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議会ウォッチング |
![]() 6月15日からはじまった6月定例議会が29日に終わりました。今議会は、補正予算がなく条例一部改正案のみで提案された議案はすべて可決されました。 私は、「市立養護学校存続に関わる請願」について紹介議員を代表して本会議提案したほか、「障害を持つ子ども達の療育体制」「行政体質の改善、いわゆるお役所仕事の改善」の二点について一般質問しました。 ![]() ![]() − 文教産業委員会での教育長答弁 − 今議会の最大の争点は市立養護学校存続に関わる請願の取り扱いでした。19日の本会議では私が提案者を代表して趣旨説明を行い、翌19日の文教産業委員会審議を経て、28日の本会議において全会一致で採択されました。 なお、請願本文は、議会ウォッチング(6/6)掲載の 「高槻市立養護学校の存続を含め、今後のあり方を求める請願」をご覧下さい。 しかし、極め付きは、「廃止やむなしの答申趣旨」と「当面存続の請願趣旨」について文教産業委員会で意見を求められた教育長の答弁。「請願趣旨と答申趣旨の基調に齟齬はないと考える」ですって。どこをどう読んだらこんな理解が出来るのでしょうか。凡人には理解不可能です。 今議会での採決を避け、継続審議(棚上げ)に持っていきたかった市教委でしたが、思惑は完全に外れてしまいました。採決結果は全員一致で請願賛成。市教委は、もはや思考停止状態です。 なお、文教産業委員会での「市立養護学校存続請願審議」にあたって、教育委員会次長が読み上げた市の意見は以下の通りです。 (赤字は私のコメントです) 「市立養護学校の存続を含め今後のあり方を求める請願」については、請願理由にも述べられているとおり、5/15の答申に関連して市立養護学校保護者会等から、当該養護学校の将来に対するご心配と不安の気持ちからご提出になったものと存じます。 (ナント、謙虚なお気持ち!) 市養の今後のあり方についての最終答申は「審議会の多数意見として、とりわけ通学する児童生徒の通学保障を行った上で廃止やむなしと考える」とされており、今後の具体的進め方については、この答申の趣旨を十分に尊重して慎重に検討して参る所存です。 特に、在籍する児童生徒の通学保障については、具体的内容の検討について保護者のみなさんの意見聴取をはじめ、府教委等関係機関との協議が不可欠であり、適切な条件整備について鋭意検討をすすめ、慎重な対応をして参りたい。 (「鋭意」「慎重」という言葉がやたら続きます!) |