下田旅行
      目 次

1. 概 要
2. 第1日 宝福寺
3. 第2日 下田海中水族館ほか
4. 感 想


   下田海中水族館
              

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1. 概要
 コーラスグループ森の会では、毎年1泊程度の旅行をしています。今年は下田に行きました。2日目は雨が降るとの予報だったので、1日目の3時頃下田に着いてから少し歩きました。パスは予定より1本遅らしたのですが、あまり時間がないので、宝福寺に寄っただけで途中から引き返しました。
 2日目は矢張り雨だったので観光バスに乗り、下田港、下田開国博物館、了仙寺、ペリーロード、下田海中水族館などに行きました。上の写真は下田海中水族館でのイルカのジャンプです。泊まった下田プリンスホテルは崖の上に建っており、目の下が海ですばらしい眺めでしたが、曇っていたため伊豆七島などは見えませんでした。
1) 名称      下田旅行
2) 期間      2011.10.21(金)〜22(土)
3) 参加者     11名(先生ご夫妻を含む)
4) 交通機関   JRと伊豆急(往復共踊り子号)と観光バス、観光船
5) 訪問場所(地図参照)
 1日目 宝福寺
 2日目 下田港、下田開国博物館、了仙寺、ペリーロード、下田海中水族館
6) 特記事項
 (1) 2日目は雨だったので観光バスに乗りましたが、短時間に多くの場所に行くことができ、イルカショーも見られて却って良かったと思います。
 (2) 1日目の夜はホテルでのカラオケを楽しみました。
7) 印象に残ったこと
 (1) ホテル(下田プリンスホテル)は下田駅からは遠かったものの、海を望み素晴らしい眺めでした。部屋や風呂から伊豆七島などが見えるはずだったのが、曇りや雨で眺めることができず残念でした。
 (2) 前年、天草で遊泳中のイルカをみることができましたが、今回はショーを見ることができました。 
 (3) ペリーロードは、雨が降っていたこともあり、しっとりと落ちついた散歩道でした。
8) 参考図書
 伊豆 気ままに電車とバスの旅(ブルーガイド てくてく歩き7) 2008.12.12 実業の日本社発行
9) 参考ホームページ
 11.85 伊豆下田観光ガイド(このホームページの「11 興味あるリンク」でアクセスできます)

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2. 第1日 宝福寺
 今回は踊り子号だったので、全員がまとまって乗れました。都営地下鉄西馬込駅で集まり、五反田から品川に出ました。「駅中」で弁当を買って、12時過ぎに乗車しました。下田には14時半頃着き、ホテルの送迎バスの時刻を確認し、下田港に向かって歩き始めました。まず、宝福寺に着きました。右の写真は本堂です。ペリー来航の折り下田奉行所が置かれた場所です。また勝海舟が山内容堂に坂本龍馬の帰藩を願って許されたことをPRしており、竜馬の像が敷地の入り口に立っています。記念写真を撮ってそのまま歩き続けました。ペリーロードまで行くつもりでしたが、バスの発車時間が近づいたので、池の町通りの辺りから駅に引き返しました。 
 下田の駅前から送迎バスに約15分乗って、白浜海岸にあるホテルに着きました。
 ホテルでチェックインし、部屋割りのあと各部屋でくつろいでから、大浴場に向かいました。ホテルは崖の上にあるので、晴れていれば部屋からも風呂からも伊豆七島が見えるはずでしたが、あいにく曇っていて見えませんでした。
 レストランでの夕食後、1人を除いてカラオケルームに行き、数曲ずつ歌いました。疲れていたので早めに切り上げて就寝しました。
[宝福寺]
下田市1-18-26 TEL:0558-22-0960
 ペリーが来航し日米和親交渉にあたった折、日本の本陣となり、下田奉行所が置かれた場所。唐人お吉の菩提寺(ぼだいじ)でもある。寺の奥座敷の「唐人お吉記念館」には、お吉の使用したかんざしや櫛、ハリスの使用したグラスなどの遺品が展示されている。記念館の奥にひっそりと建つ墓には、お吉の19歳の時の写真が置いてある。命日の3月27日には「お吉まつり」が行われる。

3. 第2日 下田海中水族館ほか
 2日目はやはり雨だったので、観光バスを利用することになりました。この時期は「黒船コース」のみで、コース概要は次の通りです。
下田駅 → 下田港(下田港内めぐり遊覧船) → 下田開国博物館 → 了仙寺(ペリーロード散策を含む) → 下田海中水族館 → 下田ロープウェイ
 出発は10時05分、所要時間は2時間45分です。

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[黒船サスケハナ]
下田市外ヶ岡19 TEL:0558-22-1151(伊豆クルーズ)

