2010/05/09(日)


<1/144・HGUCギャン製作1>

 HGUCお台場ガンダムの次は、HGUCギャンを作ることにしました。
 ゼータが途中のままほっぽってる状態なんですが、ゼータのほうは相当手を入れないと満足できなさそうなので、まだ気合が入らない。
 その点、ギャンはプロポーション自体はなかなか良いと思うので。

 まずはパーツを確認。
 HGUCの第2弾で発売が1999年と少々古いだけあって、最近のモデルよりもずいぶんシンプルな構成で、パーツ数も少ない。

 で、まずは仮組み。
 ギャン自体に愛着があるし、素直な作りで手が入れやすそうな感じがするので、今回は気になるところをいじることに挑戦してみたいと思います。
 全体的には、継ぎ目が目立ちそうなパーツ構成という印象。正面、または設定でエッジになってない部分に継ぎ目が来ることが多い感じ。噛み合わせが悪い部分もあるし、継ぎ目消しはしっかりしておこう。

HGUCギャンのパーツ

継ぎ目が目立ちそう

 足首は可動範囲が狭い感じ。本やネットの作例ではジョイント部ごと変更しているものが多い。この改造はハードルが高いけど、そもそも足首が非常に付け難い不思議な構造をしているので、挑戦する価値は高い。
 それから、足首周りが寂しい。フレアが大きく開いて中が丸見えなのにもかかわらず、ダボが堂々と見えちゃってるのは気になる。それから裏側も寂しい。プラ版とかバーニアノズルで隠すのがいいのかなー。

 腕。拳がもったりしてる印象で、おもちゃっぽい。
 サーベルや盾を持たすにはこの拳がいいんだろうけど、もっとリアルなシャープな感じに変えたいところだなー。コトブキヤのハンドに変えるだけでぐっと良くなりそうな感じ。

足首周りはやってみたい

拳が…うーん…

 続いて胴体。
 ハッチのモールドが浅いので、すぐ消えちゃいそう。このままだと腹のあたりが間延びして見えるので、なにか手を入れたい。モールドを彫りなおすか、コトブキヤのハッチでも使うか。モールドパーツやデカールを貼っても見栄えが良くなるかも。
 胸のダクトのモールドも甘く、もっと迫力が欲しいところ。穴を開けるか、モールドパーツを組み込むか。
 脚のフレア同様、スカートの中も殺風景。足の稼動のためにはあまり仕込めなさそうだけど、裏側の処理くらいはしたほうが良さそう。

 作例でも良く手を入れられている顔もなにかやってみたい。
 モノアイ用スリットの周りや、顔の輪郭をシャープに変えると良い模様。最初からあったのか自分でやっちゃったのか分からないけど、端が削れてしまっているので、ここの補修とともにやってみたい。
 それから、平面的な黒パーツ+シールという構成のモノアイ自体もぜひ変更したい。スリット部を奥まらせて、目はHアイズを貼り付けるか。モノアイ可動はハードルが高いけど、できたら面白いだろうなあ。
 それから、アンテナは尖らせないとかっこ悪いかな。

いろいろいじりたくなる胴体

顔は改造しやすいらしい

 武器関連。
 サーベルはパーティングラインが目立つので、処理が必須か。とはいえ、サーベルを持ちっぱなしのスタイルだと、どうにもおもちゃっぽくて好きじゃない。何も持たせないか、あるいは設定に反するけどライフルを持たせるほうが精悍になりそう。
 シールド裏側は、ハイドボンブ射出口を飛び出させた代わりに窪みができちゃっててちょっとかっこ悪い。ここは埋めたほうが良さそう。でかい上に目立つパーツなだけに、モールド追加と共に手を入れてみたいところ。シールド裏へのサーベルラック追加は、作例ではよく行われているけど、パーツのスクラッチはまだ自分には無理かも。

 ということで、仮組み終わり。
 改造なんてしたことのない素人ですが、そんなワタシでもいろいろやってみたい、やったら良くなりそうと思わせてくれる、やりがいのあるキットいう感じがします。
 何分初体験なので、きっと思い描いているようにはならないと思いますが、やっぱり挑戦してみないと!例え失敗したとしても、シンプルな構成のキットなので、なんとかリカバーできそうに思えてしまいます。

シールドの裏

良い壷。

 大変そうだけど、この先を作るのが楽しみ。
 カラーリングも思い切って変えてみたい。
 手を入れなくても良さそうなところから継ぎ目消し、塗装をしつつ、またなんか良いパーツがないか探してみようかな。

2010/05/16(日)


<1/144・HGUCギャン製作2>

 今日は作成作業自体は行っていないんだけど、色の検討をしました。

 説明書で全身が描かれている図を撮影して、パソコン上で色を付けてみる。
 色は、GSIクレオスのサイトにあるMr.カラーの色見本と同じにしてあるんだけど…、実際に塗ったときよりも濃い感じがするなあ。

今回は茶系で

 で、考えているのはこういう色合い。
 テーマは、ギャンが制式採用されたとして、地球上で運用された場合のカラーリング。がらっと改造するまではできないので、「陸戦型」とは言いません。
 陸戦タイプがほんとにこんな色なのか?というのはさほど検討してないし、なんとなくもっと薄い色合いのほうがそれっぽい気がしないでもないけど、とりあえず見た目重視。あと、既に所有しているカラーを使って塗ろうということで。

 まあ、さほど悪くない雰囲気なんじゃないかなーと。
 あとは、実際にこの組み合わせで適当なプラ材に塗ってみて、問題なければこのカラーリングで行こうと思います。

2010/05/30(日)


<1/144・HGUCギャン製作3>

 予め接着しておいた腕と太腿の継ぎ目消しを行い、前回検討のカラーリングで塗り始めました。

 太腿はそのままだとのぺーっとした感じに見えたので、新たにスジ彫りすることに挑戦。
 鉛筆で下書きした後、精密マイナスドライバー(100円ショップで購入し、先を研いだもの)で少しずつ彫っていきます。
 うーむ、ちょっと線がへたーっとなってしまった感じも。実際にスミ入れしたらどうなるかというところですが。

 塗装のほうは、今回は茶系ということで、薄いカラーリングとなるパーツには、Mr.カラーのサンディブラウンを使用。
 つや消しでなかなか良い色ですな。コンパウンドで磨いて塗装面を平坦に近づけたいところだけど、そうするとツヤが出ちゃうのが悩みどころ。

スジ彫りに挑戦

とりあえず塗り始め

 いくつか改修を考えているのですが、まだプランが固まってないので、とりあえず普通に組むのでOKとしているところから製作を進行しています。
 今後どうやっていくかは楽しい悩みではありますが、失敗したらどうしようと怖く感じてしまうところでもあります。


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