岩森美里さん 小島好弘氏
今回の四人の出演者のうち二人がコーラスグループ森の会に因縁の深い方々でした。岩森美里さんはコーラスの指導者岩森先生のお嬢さんですし、小島好弘さんは何度か発表会アカンサスでピアノ伴奏を引き受けていただきました。
小島さんの軽妙な司会と、芸達者な出演者そして楽しい選曲が相まって楽しい半日でした。更に加えてコーラス仲間のご主人(昨年夏に脳血栓)が久しぶりに参加され、回復を祝いました。目 次
2 出演者紹介
1 プログラム
当日歌われた唄の数々をご紹介します。
2 出演者紹介
当日楽しい唄を唄って下さった方々とピアノ伴奏者をご紹介します。
1 プログラム
オペラ歌手が歌う 楽しい日本の歌と珠玉のアリア集
第1部 ｢オープニング・得意な曲で｣
1.プッチーニ/作曲 オペラ｢ジャンニ・スキッキ｣より｢私のお父様｣ 松 原
2.ビゼー/作曲 オペラ｢カルメン｣より｢ハバネラ｣ 岩 森
3.ヴェルディ/作曲 オペラ｢リゴレット｣より｢女心の歌｣ 井ノ上
第2部 ｢子供の詩の歌・亀山法男/作曲｣
1.｢ねこ｣ 松 原
2.｢あしたの時間わり｣ 井ノ上
3.｢のどちんこ｣ 岩 森
4.｢お父さんへの手紙｣ 松 原
5.｢つうしんぼ｣ 岩 森
6.｢かんじのテスト｣ 井ノ上
第3部 ｢大人のための童謡・岩河智子/編曲｣
1.｢雨降りお月、雲の蔭｣ 松 原、岩 森
2.｢あわて床屋｣ 井ノ上
3.｢黄金虫｣ 岩 森
4.「めえめえ児山羊｣ 松 原
5.｢鞠と殿様｣ 岩 森、井ノ上
第4部 ｢オペラアリアと重唱｣
1.ヴェルデイ/作曲 オペラ ｢椿姫｣より｢乾杯の歌｣ 松 原、井ノ上
2.チレア/作曲 オペラ ｢アドリアーナ・ルクヴルール｣より
「苦い悦び、甘い苦しみ」 岩 森
3.プッチーニ/作曲 オペラ ｢トスカ｣より｢星は光りぬ｣ 井ノ上
4.ドニゼッテイ/作曲 オペラ ｢ランメルモールのルチア｣より
｢あたりは沈黙に閉ざされ｣ 松 原
2.1 松原有奈(ソプラノ)
国立音楽大学声楽科卒業。同大学院オペラコース首席修了。大学院修了後、イタリア・ミラノにて研鑽を積む。第64回日本音楽コンクール声楽部門第2位入賞。第1回スーパー・クラシック・オーディション第2位入賞。東京文化会館新進音楽家デビューコンサートオーディション、及びソリストオーディションに合格。｢椿姫｣｢カルメン｣｢フイガロの結婚｣｢コシ・ファン・トゥッテ｣｢こうもり｣などのオペラ出演の他、NHK-FMリサイタル、二期会ガラコンサート等に出演。また最近ではモーツアルト、フオーレ、ヴェルディの｢レクイエム｣をはじめオルフ｢カルミナ・ブラーナ｣、ベートーベン｢第九｣等、、合唱曲のソリストとしても活躍している。
2.2 岩森美里 (メゾ・ソプラノ)
国立音楽大学、同大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンへ留学。オペラスタジオ修了公演でカルメンを演じ特別賞受賞。｢フィガロの結婚｣のケルビーノ、マルチェリーナ、｢ウインザーの陽気な女房達｣のライヒ夫人、｢蝶々夫人｣のスズキ、｢ワルキューレ｣のヴアルトラウテ、ロスヴァイセ等多数のオペラに出演。二期会40周年記念原語初上演でカルメンを演じた。又、新国立劇場の｢仮面舞踏会｣のウルリカ、今年10月の新国立劇場の｢魔笛｣の第Ⅲ待女、2001年3月の新国立劇場の｢ラインの黄金｣のエルダに出演予定。二期会、東京室内歌劇場合員。東京芸術大学非常勤講師。
2.3 井ノ上了史(テノール)
国立音楽大学卒業。東京文化会館推薦オーディション合格。日伊コンコルソ入賞。イタリア声楽コンコルソ金賞・テノール大賞受賞(2年連続)。日本声楽コンクール入選。東京国際コンクール入賞・海外留学助成金を受ける。早くから注目され数多くのオペラ、コンサートに出演。
1991年よりイタリアに留学。ジャチント・プラデッリ、アリーゴ・ポーラ、ジュデイッタ・パリス、エウジェニオ・フロッティ氏らに師事して研鑽を積む一方で、パドヴァ、パヴィアの国際コンクールに入賞。以降、海外での舞台経験も豊富である。今年10月には、二期会公演｢コシ・ファン・トゥッテ｣に出演し、好評を得る。二期会会員。東京芸術大学、東京音学大学非常勤講師。
2.4 小島好弘(ピアノ)
日本大学芸術学部音楽科卒業。在学中はピアノを松浦豊明、水野朋子の両氏に師事。伴奏法を塚田佳男、大場俊一の両氏に師事。在学中より声楽関係のピアノ伴奏活動を始め、その後、オペラ団体二期会の伴奏ピアニストとして数多くの声楽家、合唱団と共演。1985年、第1回モーツァルト・ピアノ伴奏コンクール入選。1986年から2年間、ウィーンに留学1990年と91年第1回、第2回上野・奏楽堂日本歌曲コンクールにて、優秀共演者賞を受賞。また、1989年からは｢由紀さおり、安田祥子姉妹の童謡コンサート｣のピアノ伴奏を受けもち全国はもとより、1993年から海外での公演にも参加し、活動の幅を拡げている。日本大学芸術学部音楽科講師。
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[Last Updated 1/31/2002]