ベトナム旅行
      目 次

1. 概 要
2. 第1日 成田空港−ホーチミン市
3. 第2日 ミトー
4. 第3日 ホーチミン市内観光−成田空港


   ホーチミン市の日没
              

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1. 概要
 0) 名称      「ホーチミン自遊自在4」
 1) 主要訪問地  ホーチミン市(ベトナム)
 2) 期間      2011.12.1〜4
 3) 参加者     夫婦5組10名(大学同級生とその夫人)
 4) 交通機関   航空機、中型バス、中型船、小型船、シクロ
 5) 訪問場所
  ベトナム
  (1) ホーチミン市
  (2) ミトー
 6) 特記事項
 前回(2009.11.29〜12.1)の「済州島」での経験を活かして次の2項目の方法を踏襲しました。
  (1) 初めて行く方が多いと思われる、ベトナムの ホーチミン市を選びました。滞在型とし、観光先は絞りました。
  (2) 申込や費用の支払いが簡単なように、旅行会社のツアーを選び、支店や担当者を決めて、個別に申し込む方法をとりました。
  (3) 天気に恵まれ、気温は日本(東京)の初夏程度でした。
 7) 印象に残ったこと
  (1) ホテルの部屋として、クラブラウンジ付を選んだのは、大成功でした。
  (2) 3日間、ガイドさん(男性ベトナム人)が同じで、バスは空港への送迎と2、3日目のツアーも貸し切りでした。
  (3) 市内の交通手段として、単車が多かったのにはびっくりしました。
  (4) 通貨のドンはあまりにも数値が大きいので、最後までピンと来ず、値段には苦労しました。
 8) 旅行の概要
 今回は海外旅行にベトナムのホーチミン市を選びました。第1日は、移動のみとし、第2日は旅行会社が用意したオプショナルツアーに参加しました。第3日は、午前中はバスによる市内観光で、午後は自由時間としました。夜は海鮮料理で、食後はホテルに戻り、バスで空港まで送ってもらいました。
 ホテルは市内の目抜き通り(ドンコイ通り)にあるシェラトン&タワーズでした。
 9) 参考図書
  ララチッタ 「ホーチミン」 JTBパプリッシング 2011.7.1改訂第2版

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2. 第1日 成田空港〜ホーチミン市
 2010.7.17より京成電鉄にアクセス特急が開設されました。従来は津田沼、佐倉経由で成田に向かっていたのが、千葉ニュータウン、印旛日本医大経由に変わったのです。そのため時間が30分位短縮され、西馬込から1時間半程度になりました。しかも泉岳寺で1回乗り換えるだけです。往復ベトナム航空にしたのですが、他の2社の場合は夜遅く着くため、初日にゆとりができます(タン・ソン・ニャット空港着14.00 → 22.05)。
 ベトナムの通貨(ドン) は国外への持ち出しが禁じられており、日本では両替ができなかったので、空港にある銀行で1万円を両替しました。空港の外[そと]には、ベトナムJTBのガイドが参加者全員の名前をカタカナで書いた紙を掲げていたので、直ぐにわかりました。バスに乗って街の中心にあるホテルに向かいました。ホテルでは部屋割りをした後、クラブラウンジに案内されました。一度各自の部屋に落ち着き、スーツケースの配送を待って、入浴しました。
 その後、クラブラウンジに集まって「ベトナムの歴史」を学び、夕食は近くのレストランでベトナム料理を食べました。今日は朝が早かったので、早目に就寝しました。冒頭の写真はクラブラウンジの窓から撮ったホーチミンの街に沈む太陽です。
 泊まったホテルは次の通りです。
シェラトン サイゴン ホテル&タワーズ
88 DONG KHOI STREET, DISTRICT 1, HO CHI NINH CITY, VIETNAM

