁財天】  葛飾区柴又7-5-28
 ヒンズー教の代表的な女神サラスバーディーを由来としており、弁財天は水の神様です。音楽・弁舌の能力も与えてくれ、芸道富有結縁を授ける神として知られています。
 合掌をして、「オンマカキャラヤーソワカ」と、となえて、心を豊かにし、出世・開運・商売繁盛等の手助けをしていただきます。
 そのまま、南の方に歩き続けると、約200米、3分程度で次の帝釈天(題経寺)に着きます。
4 題経寺(帝釈天) 【毘沙門天】 葛飾区柴又7-10-3
 映画の寅さんで有名な、帝釈天です。左の写真にあるように、正月2日は、境内がとても混み合っていました。
 毘沙門天は、インドの神様で別称多聞天といい、四天王の一人である北方守護神です。右手には財福を生む宝棒(鉾)を、左手には除災招福の宝塔をもっています。勝負事に御利益があるとされています。
 次の万福寺までは山門を出て少し左に歩き、右折して南下すると途中で左にクランクしますが、約300米、5分程度です。
5 万福寺 【福禄寿】 葛飾区柴又6-17-20
 短身長頭で白い髯がある福禄寿は、中国の神様で、南極老人星の化身です。 福は幸福、禄は高禄、寿は長寿をあらわし、三徳を兼ねた神様です。
 参拝した後、そのまま南下すると2回ほど曲がりますが、地図に従って歩くと、次の宝生院まで約500米、7分程度です。
6 宝生院  【大黒天】 葛飾区柴又5-9-18
 米俵に乗っている大黒天は、インドの神様と大黒主命の習合です。大きな袋と打ち出の小槌で、多くの人々を救済する、出世財福の神様です。
 門を出てそのまま更に南下すると北総線の新柴又駅に着きます。踏切を渡り線路に沿って少し江戸川の方に歩くと約300米、5分程度で次の医王寺に着きます。
7 医王寺 【恵比寿天】 葛飾区柴又5-13-6
 右手に釣り竿を持ち、左手に鯛を抱えている、狩衣姿の恵比寿天は、日本古来の神様で、もともとは航海と漁業の守り神で、現在では商売繁盛の神様です。
 参拝を終えたら、さっきの新柴又駅まで戻ります。この間、約200米、4分位です。
 北総線は都営地下鉄浅草線と相互乗り入れしているので、新橋などに出られます。

(出典 葛飾区観光課で作成したリーフレット「柴又七福神めぐり」)

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[Last Updated 1/31/2013]