みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「11 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 5月に入って、半袖で過ごせる日も出てきました。一方、寒い夜もあり、暖房はまだ片付けずにいます。電車の中など、寒いところもあり、ジャケットは手放せません。つつじは終わりに近づき、赤や紫色のサルビア、赤や黄色のケイトウなどが咲いています。春のバラも終わり、切り戻しや施肥をして、除虫剤もまいています。
1.「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  今月は樺山 紘一さんの「セザンヌとゴッホの岐路」という記事を載せました。今月見に行った「セザンヌ展」との関連です。
2. 5月のトピックス
 5月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 金環日蝕
  21日は、金環日蝕でした。天気が心配でしたが、幸い我が家がある東京都大田区では、雲の合間から見ることができました。
 2.2 セザンヌ展
  同じ21日、国立新美術館で開催中のセザンヌ展を、家内と見に行きました。
 2.3 岩宿遺跡など
  27日から、NMCの1泊2日の高崎方面の旅行に参加し、岩宿遺跡などを見てきました。右の写真はその遺跡です。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
 
 「8 ウオーキング・旅行」に追加した「56 関口町散策」は、4月のお花見で歩いた道を元に、何カ所かの観光スポットを追加してウォーキング・コースにしたものです。
  「11 興味あるリンク」には、「10.2 絵画」に「10.2.33 セザンヌ展」を、「12 歴史・地理」に「12.10 岩宿遺跡」を追加しました。このページの2.2項と2.3項との関連です。
 1.2 新聞の記事から 「セザンヌとゴッホの岐路」 樺山 紘一
 1880年代末の日々、ふたりの画家が、南フランスはプロヴァンスで、キャンバスに向きあっていた。一方は、エクス=アン=プロヴァンスで。他方は、アルルで。前者はセザンヌ。地元の生まれ、50歳前後の仕事盛り。後者はゴッホ。オランダ生まれの30歳代なかば。ふたつの町は、ほんの100キロほどの隔たり。けれども、ふたりはほぼ無関係。
 セザンヌは、画家としての大成を夢みて、印象派が華々しくデビューするパリで修業。しかし、あまり芽がでない。やがて、厳しかった父の死を機に、エクスに帰郷。風景や静物という対象物の見えかたを、とことんまで解析しようとする。
 ゴッホは、オランダからパリヘ。その陰鬱な光景に嫌気がさして、さらに南のプロヴァンスヘ。燦々(さんさん)と降る陽光のもと、色彩の乱舞にであって自信を回復した。あの印象派の明色を、さらに進めようという。
 そんなわけだから、セザンヌもゴッホも、ともにポスト印象派という括(くく)りのなかに収められる。そして、ともにプロヴァンスではめざましい飛躍。
 けれども、共通なのはそこまで。線路はふたつに分岐する。セザンヌは、形(フォルム)を、沈着と理知にささえられて大胆に分解。ゴッホはといえば、燃えたつ色彩のうちに、きらめく情熱を託した。
 セザンヌは、人見知りする孤独ゆえ、偉大な発明を秘めているのに、対話から身をひいてしまう。ゴッホは、狂おしく他者の共感をもとめて、かえって鬱におちいる。耳切り事件は、そのさなかに起きた。
 おなじプロヴァンスの明澄な空の下、北方人ゴッホと、南方人セザンヌのあいだで、こんなに異なる芸術人生があるなんて。東京・六本木の国立新美術館、「セザンヌーパリとプロヴァンス」展からの帰路、そんな謎をつぶやいてみた。まもなくプロヴァンスの野は、ラヴェンダーの花盛りに。しばらくぶりに、あの太陽を浴びにいこうか。(西洋史家)
(出典 日本経済新聞 2012.5.13 「欧人異聞」欄)

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2. 5月のトピックス
 5月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 金環日蝕
  21日は、金環日蝕とあって天気が心配でした。朝、7時からのニュースを見ていると群馬県前橋ではかなり太陽が欠け始めていることを知り、外に出てみると、雲の間から欠けている太陽を見ることができました。7時30分過ぎに薄い雲の間からリング状になった太陽を見ることができました。
 2.2 セザンヌ展
  六本木にある国立新美術館では「セザンヌ、パリとプロヴァンス」展を開催しています。彼はエクス・アン・プロヴァンスに生まれ、パリとプロヴァンスを行き来しながら、画業に打ち込んでいます。肖像画や静物、風景など普段はなかなか見られない作品が展示されており、参考になりました。
 2.3 岩宿遺跡など
 今年の合宿は、埼玉・群馬方面でした。1日目の午前は個人的な用事で参加できなかったのですが、日高市の埼北ハムでした。午後の岩宿遺跡から合流しました。岩宿は両毛線の伊勢崎と桐生の間にあり、駅から歩いて15分位のところに遺跡があります。戦後すぐに地元の相沢忠洋氏が関東ローム層から石片を発見し、これが我が国にも縄文時代の前に旧石器時代があったことの証明になりました。現地には岩宿博物館と遺構保護観察施設(岩宿ドーム)などがあり、この二つを見学しました。
 泊まったのは四万温泉の「花の坊」でした。
 2日目で良かったのは、わたらせ渓谷鉄道の大間々駅から程近い高津戸峡遊歩道でした。関東の耶馬渓(やばけい)といわれるそうですが、新緑に映え、木の間から見える高津戸橋の赤と木々の緑、それに深さを感じさせる青緑色の流れのコントラストが見事でした。

3 来月の予定
 3.1  ウオーキング・旅行
  「氷川神社ウオーキング」を載せたいと思います。
 3.2 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 6/30/2012]