 最初の場所は下田港です。外ケ岡の道の駅「開国下田みなと」の先にある案内所から観光船「黒船サスケハナ」が発着します。黒船を模した船には帆船のマストや外輪駆動装置(模型か)が取り付けられています。防波堤から少し港を出て、近くを一周します。
 次は少しバスに乗って下田開国博物館です。

 「サスケハナ」という名前の由来は、浦賀に来航した黒船。須崎半島沿いに進み、日本開国の舞台となった下田港を巡る、一周約20分の旅だ。船の2階には展望室もあるので利用してみよう。
●9:10〜15:30。30〜40分ごとに1日11〜13便運航。夏期には臨時便もあり。無休。天候により運休もあり。1000円(展望室料金別途400円)

[下田開国博物館]
下田市4-8-13  TEL:0558-23-2500

 1号館と2号館に分かれており、順次見学しました。江戸時代末期の黒船襲来時の歴史の一齣がわかり、また祭りの山車(だし)なども見ることができました。
 またバスに乗って、すぐ近くにある了仙寺に行きました。

 ペリーやハリスの遺品、吉田松陰に関するものなど、幕末から維新期の歴史を感じさせる約1000点の史料のほかに、8月に行われる下田太鼓祭りの山車のミニチュアなどの展示もある。

[了仙寺]
下田市七軒町3-12-12 TEL:0558-22-0657 宝物館0558-22-2805
 ペリーロードの起点です。

 1854(安政元)年に日米和親条約の付録協定が締結された本堂は、国の史跡に指定されている。別名「ジャスミンの寺」とも呼ばれ、1000株ものアメリカジャスミンが植えられている。境内には宝物館があり、幕末外交史の史料のほか 日米欧で収集されたさまざまな資料が展示されている。
●拝観自由。
宝物館は8:30〜17:00。8/1〜3、12/24〜26休。500円。

[ペリーロード] 上の写真は雨に濡れるロードの石畳です。
 了仙寺を参拝した後、ペリーロードを歩きました。小川沿いの静かな道で、気の利いた小物の店や喫茶店があります。雨が降っていたせいか、写真のように風情のある石畳の道の散歩を楽しみました。

 ペリーが歩いた石畳の散歩道。閑静な平滑川沿いは伊豆石造りやなまこ壁の建物が並び、風情あるそぞろ歩きにぴったり。夜はガス灯に火が灯る。
 了仙寺から平滑川の南岸を通り、柳橋(赤い橋)を渡って北岸に出て、さらに川沿いを東に向かってうじま橋を渡って北上し、弁天橋の東詰めの辺りまでがペリーロードである。

[下田海中水族館]
静岡県下田市3丁目22-31 TEL:0558-22-3567

 了仙寺からまたバスに乗り、南下して海岸にある下田海中水族館に行きました。ここでは何と云ってもイルカショーが見物(みもの)です。2頭のイルカが調教師の合図で、泳ぎ廻ったり、ジャンプしたり、いろいろな藝を見せます。

 自然の入り江を利用した海の生物とのふれあいが楽しめる水族館。アクアドームペリー号では、伊豆近海に生息する、約50種3000点もの魚たちの生態が観察できる。ふれあいの海では、バンドウイルカなどに触れるドルフィンビーチ(1350円)や、イルカたちにエサをあげるドルフィンフィーディング(1050円)などが楽しめる(ともに入館後要予約)。詳細は要問い合わせ。
 カマイルカの「トット」「ハート」の2頭が、驚くほどの高い能力を発揮して、大ジャンプや回転技などを披露します。
●9:00〜16:30(土・日・祝日・春休み・GW・夏休みは〜17:00、11〜1月は〜16:00)。無休。1900円。

 最後は下田駅に戻って、ケーブルカーに乗り、寝姿山から町や下田港を眺める予定でしたが、2時近かったので、駅前で昼食をとることになり、天気が悪く見通しが効かないだろうということで、ゆっくりと食事をして、そのまま電車に乗り帰京しました。

4. 感 想
 黒船来訪や下田条約の締結など歴史のある町だと感じました。また昨年見た大河ドラマ竜馬伝には、竜馬が黒船を見る場面がありましたが、ここだったのかと改めて認識しました。
 第1日は少ししか歩きませんでしたが、下田中心部の地理が頭に入りました。2日目は雨が降ったので観光バスに乗り、短時間で主要部を廻ることができ、かえって良かったと思います。しっとりとしたペリーロードや、イルカの曲芸は想い出に残ると思います。ただケーブルカーに乗り損なったのは残念でした。

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[Last Updated 12/4/2011]