2008/01/01(火)


 12/31より帰省中です。

 というわけで大晦日、朝の新幹線で新神戸まで移動。
 帰省ラッシュで自由席はなかなかの混雑だったようですが、ウチは早めにチケットを取り、しかもグリーン車にしたので、ゆったり快適な旅となりました。
 乗車したのは新幹線700系ですが、隣のホームに新型車輌のN700系が停まっていたので撮影。写真で見ていたときはイマイチに感じていましたが、実物を見るとなかなか精悍な顔つきでりりしいですね。乗車した700系の顔も愛嬌があって良いですが。

新型車輌・N700系

こちらは乗車した700系

 車内では楽しい駅弁タイム。
 ヨメが選んだのは『21世紀出陣弁当』。以前買おうと思ったら売り切れだったので、今回買うことができて良かった。
 美味しいお弁当だった模様。ワタシも味見しましたが、素直な良い味でした。

 ワタシのチョイスは『特製幕之内御膳』。新作駅弁だそうです。
 「東海道五十三次」をあしらった箱が良いですね。様々なおかずが味わえる楽しいお弁当です。どのおかずもとても美味しかった。ご飯類とおかずのバランスが、もうちょっとご飯が多いくらいだともっと良いように感じました。

21世紀出陣弁当

特製幕之内御膳

ICOCAストラップ

 というわけで新神戸に到着。
 ここから高速バスに乗車して四国に入ったわけですが、バスの時間まで小一時間ほどあったので、新神戸駅のお土産屋さんでお買い物。

 せっかくなので何か関西限定モノを…ということで、JR西日本の非接触型ICカード乗車券:ICOCAのストラップを購入しました。
 カモノハシのイコちゃんというキャラクターだそうですが、細い目がなんともキュートですね。
 出来も良い感じだし、買って良かった。

 他にも購入したモノがあるんですが、まだ開封・組み立てをしていないので、それはまた後日に。

 そして到着してからはだらだらと紅白を見ながら年を越し、年が明けてからもすっかり寝正月状態で過ごしています。

2008/01/02(水)


 今日はみんなで和懐石のお店でお食事。
 お正月らしい雰囲気の料理を御馳走になりました。

 一品目から豪華なおせちのような華やかな料理でした。
 目でも楽しめるし、味もすごく美味しかったです。
 皮を香ばしく焼いてある鯛のお刺身など、ワタシの好きなお料理がたくさん出ましたが、特に美味しくて感激したのは穴子のゴボウ巻き。焼いた穴子の香りが素晴らしく、もうたまりませんでした。下の写真を撮っていたときも、良い香りが鼻をくすぐり、こんな写真なんて良いから早く食べたいと思ったくらいです。

干支のネズミも可愛い

絶品でした。穴子。

2008/01/03(木)


 帰省先からの帰り、新神戸から足を伸ばして姫路城を見てきました。
 姫路城を見るのは初めてです。以前から見たかったのになかなか行く機会もなかったんですが、とうとう行くことが出来ました。

 白鷺城と言われるだけあってさすがに美しいですね。
 天守の中はもちろん、その他にも色々残っているので当時の姿をそのまま見られるので感動しました。天守までの曲がりくねった道や、城壁に開けられた鉄砲を撃つための穴など、敵から攻められたときのための備えもじっくり見学することができました。確かにこれは難攻不落な感じの城だなあ。

美しい姿を見せる姫路城

敵から狙われにくいような構造

 そんな姫路城に行く道すがら、たまたまよった山陽電鉄の駅売店でお宝を見つけたのでゲットしてきました。
 山陽電鉄が明石市で運営しているコミュニティバス:TacoバスのチョロQです。
 タカラ製なのでさすがに良い作り。本体のカラーリング、ロゴもしっかりしています。外箱もオリジナルデザインで嬉しい。タコの絵が実に可愛いですね。

TacoバスチョロQ

乗ってみたいなあ

ピスタチオの香りが良い。ミラノ

 姫路を堪能したあとは、三の宮に戻って散歩。

 事前に調べていたイグレックプリュスというお店でお茶とケーキ。
 人気店らしくけっこう並びましたが、美味しかった!ワタシがいただいたミラノというケーキは、ピスタチオの香りが実に良かったです。甘過ぎないので、いくらでも食べられそうな感じでした。

 というわけで兵庫を楽しんだわけですが、他にも行こうと思っていて行きそびれた場所がけっこうあるし、狙っていたのに買えなかった限定グッズなどもあるので、そのうちまた来たいと思います。

 さて、帰りも700系新幹線に乗って帰ってきたわけですが、夕食はもちろん駅弁です。

 ヨメが選んだのは、神戸のステーキ弁当
 ワタシも食べてみましたが、肉の味わいは良いけど、ちょっと固めかな?もう少しソースが利いていた方が良い感じ。下のバターライスは実に良い味でした。他にも神戸牛ステーキのお弁当はあったので、また今度は別のも試してみよう。
 ワタシが選んだのは新作弁当らしい、牛肉王子
 牛丼っぽいちょっとチープな感じの見た目が不安だったんですが、食べてみるとけっこう美味しい。3種類の牛肉が食べられるのも飽きが来なくて良かったです。

神戸のステーキ弁当

牛肉王子

 食後のデザート?は、三の宮の駅で購入した551蓬莱の豚まんと焼売。
 豚まんはさすがという感じで美味しかったけど、感動したのは焼売!肉汁がたっぷり染み込んだお肉がぎっしり、満足度の高い幸せな味でした。
 美味かったー!こっちに来たら絶対また食べよう。

551の豚まん

551の焼売。極旨!