3. 第2日 ミトー
 今日はミトーでのメコン川クルーズです。全長4000kmの大河メコン、大河が形成した広大な三角州地帯メコン・デルタはベトナム随一の穀倉地帯であり、豊かな漁場でもあります。ミトーはその一帯にある港町です。ホーチミン市の南西約65kmの所にあり、移動時間はバスで約2時間かかります。中型専用バスで高速道路らしきものを含めて走ります。ミトーの船着き場からメコン川を焼き玉エンジンの中型船で中州に渡ります。 中州の島トイソンに上陸し島を歩きます。途中の休憩所でジュースや蜂蜜が出ました。数人の音楽を演奏するメンバー(歌手1名、あとはギターや民俗楽器など)が土地の歌や、日本人向けに少しポピュラーな曲を演奏します。島の反対側に出ると小川があり、4人位ずつボートに分乗し川を下ります。狭い川に、多くのボートが集まって、船を漕ぐたびにゆれるので、スリルがありました。右の写真はボートに乗って小川を下った後、何隻かのボートが集まって、中型船に乗り移るのを待っているところです。再びグループ毎に中型船に乗り、最初の船着き場に戻りました。上陸してから近くのレストランにバスで移動し、エレファントフィッシュの昼食をとりました。食後にはバスでホーチミン市に戻りました。
 クラブラウンジで休憩したあとバスで背の高いビルのサイゴン・スカイデッキへ行きました。建物の正式な名称はThe Bitexco Financial Towerで、建物は68階で262メートルあります。49階にて展望台があり、360度の景色が楽しめます。住所は36 Ho Tung Mau, Ben Nghe Ward, District 1, HCMCです。
 夕食後には夜のベンタイン市場へ行きました。近くに銅像のある広場があります。夜にも関わらず多くの人が集まっていました。ここでも単車の流れに驚かせられました。二人乗りは当たり前で、2人の子供も入れて4人乗りの車も沢山見られました。

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4. 第3日 ホーチミン市内観光ほか−成田
 今日は、もう東京に帰る日です。午前は市内観光(JTBのニックネームは「サイゴン君」)です。ホテルまでバスが迎えに来てくれ、ホテルのあるドンコイ通りを中心に、何箇所かを観光しました。最初は聖母マリア教会で、ドンコイ通りの突き当たりにあります。フランスとベトナムが融合した古代ローマ洋式の大聖堂です。2本の尖塔が象徴的な教会は1883年に建造されました。奥行きが百米近い教会にはマルセイユ産の赤レンガをはじめ、材料はすべてフランスから運ばれました。教会の前のロータリーには、名前の由来になった聖母マリアの銅像があります。教会の周りは、数組の新郎新婦で賑わっていました。右の写真は聖母マリア像と聖母マリア教会です。
 教会に向かって右には中央郵便局があります。今月(2011.3月)の「1 みんなの広場」には入り口の写真が載っています。建物は1891年にフランス人建築家ヴィルデューによって建造されました。黄色い壁と緑の窓枠、石細工の装飾が施されたフレンチスタイルの外観は、ひときわ洗練された雰囲気を作り出しています。内部はガラス貼りの半筒型の天井と、当時フランスで流行っていた鉄骨構造が特徴です。昨日訪れたメコンデルタの地図が飾ってありました。またホー・チー・ミンの写真も掲げてありました。
 聖母マリア教会の向かって左手奥にはヴァンホア公園があり、隣接して統一会堂があります。1975年4月30日に、解放軍の戦車が乗り入れたことで、ベトナム戦争が終結を迎えましたが、旧南ベトナムの大統領官邸です。100以上の部屋があるこの巨大な建物は、1866年にフランス官僚のために作られました。現在の建物は、1962年に爆撃を受けたあとに建て直されたものです。戦時中は極秘の軍事施設としての役割を担っていました。
 このあと一人ずつシクロに乗って近くを廻りました。シクロは自転車の前に座席を付け、客を載せて走る人力車です。単車の流れを直接経験することができました。
 次は再びベンタイン市場です。ドンコイ通りのほぼ真ん中にある市民劇場で直角に交わっているレロイ通りを南西に約6百米下った所(市民劇場から徒歩で約15分)にあります。建物はコロニアル洋式のクリーム色で、フランス統治時代の1914年に建てられました。約1万平方米の敷地面積を誇る巨大市場は、ほぼ正方形で東西南北の真ん中にそれぞれ入口があります。市場の真ん中には天井に目印の看板があり、ここに集合することにして、1時間弱の自由行動になりました。サンダルなどの履物、バック、食材とキッチン用品、ベトナム雑貨などがあります。少し歩いてみましたが、匂いと騒音で頭が痛くなりそうになり、その活気には驚かされます。
 バスでホテルに戻り、近くで昼食とし、それぞれ気に入ったフォー(米麺)をとりました。
 午後はホテルの近くでおみやげ探しです。ドンコイ通りや1筋西南のグエンフエ通りには雑貨など、土産物に適したものを売っている店があるので、何軒か覗いて品定めをしました。
 6時にチェックアウトなので食事の前に支払を済ませ、荷物を預けました。そのあとベトナム海鮮料理を食べにホテルから歩いてレストランに行きましたが、少し雨に降られました。
 ホテルで荷物を受取り、空港までバスで移動し、空港で免税品の買い物をしてベトナム航空に乗りました。真夜中0時5分の出発で成田空港着は7時45分でした。

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[Last Updated 12/31/2011]