広島島旅行
      目 次

1. 概 要
2. 第1日 広島
3. 第2日 岩国、宮島


   厳島神社大鳥居
              

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1. 概要
 2人の姉、兄夫妻と我が家の6名で年に1回、旅行を楽しんでいます。今年は広島へ1泊2日の旅行でした。
 2011年4月11日の10時に羽田をたち、昼頃ホテル(JR広島駅近く)に着きました。この日は原爆ドームを中心とする平和記念公園の観光です。爆心地の原爆ドームを見て記念写真を撮り、平和記念資料館の見学を始めた頃、熊本在住の長男から地震の第1報が入りました。東京との電話連絡がつかないまま、ホテルに戻ると東京で留守番をしている次男から、無事な旨の伝言がありました。
 12日は岩国の錦帯橋、宮島の厳島神社を訪れ、夜、広島羽田に戻りました。

1. 概要
0) 名称      広島旅行
1) 主要訪問地  広島、岩国、宮島
2) 期間      2011.3.11〜12
3) 参加者     兄弟6名(姉2人と兄・本人夫妻)
4) 交通機関   航空機、JR山陽本線、広島電鉄(路面電車)、JR宮島連絡船、岩国市営バス
5) 訪問場所
 (1) 広島 原爆ドーム、平和記念公園(広島平和記念資料館、平和の鐘)
 (2) 岩国 錦帯橋
 (3) 宮島 厳島神社
6) 特記事項
 (1) 最初は広島、宮島、萩、津和野などを巡る2泊3日のツアーを予定していたのですが、朝が早い、強行軍のようだなどの理由で、往復の航空便とホテルのみを予約し、スケジュールは自分たちで決めることに変更しました。
 (2) 天気に恵まれ雨には降られませんでした。
 (3) 兄はサラリーマンだった頃、広島にはよく行っていたので、スケジュールはまかせました。
7) 印象に残ったこと
 (1) たまたま震災のときで、一時は心配しました。
 (2) 上の姉に合わせて楽なスケジュールにしたので、ゆったりとしていました。その反面、行きたかった呉(やまとミュージアム、江田島など)には行けませんでした。 
 (3) 行ったことのある場所でしたが、久しぶりだったので始めてのような印象でした。
8) 旅行の概要
 広島へは往復とも航空機を使い、羽田空港の発着だったので楽でした。ホテルはJR広島駅近くのホテルニューヒロデンでした。
9) 参考図書
 タビリエ 広島、宮島、岩国 2008.10.1 JTBパブリッシング発行

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2. 第1日 広島 右の写真は相生橋から撮った原爆ドームです。
 航空機はANAでした。羽田発10時だったのでゆったりできました。我が家は都営地下鉄で泉岳寺に出、京浜急行の羽田空港行きで空港に行ったので問題なかったのですが、JR蒲田駅から空港行きのバスを予定していた姉2人と兄夫婦は、待ち合わせがうまく行かず、姉たちは手間取ったようです。託送品が無い場合は、旅行会社から受け取った印刷物でゲートに入れるので楽でした。ただスキーで使っていたジャックナイフが洗面道具の袋に入ったままだったので、航空会社のカウンターまで戻る必要があったので多少手間取りました。
 広島空港からのバスはノンストップでJR広島駅に着き、ホテルは駅から近いので楽でした。
 駅ビルのレストランで昼食をとり、ホテルでチェックインしたあと、荷物はホテルに残して広電で平和公園へと向かいました。原爆ドームを見学し、平和の鐘を見てから原爆資料館に寄りました。まだ入って間もない頃、熊本にいる長男から震災を心配して携帯に電話がかかってきました。広島に行くことは話してなかったので、地震を心配して電話をくれたのです。我々はこの電話が震災の第1報でした。早速東京に電話しましたが、つながりません。ホテルに早めに戻ったところ、フロントに東京からの安全を報せる言づてがあり、一安心しました。
 夕食は予約していなかったので、2人の姉をホテルに残して駅の近くなどを歩いて、何軒かのレストランを見つけ、ホテルに戻って姉に報告しました。結局、疲れたので夕食はホテルのレストランで済ませました。広島名物のカキを食べました。いつもならこの後、どこかの部屋に集まるのですが、朝が早かったことと、震災のニュースをテレビで見るために、早く部屋に戻りました。
 ホテルの近くにも、縮景園(広島藩主浅野長晟[ながあきら]の別邸の庭として元和6年[1620]造園された回遊式庭園)などがあったのですが、今回は訪れませんでした。

3. 第2日 岩国、宮島 右の写真は岩国の錦帯橋です。
 この日は兄の提案で、岩国と宮島に行くことになりました。山陽本線に乗り、約40分で岩国駅に着きました。そこから市営バスで約20分、錦帯橋に着きました。橋は江戸時代に造られ、木造の5連アーチという特異な形の木造橋です。錦川の対岸には吉香(きっこう)公園、その奧には紅葉谷公園があってロープウエーで丘に登ると岩国城があります。対岸には渡らず、橋の袂(たもと)で写真を撮ったり、少し歩いたりして、バスで岩国駅に戻りました。岩国は宇野千代の出身地で、彼女は馬込文士村に在住したことがあるので、何となく親近感を覚え、帰ったら著書を読んでみようと思いました。
 再び山陽本線に乗り、約20分で宮島駅に着きました。丁度、昼になったので、駅近くの老舗らしいレストランに入りましたが、かなり待たされそうなので、宮地区行きのフェリー乗り場近くのレストランで穴子丼を食べました。この辺りの名物のようです。宮島へはフェリーで約10分です。JR宮島連絡船と宮島松大汽船が交互に出ているようです。途中、厳島(いつくしま)神社の海中にある鳥居の写真を撮りました。このページのトップの鳥居がそれですが、陸側から撮ったものです。厳島神社は6世紀末に平清盛によって現在の姿に整えられました。海の上に浮かぶように社殿が建ち並ぶ特異な神社として知られており、瀬戸内海に立つ大鳥居や、鮮やかな朱塗りの社殿など、優雅な建築と自然との調和が見事です。平成8年には、弥山原始林とともに、世界遺産に登録されています。海辺の方から神社に行き、参拝・一巡した後、陸側からフェリーターミナルに戻りました。ほかに五重塔、千畳敷(豊国神社)などがあります。途中、参道には奈良のように鹿が散歩していました。宮島のお土産は紅葉饅頭で我々も買い求めました。帰りはフェリーに乗ってJR宮島駅から広島に戻りました。ホテルに預けてあった荷物を受け取り、昨日の震災のこともあるので、少し早めに空港に向かいました。ありがたいことに、空港のレストランで鉄板焼きを食べることができました。3月末までNHK・TVで放映していた朝ドラ「てっぱん」でおなじみだったので、一度食べてみたかったのです。
 航空機は時間通りに飛び、羽田からの帰路も大森まで路線バスに乗り、そのあとタクシーで無事に帰宅できました。

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[Last Updated 4/30/2011]