2008/08/14(木)


 8/14~16で愛知旅行に行ってました。

 愛知は全行程車で周りました。ウチのistで最大の遠出です。
 お盆時期ということで渋滞を避けるため、日付が変わるとすぐに出発。ウチからだとカーナビでは中央道を使った道が出るんだけど、どっちがマシか検討した上で東名を選択しました。
 その甲斐あってか、まったく渋滞にあうことなく非常にスムーズ。途中に休憩を挟みながらも、朝5時半には朝食ポイントに設定していた上郷SAに到着。開店時間の7時まで仮眠を取れちゃうほど余裕がありました。

 上郷SAでは、バイキングで朝ごはん。
 この土地独特のものが食べられるわけではないけど、どれもちゃんと作ってあって美味しいし、好きなものを自由に食べられてしかも安い。これから旅でエネルギーを使う前準備としては、ちょうど良い感じでした。

行きの道も楽しいヨ!

 で、立ち寄ったSAでも限定グッズを探しているわけですが、今回も良いものを入手できました。
 まずは浜名湖SAにて、入口看板のタオルハンカチ。去年忍野八海に行ったときには足柄SAを入手したのですが、これで2枚目!絵柄は良いし、ハンカチとしても使い心地が良いのですよ。
 それから上郷SAにて、こちらも入口看板を模したストラップ。携帯クリーナーにもなっています。
 SAはこういうのがあるところも楽しいですなあ。

 そんなわけで、オープン時間に合わせて第1の目的地:犬山城に到着。
 戦国の世の天主が残っているということで、質実剛健、風格ある姿が良いですね。それだけに、中の階段は急だし、今で言うテラスに当たる部分は手すりは低いし、なんだか外に向かって下がってるしで、高いの怖いワタシにはもうスリル満点。
 怖くてこんなところ住めんわー。昔の人って大変だったんですねえ。

白帝城とも呼ばれます

こわい

 続いて第2の目的地、というか犬山に来たのはこっちがメインなんだけど、博物館明治村へ。
 明治期の貴重な建物が多数移築されているということで、是非来たかったんですよ。特に良かったのが帝国ホテル中央玄関。装飾の施された柱などは美しく、巨大な芸術品という感じ。
 さらにエントランスも雰囲気があり、『サクラ大戦』の大帝国劇場を思わせる浪漫溢れる造り。気分はすっかり太正浪漫!おかげで村内のポスターにある「大正」の文字を見て、「誤字があるよ?」と思ってしまいました。
 最初はこの中の喫茶室でお茶でもして、優雅に雰囲気を味わおうと思ってたんですが、まだ準備中だったし、この日はあまりに暑いのでやめました。さすがに明治期の建物だと冷房完備とはいかないですからねえ。

世界的に有名な建築だとか

太正浪漫溢れるエントランス

 それから良かったのが金沢監獄
 建物自体もレンガ造りでお洒落なのですが、獄房に入れるようになっているのが面白いですね。実際に入るとそりゃあ辛いでしょうが、飾ってある人形の表情が妙に活き活きしているので、意外と快適なように見えてしまいました。

お食事中。

看守さん。カッコイイ

 それにしても、明治村がこんなに広くて高低差があるとは思わなかった!
 到着後間もないし、暑いし広いしで、へろへろになってしまいましたよ。体力的にも気力的にも全部は見切れないので、飛ばしつつ見学しました。他の建物はまた次の機会にでも。
 疲れたので、一応端から端まで歩いた後は、村内を循環するバスで一気に出口まで戻りました。車内には案内のアナウンスも流れて便利。レトロな外装のボンネットバスタイプの車輌で、雰囲気があります。
 今回は乗りませんでしたが、京都市電や蒸気機関車が動態保存というか、村内を移動する交通手段として利用されていて、雰囲気を盛り上げると共に広い村内を楽に移動できるようになっています。

レトロな雰囲気がカッコイイ

ほんとに蒸気で走ってます

 村内でいただいたのは、まず暑さにやられたのでかき氷。
 汐留バーで白桃白熊。冷たくて美味しくて天国のようでした。レトロな雰囲気の店内もステキ。ただ、席数が2卓のみと少ないのが残念。外にも席はあるんですが、真夏の昼の暑さでは…。

 それから、お昼に明治村駅弁
 姫路駅で昔売られていた駅弁を再現したものだそうです。素朴な味わいですが、昔ながらの日本の味という感じで美味しかったです。
 正面入口そばの食堂でいただけるのですが、せっかくだから蒸気機関車の車内とか、駅のそばで食べられるようになっていればもっと雰囲気があったのになあ。

