謎を追う名馬と花の武士

  目 次

1. まえおき
2. 本の紹介
3. 本の目次
4. 著者紹介


波多野いと子著
文芸社

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1. まえおき
 2001年の11月中旬、コーラス仲間で湖東三山と香嵐渓に紅葉を見に行きました。途中で寄った美濃関物産館では剪定用鋏を買いました。関は昔から刃物が有名です。その他に、たまたま「謎を追う名馬と花の武士」という本を置いていたので求めました。本には名馬「磨墨(するすみ)」の話が出ており、馬込の万福寺(我が家から徒歩約15分のところにあり散歩コースの馬込案内にも載せてある)にある銅像のことも載っていたからです。本の場合も人と同様に出会いがあると思います。

2. 本の紹介
 著者は関市に住むバスガイドで、紅葉狩りにみえたお客さんを尋ねて鹿児島県の甑島(こしきしま)で偶然にある武将の墓を発見したことから謎解きの旅がはじまりました。
 関市の近くに「せせらぎ街道」があります。途中の明宝村には「磨墨の里」という道の駅が位置し、「名馬磨墨の像」が建っています。これが宇治川先陣争いの「名馬磨墨と梶原源太景季(かげすえ)」であり、甑島ではこの武将の墓を拝んできたのです。
 こうして鎌倉幕府設立に深く貢献した梶原景時、景季親子、そして名馬「磨墨」を追い求めた旅行が始まり、第三章の「名馬を追って」では万福寺を訪れ、磨墨の銅像と対面するわけです。

3. 本の目次
第1章 え? どうしてこの人がこの地に? ……………… 6
第2章 天馬が舞い降りる気良の里 ………………… 13
第3章 名馬を追って…………………………………… 22
第4章 梶原源太景季とは………………………………34
第5章 梶原一族出生の地………………………………44
第6章 宇治川先陣争い…………………………………49
第7章 箙の梅と一の谷…………………………………86
第8章 平家滅亡へ…………………………………… 101
第9章 梶原景時 終焉の地………………………… 123
第10章 離島にある景季の墓…………………………138
第11章 甑島物語−『甑島物語』松竹秀雄者より−…131
資料提供…………………………………………………181
参考引用文献……………………………………………183

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4. 著者紹介
波多野 いと子(はたのいとこ)
岐阜県武儀郡武儀町生まれ。岐阜県関市下有知在住。
奈良県天理市天理高校卒業後、バスガイドに。
趣味は鮎釣り、和太鼓、旅。
現在は、岐阜県関市より全国へ向かって"発車オーライ”している。


[Last updated 11/30/2006]