関口町散策
  目 次

1. はじめに
2. 概 要
3. 観光スポット 

江戸川公園

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1. はじめに
 4月初旬(2012.4.8)、家内と2人の姉の4人で江戸川公園へお花見に行きました。その時は公園のほかには椿山荘に行っただけでした。春のコールデンウイークに近くの観光スポットを数カ所廻り、それらをあわせて今回のウオーキングコースをまとめました。

2. 概 要
 文京区に関口という町があります。その辺りの散策です。往きは東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から歩き始めます。早稲田の近くに神田川が流れています。川には江戸川橋がかかっていますが、川のたもとに江戸川公園があり、ここを起点に椿山荘、東京カテドラル、永青文庫などを巡ります。帰りは早稲田から都電荒川線に乗って、JR山手線大塚駅など便利な線に乗り換えます。
 コースの地図も参考にしてください。

コース概要図

2. 観光スポット
  東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から、都電荒川線早稲田駅に向かって歩きました。途中、時間に余裕のないとき、疲れた時は、椿山荘前でバスに乗ると良いかと思います。バスは都バスがJR山手線目白駅から新宿駅西口行きが出ており、椿山荘の前から目白に出られます。もう一つは文京区のコミュニティー・バスで目白台・小日向ルートに乗ると少し時間はかかりますが、春日(都営地下鉄三田線または大江戸線および東京メトロ南北線または丸の内線の後楽園の近く)に出られます。