このかき氷に救われました

昔の駅弁

ハイカラ号

 明治村で購入したのが、明治村パズルマップ
 明治村の建物が描かれたピースを組み合わせることにより、村内で乗れるバス:ハイカラ号を走らせるコースを作れるようになっています。標識もついてたりして、楽しい感じ。
 パズルマップのほうは、デカいし別になくても良かったんですが、ハイカラ号のモデルカーはこのセットにしかないので。
 ハイカラ号がうまくデフォルメされています。パズルマップの溝をトレースするタイヤが車体底に付いているため、パズルマップの外だと少々前輪が浮く形でしか置けません。が、リアルなスケールモデルではないので、気にならないレベルです。
 実際に乗ったことだし、旅の記念として購入しました。同じく村内を走る京都市電のチョロQもあったんですが、乗ってないし、出来がもう1つのように感じたので、今回はパス。

 覚悟してた渋滞もなかったので、スムーズに初日に予定していたコースを周れたため、二日目の予定を1つ繰り上げ。

 名古屋市街に移動してきてから、徳川美術館を見学しました。
 徳川家由来の道具や書画類が多数展示されてます。複製ではなく本当に昔に書かれた貴重な文書も多くて、非常に見応えがありました。
 面白かったのは、企画展の夏休み歴史教室 徳川家康と戦国のたたかい。合戦図屏風も展示されてましたが、やはり有名な合戦が図示されているのはおもしろいですなあ。ところどころに有名な武将がいたりして、見つけるのも楽しかったり。
 それから史書が展示されているコーナーでは、その時々の権力者によって史書が作られてきた経緯や、歴史を記す・学ぶ意義などが分かりやすく説明されたパネルがあり、とても勉強になりました。

 徳川美術館では徳川の葵が描かれたタオルハンカチを購入して、ヨメにプレゼント。あぶらとり効果もあるようで、使い心地も上々だった模様です。

徳川美術館の前にある門

さりげない感じで良いですね

 というわけで、初日の予定も無事終了したので、いったんホテルにチェックインしてから晩御飯。
 名古屋といえば!ということで矢場とんで、以前から食べてみたかった味噌カツをいただきました。
 せっかくなので名物のわらじとんかつを注文。大きすぎて食べられないかな?とも思いましたが、そんな心配はまったく不要でした!すっげー美味い!それに味噌一辺倒な味じゃなく深みがある味付けなのに意外にあっさり。こりゃあどんどん食べられる!通常の倍はあろうかというサイズながら、あっさり食べられました。
 味に感動したし、可愛かったので、マスコットキャラクターの横綱ぶたのストラップを購入。つぶらな瞳がかわいいなあ。

驚くほどあっさり完食

横綱ぶた

名古屋限定チョロQ

 買い物で立ち寄った東急ハンズの名古屋店で見つけた、名古屋限定チョロQを購入。
 ボディは普通のバスタイプで、きちんとしたタカラトミー製。名古屋っぽいイラストが描かれたシールが貼られています。

 さてお宿ですが、ホテルトラスティ名古屋栄に宿泊しました。
 地下鉄東山線の栄駅近くというロケーションも良く、部屋もきれいで快適。お盆のプランで冷蔵庫の飲み物がフリーだったので、ビールやソフトドリンクを飲んでホテルを満喫しました!
 それから、和定食×1種類、洋定食×3種類の中から選ぶ形になっている朝ごはんが美味しかった。ホットドッグのセットは、ザワークラウトも挟んであってボリュームたっぷり。トーストのセットは、スクランブルエッグじゃなくてたまごサンドの具のような感じでしたが、たまごサンドダイスキーなワタシにはむしろ朗報!美味しくいただきました。

 で、このホテルで良かったのはインターネット接続周り。
 無料で有線接続OK、しかもDHCPサーバーが立ててあって、設定もなく即座に接続完了。ライティングデスクにEthernetポートがある上に、Etherケーブルまで最初からささっていて、フロントに言ってケーブル借りたりとか余計な手間も一切不要!
 都会のビジネスホテルだとこんなものなのかもしれないけど、これまでこんなに簡単かつ快適に接続できたことがなかったので感動ものでした。アタッシュケースで愛機を持っていったのですが、おかげで巡回に訪問予定場所の調査にと、大いに活用できました。

あさごはん

ポート、ケーブル完備

2008/08/15(金)


 2日目は名古屋市内を観光です。
 まずは名古屋のシンボル、名古屋城
 白い外壁を持つシンプルな四角い印象の天守は、期待以上に美しい。五層もある平城は、下から見上げるとさすがに壮観ですね。

 上からは市街を一望。
 いつも名古屋場所をやっている愛知県体育館も良く見えます。大相撲中継ではいつも、体育館から名古屋城を見た映像が使われていますが、逆の視点ということで。

尾張名古屋は城で持つ

大相撲で御馴染み

 中は資料館になっていますが、これがまた面白かった。

石垣運搬中。

 城の中なのに江戸時代の城下町が再現してあるコーナーがあったりするのがなんかおかしかったり。
 築城時に石垣を運ぶ様子が再現されてるし、その石垣にはロープが付いていて、重さを体験できるようになっていたり。
 焼失したことも含め、名古屋城の歴史をきちんと楽しく学べるようになっていますね。

 そして名古屋城といえばやっぱり金の鯱!
 いやいやあそこまで金ぴかだとは思わなかった!この日は天気も良かったおかげで、陽の光に良く映えていてとてもきれいでした。

 そしてせっかく本物を見たことだし、金の鯱プルバックカーを購入。
 しっかり再現されているし、ピカピカ具合も良い感じ。
 上部の作りはすごく良いんだけど、プルバック周りはいまひとつな出来でした。底部に小さい車輪が付いているのですが、車軸の回転がスムーズじゃないのか、車輪のゴムが良くないのか、あまりスムーズに走りません。
 まあ、ディスプレイモデルとしては十分なんでいいんですが。

ピカピカできれい

こちらはプルバックカー

熱田神宮

 続いて行ったのは熱田神宮

 三種の神器の1つである草薙剣が奉られていると云われる由緒正しき神社なので、かねてから参拝したかったのですよ。
 本殿が改修工事中だったのが残念ですが、お参りできて良かった。

 参拝後は熱田神宮のそばにあるあつた蓬莱軒でお昼ご飯。
 このお店はいつも行列ができているのですが、この日は特にお客さんが多かった模様で、お昼の営業時間が延長されてました。受付に名前を書いてから、席に通されたのが2時間後!とはいえ、先に名前を書いてから熱田神宮を参拝し、時間を見計らってお店に来たのでほとんど並ばずに入れたような印象すらありました。

 で、定番のひつまぶしをいただきましたが、やっぱり美味しい!
 皮はカリッと香ばしく、身はふっくらジューシー。ネギやわさびの薬味がまたこのたれに合うこと。神宮店でいただくのは初めてなのですが、季節も良かったのか今までで一番美味しく感じました。

 加えて今回はうまきも注文しましたが、これも美味かった!
 ふっくら卵の中に、ひつまぶしと同様の味付けのうなぎが入っているのですが、この両者がよく合うこと!食べ応えもあって大満足でした。

やっぱり絶品、ひつまぶし

写真は1皿の半分です

赤レンガの壁が美しい

 午後は、トヨタテクノミュージアムこと産業技術記念館に行きました。
 今回の旅行の目的の1つに、トヨタ関連の博物館を見る、そしてそこでいろいろ買い込む、というのがあったので、じっくり見学&いろいろ買い込んできましたよ!

 豊田自動織機製作所の頃の工場を活かし、トヨタの歩みを紹介している博物館です。赤レンガ造りの工場がとても美しいですね。
 まずは新旧さまざまな繊維機械が展示されている繊維機械館。巨大な機械が並ぶ様は壮観だし、機能本位な機械は機能美に溢れててカッコイイですね!当たり前なんですが、昔の機械も今の機械も、糸を紡いだりというやってることが基本的に同じなことに感動してしまいました。

大正頃の紡績機

現代の紡績機

ペン立てとして使えそう

 繊維機械館を出ると次は自動車館ですが、その間には部品加工の実演コーナーが。

 ちょうど鋳造の実演がされていたので、興味深く見学しました。ミュージアムショップでは、その際に作られたエンジンのシリンダーブロックが販売されてたので、購入しました。
 ロゴが入ってるから記念になるし、ペン立てとしても使えるので非常に良いですね。

 いよいよ自動車館
 まずは、かつて豊田喜一郎が初の国産自動車を試作・製造していた工場が復元されています。
 博物館内に昔の建物が建てられているのにビックリ。中では手作業で試作車が組み上げられていく様がディスプレイされています。後ろに置かれている棚や道具などが当時の雰囲気をより再現してくれていて良いですね。

当時の工房を移築・復元

手作業で作られる様を再現

マガジンに連載されてました

 現在はミュージアムショップでしか買えない、劇画「トヨタ喜一郎」復刻版を購入したのですが、作中で描かれている工場や様子がそのまんま展示されています。

 展示とあわせて劇画を読むと感激もひとしお。
 作品自体も、トヨタの歩みが良く分かって面白かった。梶原一騎さん原作の『空手バカ一代』第2部の作画を担当した影丸譲也さんによる作品なのですが、70年代の劇画そのものの雰囲気が良いです。

 自動車館には、広大な建物内に新旧の工作機械が展示され、自動車が作られる工程をきちんと学べるようになっています。
 昔の機械も興味深かったんですが、やはり現代の工場で使われている産業用ロボットを間近で見られたのが良かった。夏休みで子供もたくさん見学してましたが、海外から来た方が熱心に機械を見ているのが印象的でした。本当にここの展示は勉強になるんだなーと。

昔の鋳造のようす

よってたかって溶接

 そして豊田の歴史を作ってきた名車たちも展示されているのですが、特に惹かれたのはまず、1930年代に作られていたG1型トラック。ボンネットタイプのボディが今となってはオシャレですねえ。色もまた良い!
 それからなんと言っても、フォークリフト!トヨタ初のフォークリフト:LA型が展示されています。フォークリフトは好きなので、非常に嬉しい。黄色いボディがまたカッコイイです。

レプリカモデル出てほしい

トヨタ初のフォークリフト

 他にもいろいろな機械や車が展示されていて、どこも大コーフンな内容でした。来て良かったー。
 そして、更なるお楽しみ、ミュージアムショップ。これまでにもいくつか紹介しましたが、他にもいろいろ買ったのですよ。

 まずはここでしか買えないっぽい、フォークリフト関連商品。3日目に行くトヨタ博物館では売ってないようなので。
 お手頃価格のミニミニチュア。1/45スケールで、プルバックカーとなっています。トヨタL&FGENEOです。走行はいまいちスムーズじゃないんですが、外見の出来は文句なし。ちっちゃくて可愛いですね。
 それから1/23スケールのミニチュア。3タイプ販売されていて悩んだのですが、結局1/45スケールと同じGENEOにしました。色が良いし。ディテールもしっかり再現している本格モデルです。リフトが動くのはもちろん、ステアも可能。パレットがついてるのも嬉しいですね。
 それから、ストラップも購入。トヨタL&Fのロゴ入りで、ちっちゃいフォークが付いてて可愛い。つか、これ悩んだ挙句買うの止めたように記憶してたので、帰宅後に袋開けたら入っててちょっと驚いた。でも買って良かったです。

GENEO親子

ちっちゃくてもがんばります

 せっかくなので、今年5月にウチにやって来たSIKUのフォークと一緒に、みんなで記念撮影。
 ほんとにフォークリフトってカワイイですなあ!