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 No.  スポットの写真  名 称  説  明
 1 江戸川公園 東京都文京区関口2-1
 東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅の1a出口を出て江戸川橋を渡ると左の写真に示したような碑があり、公園はここから始まります。駅の出口からは百米足らず、1分位でしょう。神田川に沿った東西に細長い公園です。園内には江戸時代の水路だった神田上水の取水口大洗堰跡があります。春には1983年に植樹された桜が満開になり、都電早稲田駅の近くまで桜並木が続いています。このページの冒頭の写真は見頃(今年[2012年]は4月8日)の桜です。桜の時期でないと椿山荘の入り口[冠木(かぶき)門]まで(約7百米、9分位)が遠く感じられるかも知れません。
 2 椿山荘 東京都文京区関口 2-10-8
 江戸時代の下屋敷だったものを明治の元勲山県有朋が入手し「椿山荘」と命名しました。神田川沿いの冠木(かぶき)門から入ることができ、三重の塔(左の写真の中央)や多くの文化財・自然美が残る庭園を自由に散策することができます。
 上記の桜並木の途中にある冠木門から入り、庭を登ってゆくと高台に結婚式などを行う建物「椿山荘」とホテル「フォーシーズン」があります。庭から椿山荘に入り、エスカレータでロビーに上がり、目白通りに面した玄関を出ます。通りを渡ると次のカテドラルです。約2百、2分位でカテドラルの建物に着きます。
3 東京カテドラル
 写真の右端の柱は鐘塔です。
東京都文京区関口3-16-15
 東京カテドラル聖マリア大聖堂は、東京都文京区関口にあるカトリック関口教会(1900年創立)の教会堂で、カトリック東京大司教区の司教座聖堂(カテドラル)です。
 1899年に建てられた最初の聖堂は木造でゴシック様式の建物でしたが、1945年の東京大空襲で焼失しました。現在の大聖堂は建築家丹下健三の設計で、ドイツのケルン教区の支援によって建設され、1964年に落成しました。
 聖マリア大聖堂という名称は聖堂が「無原罪の聖母(マリア)」に捧げられていることに由来し、教会敷地内には聖母マリアが聖女ベルナデッタに無原罪の御宿りを告げたとされる、フランスのルルドの泉の洞窟の岩場が再現されています。
 構内ではサン・ピエトロ大聖堂のピエタ(ミケランジェロ)の精巧なレプリカやフランシスコ・ザビエルの胸像などの収蔵品を観ることができます。
(出典 ウイキペディア)
 次の野間記念館に行くには、さっき渡った目白通りを戻ると、温室を隔てて目白寄りに入り口があります。やはり約2百、2分位でしょう。
 4 講談社野間記念館 東京都文京区関口2丁目11-30
 講談社野間記念館は、 講談社創業90周年事業の一環として 2000年4月に設立されました。 展示品は、講談社の創業者・野間清治が、 大正期から昭和初期にかけて収集した美術品を主体とする「野間コレクション」。 明治から平成にわたり蓄積されてきた 貴重な文化遺産ともいえる「出版文化資料」。 さらに、講談社とゆかりの深い画家、 村上豊画伯の画業が見てとれる「村上豊作品群」の3つに大別されます。
 「野間コレクション」は、横山大観をはじめとする近代日本画家の作品をはじめ、近代洋画、彫刻、陶磁器、さらに画家に直接依頼して収集された六千点にもおよぶ色紙群など、その内容は、日本近代美術史の流れを俯瞰します。
(出典 記念館のホームページ)
 次の永青文庫に行くには、野間記念館を出たら左に向かって歩き、次の角を左折して、また少し歩いた右側です。約4百、5分位でしょう。
 5 永青(えいせい)文庫 東京都文京区目白台1丁目1-1
 永青文庫は目白台の閑静な住宅街のなかにあり、1950年(昭和25年)、第16代当主細川護立(1883年 - 1970年)によって設立されました。護立は旧侯爵、貴族院議員で、国宝保存会会長などを務め、戦前・戦後の日本の文化財保護行政に多大な貢献をしています。「美術の殿様」と言われ、美術品収集家としても著名でした。
 文庫の所在地は細川家の屋敷跡であり、建物は昭和時代初期に細川家の事務所として建てられたものです。文庫名の「永青」は細川家の菩提寺である正伝永源院(建仁寺塔頭)の「永」と、細川藤孝の居城・青龍寺城の「青」から採られています。
 一般公開されるようになったのは、当主が第17代細川護貞(もりさだ)になった1972年(昭和47年)からです。貴重な国文学の古書籍も所蔵され、一部が汲古書院より、影印本『細川家永青文庫叢刊』で出版されました。
(出典 ウイキペディア)
 来た道をそのまま進むと下り階段になります。これが胸突き坂です。階段をほぼ下りきった左手に次の関口芭蕉庵があります。約2百米、2分位です。
6 関口芭蕉庵 東京都文京区関口2丁目11-3
 江戸時代、松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わった際に住居があったといわれ、後に芭蕉を慕う人々により「龍隠庵」が建てられました。その周辺が現在の芭蕉庵になっています。
 敷地内には二つの建物(芭蕉庵と芭蕉堂)とひょうたん池があり、池の畔には左の写真のような芭蕉の句碑「ふるいけや かわずとびこむ 水の音」があります。
 階段を降りる方向に進むと、神田川に突き当たるので、右折すると通りの右側は次の新江戸川公園です。そのまま進んで角まで来たら右折すると右側に次の写真のような門があり、そこから公園に入れます。2百米余り、3分位です。
7 新江戸川公園 東京都文京区目白台1-1
 当地一帯は江戸時代中頃まで幕臣の邸宅があったところでした。その後、幾度か所有者の変遷を経て、幕末に細川家の下屋敷になり、明治時代には細川家の本邸となりました。1960年に東京都が当地を購入し、翌年には公園として開園。1975年、文京区に移管されて現在にいたります。当地付近は目白台からの湧水が豊富な場所で、その湧水を生かした回遊式泉水庭園を主体とした公園になっており、江戸時代の大名屋敷の回遊式泉水庭園の雰囲気を現在でも楽しむことができます。
(出典 ウイキペディア)
 来た道をそのまま直進し、少し太い道に出たら左折します。間もなく神田川を渡り、都電早稲田の交差点に出ます。この道は新目白通りで、約3百米、4分位です。早稲田駅は都電荒川線の終点で、三ノ輪行きに乗ると山手線大塚駅を始めとして、都営地下鉄や東京メトロと接続しています。

特に出典の記事が無いものは東京都交通局発行「都電おさんぽ探検マップ」による

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[Last Updated 5/31/2012]