 続いてこれも産業技術記念館限定の、ロゴ入りフォークとスプーン。
 スパナが付いているのがステキです。サイズは小さいので、ティースプーンとしてや、プリンやアイスなどを食べるときにちょうど良さそうです。

一家勢ぞろい

スパナとしても使えるかは不明

 それからこれも産業技術記念館限定、Pロボ君携帯ストラップと、i-unitのストラップ。
 簡単なプラモデルになっています。ストラップとしてより、デフォルメされたPロボ君がカワイかったので購入。

 最後にトヨタ博物館カレー。レトルトカレーです。トヨタ博物館名物ということなので明日でも買えるのですが、とりあえず確保。
 悩んだけど、好きなのでチキンカレーにしました。まだ食べてませんが、食べるのが楽しみ。

そのうち組み立てます

箱には2000GT

 というわけで、2日目の夜。
 買い物と食事がてら、JR名古屋駅そばにできたミッドランドスクエアへ。

 こちらにもトヨタのショールームがあるというので行ってみました。
 1階と2階の一部がショールームとなっており、1階がレクサス、2階がトヨタです。各4台くらいではありますが、ゆったりとした展示で、自由に中を見たりシートに座ったりできます。
 良かったのは、1階から2階に登る階段の途中の壁に、いろいろなトヨタ車のエンブレムが飾ってあるところ。古いのから新しいのまであって、階段を登ると段々新しくなっていくのが良いですね。ウチのistはなかった…残念。

トヨタのショールーム

こんな古い名車まで

 このミッドランドスクエアは中部地方で最も高いビルなんだとか。
 で、最上階にある展望施設からの眺めが良さそうだから是非見てみようということで、登ってみたのです。
 さすがに地上230mからの眺めは最高で、名古屋の市街地が一望。しかも回廊式になっているので、360°味わえます。この高さから見ると下の景色はおもちゃみたいで楽しい。
 屋根のないオープンエアとなっていますが、横はガラスで仕切られているので、高いところが苦手なワタシでもOK。風が吹くとすっごく気持ち良いですね。下側のフロアにはカフェやベンチもあったりして、すごく快適です。

回廊式のスカイプロムナード

上から見るとジオラマみたい

 ここからの夜景がまた最高!
 ライトアップされた名古屋城も見えるし、テレビ塔の方向は大通りが光の筋となっていてより華やかな夜景が楽しめます。

 定期的に光と霧の演出があったりも。
 ライトが様々な色で光り、窓が霧で覆われたときは、その派手さに思わず笑ってしまいました。でもなかなかきれいだし、霧のおかげで涼しくなって気持ちよかった!

名古屋の見事な夜景

光と霧で夜景を演出

イベリコさん

 この日の晩御飯は、ミッドランドスクエア内のバル デ エスパーニャ ムイというスペイン料理を食べられるバーでいただきました。
 イベリコ豚の網焼きが特に美味しかった!柔らかジューシーで、なんともいえない味わいがあります。ハムもいいけど、焼いたのも美味いなあ。

2008/08/16(土)


 3日目は名古屋を離れ、長久手・岡崎に行きました。

 まずは長久手にあるトヨタ博物館
 トヨタ車だけでなく、他の国産車、外国車が多数展示・動態保存されており、貴重な名車を間近に見ることができます。

入り口前にはボンネットバス

トヨタ博物館内のようす

 良かったのは、入ってすぐにすぐに展示してあるトヨダ AA型乗用車
 当時生産した車体が残っていないので、復元されたものではありますが、当時と同じ方法で製造されています。流麗で美しいスタイリングは惚れ惚れするほど。一気に好きになってしまいました。
 96年にこのAA型をモチーフにしたトヨタクラシックというのが発売されたそうで。今発売されたら心が揺らいでしまうほど気に入りましたが…、100台限定生産で800万じゃあ、もしまた出されたとしても買えませんねえ…

 あまりに惚れ込んだので、1/43スケールのミニチュアを購入しました。
 よく購入してるミニカーよりスケールも大きく価格も高いので、普段なら対象外ですが、やはりどうしてもこのコは手元に置いておきたい!
 京商製で、ディテールもしっかり、美しい姿が再現されています。プラスチックケース付きで、ディスプレイしやすい感じ。

トヨダ AA型

ほんとに可愛いなあ!

このコがお出迎え

 他にも歴史的な名車がいっぱーい。しかもみんな動態保存というのがすごいですねえ。

 こちらも複製ですが、ベンツ・パテント・モトールヴァーゲンに迎えられて入る最初のフロア:2階は、外国車が展示されてます。
 フォード・モデルTの実物を見られたのも嬉しかった。
 中には、ルーズベルト大統領専用車だったパッカード・トゥエルヴなんて珍しい車もあったり。

通称・T型フォード

堂々たるサイズです

 エスカレーターで3階に登ると、国産車のフロア。
 トレードマークともいうべきトヨタ 2000GTや、伝説のレーシングカー:トヨタ7などのモンスターマシンも良かったんですが、1950年代の日本で活躍した小型大衆車が見られたのは嬉しかった。
 スバル360は割と見る機会があるんですが、形がもっと好きなマツダ R360が良かった!可愛い顔してるよなー。

7。800PSを絞り出すオバケ

R360。このコ大好き

 それから、フジキャビン5Aなんていう3輪自動車まであったり。
 宇宙船的なデザインがかっこいいですね。

 特に感動したのは、スズキ フロンテ360
 2005年モーターショーのスズキブースで、LCというコンセプトカーに惹かれたのですが、あのコのルーツがここにあったとは!知らなかったー。初代もLCも、スパッと切り落とされたお尻がかっこいいよなあ。
 やはりこのデザインをモチーフにした新車を出してほしいところです。

空色ボディがステキ

スズキ フロンテ360

 隣接する新館では、当時の文化・風俗が分かる物と一緒に自動車が展示されています。
 これは、自動車の歴史がよく分かるようになっていて良いですねえ。本館ほどは広くないですが、見応えのある展示でした。

トヨタトラック FH24型消防車

当時の文化とセットで展示

 さて、こちらのミュージアムショップでもお買い物。
 まずは「トヨダ」時代のロゴを象ったキーホルダー。トヨダ AA型のノーズにも付いていたので、ぜひこれは持っておきたい。
 ちょうど車用のキーホルダーが壊れかけてたので、トヨタ車のキーにトヨダのキーホルダーがくっついてるといいかも!ということで。

 それからトヨタ 2000GTクッキー
 他のと同様に博物館オリジナルですが、新商品のためノーマークでした。中のクッキーは特にロゴもない普通のクッキーですが、2000GT型の箱が嬉しい。ボンネットやリアハッチを開ける感じに箱を開くのが良いですね。

トヨダのロゴがイカス

がぱっと開いて取り出します

 愛知旅行の最後は岡崎。

岡崎城

 まずは岡崎城
 徳川家康が生まれた城ですね。復元された天守は、白と黒の壁が木々の緑に映えて美しい。
 中は資料館になっているのですが、特に当時の人々の暮らしを再現された立体映像が面白かったです。

 お城の後は、そばにあるお休み処・いちかわでお昼ご飯。
 隠居廓跡にあるお店は、近くに小川もあったりして涼やかで心和むロケーション。岡崎といえば八丁味噌!ということで、八丁味噌を使った田楽がセットになった菜めし田楽定食(米なす付き)をいただきました。
 田楽はさすがに八丁味噌が良く合う。ちょっとからしが効かせてあるのがまたいいですね。米なすもすごく美味しかったです。

菜めし田楽定食

なすにもよく合います

 そして最後の目的地である、八丁味噌の老舗:カクキューへ。
 八丁味噌のお土産がいろいろ買える上に、工場見学もできるのです。

 係の方の軽妙で分かりやすい説明を聞きながら、昔の味噌作りの様子や、現代の味噌蔵を見学できます。とても勉強になって楽しいー。
 蔵ではたくさんの巨大な桶にビックリ。桶がびっしり並べられた蔵は味噌の良い香りでいっぱいです。

昔の味噌作りのようす

巨大な木桶で発酵

 嬉しかったのは、一昨日の産業技術記念館でミニチュアを購入した、トヨタのフォークリフト:GENEOが実際に使われている所を見られたこと。
 この日は工場がお休みだったので、端のほうに泊められていましたが、「日吉丸」なんて名前をつけて可愛がってもらっているようです。がんばれー。

 見学終了後は、八丁味噌、赤だし味噌を使ったお味噌汁や田楽の味見。
 味噌ソフトクリームを購入することもできます。
 多少はゲテモノ的だったりするのかな?と怖いもの見たさで試してみたんですが、いやいや、コレがけっこう美味しい!ほのかにする味噌の味・香りがクリームに合うし、良いコクを生み出しています。甘過ぎないから、飽きずにぺろっと食べられるのも良い。
 売店にはないかもしれないので、これ目的で工場見学ってのも良いかもしれません。

トヨタL&Fのフォークさんっ!

十分美味しい・味噌ソフト

 見学をした人にはお土産に赤だし味噌ももらえます。
 こういうのって嬉しいですよね。野田の醤油工場を見学したときもお醤油をもらえて嬉しかったし、その会社の好感度もアップしたりして。

 おみやげに味噌のケーキやお菓子も少々購入しましたが、特に注目の商品がレトルトの味噌カレー味噌ハヤシ
 味噌がどんな風に活かされているか興味もあったので、帰宅後試してみましたが、どっちも美味い!
 味噌カレーは、味噌という感じはそれほどしなかったけど、だしが効いたしょうゆ味ベースのような感じで、お蕎麦屋さんで食べられるカレーみたいな感じ。昔懐かしい感じのカレーが食べたいときには良さそうです。
 味噌ハヤシは、カレー以上に味噌味とよくマッチしていました。味噌がもたらす深み・コクがハヤシの味付けにはピッタリ!

見学お土産の赤だし味噌

味噌カレーと味噌ハヤシ

 とういわけで、無事全行程を終え、夕方には東名に乗って帰宅しました。
 Uターンラッシュの東名や岡崎インターは渋滞を覚悟してたんですが、一切なくて拍子抜けするくらい。渋滞のピークは翌日だったようで、あっさり帰れました。行き帰りとも渋滞に引っかからなかったし、猛暑の中の移動も楽だったし、ほんとに車で行って良かったー。

2008/11/01(土)


 11/1~2で、福島に行ってきました。まずは常磐道を下り、ドライブのお楽しみ:サービスエリアに寄り道&買い食い。

 最初は、前回納豆ドッグをいただいた友部SA。
 今回はまずヨメと二人で、常陸牛の牛まんと常陸ポークの豚まんをいただきました。豚まんはスタンダードに美味しいジューシーな豚まん。牛まんは、まさに美味しい牛肉の味。牛の饅頭は珍しいと思うのですが、こういう形によく合っていました。
 それから、友部揚げシュウマイ。こちらも常陸ポークをふんだんに使った大きめのシューマイを、揚げて串刺しにしたものです。こちらも美味しい豚肉を存分に堪能できて素晴らしい。何本でもいけちゃいそうです。

牛まんと豚まん

友部シューマイ

 続いては、初めて訪れる中郷SAで、早めのお昼ご飯。SAの割には小さめですが、この土地ならではの料理をいただけるスナックコーナーもあって楽しいですね。
 ヨメはキノコのうどん。キノコがたっぷりです。北の味付けの濃いめかつ甘めのお汁によく合ってました。
 ワタシは、このあたりの名物らしいメヒカリ定食。メヒカリの唐揚げは何回か食べて気に入っているのですが、ここのはデカい!しかもたくさん味わえて幸せでした。ちくわの天ぷらもたっぷりでボリューム満点でした。

 今回は常磐線の現在の終点である富岡ICで降りる予定だったんですが、ふと海のほうに行きたくなったので一つ手前の広野ICで降りてみました。
 まずは道の駅ならはに立ち寄って休憩。女子サッカーリーグのなでしこリーグで戦うTEPCOマリーゼの本拠地であるJヴィレッジがすぐ裏手にあるため、グッズが売られていたので記念に購入。チームのエンブレムとユニフォームを象ったマグネットクリップです。
 ユニフォーム型なのがいいし、エンブレムのイルカがカワイイ。机にメモなどを挟むのに便利そうですね。

メヒカリの唐揚げたっぷり

マリーゼグッズ

 で、海のほうを目指して適当に走ってみたのですが、木戸川河口付近のサケ有効利用調査事業をしているところに行き当たりました。
 サケが遡上している川で、堰を設けてサケの数を調査しているようです。その傍らで、抽選で当たったらしい方たちがサケ釣りを楽しんでいました。サケは相当パワーがあるようで、ヒットしてもかなり引きが強い様子。
 多数のサケが遡上してきているため、なかなか入れ食いなようです。ちょっと見ていただけですが、その間にも2尾ほど釣り上げられてました。

 釣りが許可されているエリアよりも少し上流で川辺に行って見てみましたが、川じゅうサケだらけ!
 すごい!テレビなどでは見たことがあっても、生で見たのは初めてです。岩でできた段差を飛び上がって乗り越えたり、水深が浅いせいで体が半分出ているような状態で、何度も押し戻されながらも登り続けたり。
 まさに生命の力強さを感じて、感動してしまいました。思いつきで寄り道したおかげで、すごく良いものを見られました。

サケ釣りの様子

懸命に登っていくサケたち

 その後、今回のお宿:玉の湯温泉の湯守 玉林房へ。
 町から少しだけ離れた場所にある静かな温泉郷です。道路沿いではありますが、裏手には渓流がながれ、山に囲まれた静かなお宿。7部屋のみで、ご家族でやってらっしゃるので、アットホームな雰囲気が心地良いです。

 で、テラス風呂付きのお部屋:雪あかりに泊りました。
 露天風呂ではありませんが、すぐにテラスに出られるし、窓を開けると渓流のせせらぎが聞こえます。陶器の湯船は釉の感触が肌に心地良い。滾々と湧き出る温泉は熱過ぎず、長風呂できるちょうどいい温度です。
 あまりに気持ちよくて、何度も何度も浸かりました。

 そして温泉に浸かりまくってふやけた他は、今回ここで一番したかったこと、川のせせらぎを聞きながらのんびり読書!
 あくせくどこかに行ったりしないで、ずーっとのんびり。渓流のせせらぎをバックに読書も進みます。こんな贅沢な時間を過ごせて素晴らしい!
 俗世を離れて読み耽ったのは、読まずに積まれてた『マリア様がみてる』の最新刊です。雰囲気にピッタリですね!ごきげんよう。

部屋風呂で温泉三昧

せせらぎをBGMにごきげんよう

 そして、女将の手料理もこちらのお宿の自慢の一つ。
 フランス料理的ながら和食をミックスしたコース料理で、地元の海の幸・山の幸がふんだんに使われています。前菜から見た目も楽しめるお洒落な料理が次々と。味もすごく美味しいし、温泉宿にありがちな大量の料理でなく適度な量なので、最後までゆったり美味しくいただけます。
 BGMには古いジャズがかかり、雰囲気も素晴らしい。

どれも美味しい前菜たち

11月のメインは牛のローストきのこソース

 コースとは別に、地産の岩魚の塩焼きも注文。これまで他で見かけたものより良く育った岩魚のように感じましたし、身もふっくらで、旅先で食べてきた焼き魚の中でも一番美味しいと感じました。
 そして最後は鯛茶漬け。洋風な雰囲気のあるコース料理で鯛茶漬けというのは意外でしたが、しっかりと鯛の味が生きていつつもさっぱりとした口当たりで、閉めにちょうど良い感じでした。

新鮮な岩魚を丸かじり

最後は鯛茶漬け

2008/11/02(日)


 前日のディナーも美味しくいただきましたが、朝ごはんも楽しみでした。
 女将手作りのパンは、焼き立てでふっくら。食べ切れなかった場合に持ち帰れるようにビニール袋が添えてありますが、この焼き立てのタイミングで食べないともったいない感じ。
 パンだけ単体で売ればいいのにと思うほど美味でした。

 それから、おばんざいも好きなものを取っていただけます。
 山菜を多く使った純日本風の料理は、朝にピッタリな優しい味付け。朝からたくさんとっていただいちゃいました。

焼きたてのパン

朝ごはんのおばんざい

 食後もまた温泉に浸かり、宿をたっぷり堪能してから11時にチェックアウトしました。
 料理はそれだけで食べに来たいくらい美味しかったし、部屋も温泉も大満足!部屋でのんびりするだけでものすごく癒されて、幸せな気分になれました。ぜひまた来たいと思います。

アクアマリンふくしま

 宿を後にしてからは、2日目の目的地:アクアマリンふくしまへ。
 海の生き物の保護や、教育に力を入れている水族館で、以前から来てみたかったのです。

 アクアマリンふくしまは、イルカショーがないなどエンタテインメント要素は少ないものの、魚をじっくり身近に見つつ勉強できるよう工夫して展示されてます。
 最初のほうには川の上流・中流や海の環境ごとの水槽を設けて、環境ごとの違いを展示。
 これ自体は他の水族館でもよくあるのですが、ここでは水槽の横に説明してくださる方がいます。汽水域で海水と淡水がどのように交じり合っているか指で示しながら説明してくれて、とても分かりやすかったです。

 そして目の前に現れる大型水槽は、いろいろな海の魚を混泳させていますが、まずは上層で群れを成して泳いでいるイワシを間近に見ることができます。すぐ目の前に大量のイワシがいて、迫力十分。しかも、後でこの水槽を下から見ることもできるので、とてもよく分かります。

海水と淡水が層になっています

目の前にイワシの大群

 館内の目玉は、三角のトンネルの中から見られる大型の水槽。
 親潮と黒潮の潮目を現しているということで、左右で違う生態系を見られます。巨大なエイが優雅に泳ぐ様も間近に見られたりして楽しい!どれだけ眺めていても飽きないくらい良かったです。

三角のトンネル

エイのおなか

 他にも、建物の外にはビオトープがあり、湖沼、田んぼ、海などの生き物の自然に近い姿を間近に観察できたり、磯の生き物に触れることができたり、まさに体験学習型の水族館になっています。
 なかなか良い水族館でした。

 そんなアクアマリンふくしまは、世界で唯一サンマの飼育に成功したということで、やっぱりおみやげにはそのサンマのぬいぐるみ。細長い体とラブリーな目が良いですね。
 それから、メヒカリチョコ。別にメヒカリエキスが入っているわけではなく、メヒカリをイメージした形のキャラメル塩チョコです。表面の岩塩が白く光っているので、これがメヒカリの目をイメージしているのでしょうか。塩チョコは初めて食べましたが、美味しい!表面のちょっぴりしょっぱい味が、チョコと中のキャラメルともよく合っています。

さんまー

メヒカリ味ではありません

 目で魚をたくさん勉強した後は、舌でも!というわけで、近くにあるいわき・ら・ら・ミュウで遅めのお昼ご飯。
 生の魚や干物などの海産物を買えるお店や、お土産屋、海鮮料理を食べられるお店が揃っています。

 ヨメはお刺身たっぷりの豪華な海鮮丼。ウニもたっぷりです。
 ウニが苦手なワタシは、鮭のはらこ飯。どちらも刺身が美味しかったー!

お刺身たっぷり海鮮丼

はらこ飯

 それにプラスしていただいたのは、メヒカリの開き。から揚げやてんぷらは見かけるけど、開きは初めてです。身がジューシーで美味しく、かなり気に入りました。

 というわけで、一泊二日でしたが福島のいわき地方を堪能できました。
 渋滞もしたので、帰り道ではまた友部SAによって、買い食い。納豆大福をいただきました。冷やして食べるのが美味しいということで、冷たいのが出てきたのでびっくり。納豆の味が存分に味わえて、普通に美味しかったです。でもこの味なら温かくても美味しそうです。

メヒカリのひらき

中に納豆が詰まってます

 温泉は良いし、魚は美味しいし、常磐道でけっこう行きやすい。またぜひ来たいと思います。


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