2009/11/30(月)


<大相撲・九州場所−千秋楽>

 朝青龍が終盤まさかの4連敗を喫し、白鵬が十四日目に優勝を決めました。

 白鵬はほんとに見事。何番か良い相撲を取られた日もあったけど、終始落ち着いた相撲でした。
 朝青龍はさすがと思わせる相撲もけっこうあったので、体調が万全でない中このくらいなら良いかなーという感じではありましたが、終盤の失速はまずい。来年は完全復活してもらいたいところ。

 それにしてもダメだったのは大関陣ですなあ。
 最高で琴欧洲の10勝止まりというのはあまりに不甲斐ない。どの大関も型にはまれば強さを見せてくれるのだから、もっと優勝争いに絡んでくれないと。
 そんな中では、琴光喜がずいぶん良い相撲を見せてくれたのが印象的。特に朝青龍戦は良かった。とはいえ、やっと勝ち越しの成績ではダメ過ぎる。
 来場所こそ大関陣の奮起に期待したいですね。

2009/11/29(日)


<1/144・HGUCお台場ガンダム製作6>

 2ヶ月ぶりにガンプラ作成しました。

 今日は右足です。久々だったので思い出しつつ。
 脛の継ぎ目消しはもっと徹底してやりたかったところだけど、うまく樹脂が溶けてくれなくて、ちょっと残ってしまいました。でもまずまずきれいかな。

 パネルの継ぎ目を表すモールドへのスミ入れはなかなかうまくいった感じ。
 ただ、いくらなんでも溝が多過ぎるよなあという感じ。なんていうか、つぎはぎだらけな感じでちょっと気持ち悪い。
 まあ、気になるなら埋めたって良いんですけど、どう取捨選択するべきか迷うし、とりあえずキットのままでいいかと。

 というわけで右足はほぼ完成。
 股関節の部分はダボのサイズが合わないようで上手く接着できなかったため、ダボを切り落として接着。
 クリップで留めて乾燥中なので、そこの仕上げは後日です。

スミ入れ前はこんな感じ

右足ほぼできた

2009/11/27(金)


 レイトショーで『劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』を見てきました。

 なかなか楽しめる、良い映画でした。
 総集編、ダイジェスト版的なものかと思ってたら、あそこまで設定、ストーリーが違うとは。多少駆け足な感じもありましたが、これなら初めての人もTV版を見た人もどちらも楽しめるんじゃないでしょうか。
 2人のヒロインのうち、特にシェリルが素晴らしい。TV版でも後半ワタシの中でどんどんシェリル株があがっていきましたが、劇場版はもう序盤からシェリル!シェリル!ですよ。シェリルを応援してあげたい…というか、ステキすぎるシェリルさんはアルトなんかとくっつかないほうが良いぞ。

 作画的には、キャラクターのほうはイマイチ。TV版のほうがきれいなくらいだなあ。
 美術はさすがのクオリティ。フロンティアの街並みはよく描き込まれ、背景画を見ているだけで楽しいくらい。
 それにCGがスゴイ。VF-25のヌメッとした変形には驚きました。CGを多用した序盤のライブシーンも圧巻。こういうのライブって言えるのか?っていうくらい生っぽさがない演出のライブではありますが、凄かった。
 それからケーニッヒ・モンスター!ワタシ的には大好きなバトロイドであるこのコが大活躍してくれたのが非常に嬉しい。いや、普通の視点で見ると、それほど大活躍でもないし、本筋ともあまり関係ないんですが。

 というわけで、けっこう満足しました。
 後編が楽しみです。しかし来年の秋とはけっこう先だなあ。待ち遠しい。

2009/11/26(木)


<週間少年サンデー感想−42、43合併号>
 倉薗紀彦さんの読み切り『魔法行商人ロマ』が掲載。

『MAJOR』
 おおっ、修羅場もなくあっけないほどすんなり吾郎と薫の仲が進展したな。もっとゴタゴタを期待してたのに残念。

『魔法行商人ロマ』
 読み切りとして掲載しているけど、超のほうで連載している模様。
ブラックな話だけど、なかなか面白い。本誌のほうで読めないのは残念なくらいだなあ。 

『はじめてのあく』
 キョーコファンクラブの中で唯一まともそうな感じだった緑谷クンは雪路が好きになった模様。
 良い意味で雪路の尻に敷かれそうなので、この二人は合いそうだ。うまくいってほしい感じだし、こっちのほうのエピソードもやっててくれるのを期待したいところ。

2009/11/25(水)


<週間少年サンデー感想−41号>
 万乗大智さんの読み切り『幻影少年』が掲載。

『境界のRINNE』
 ライバルっぽいキャラ=翼が出てきて三角になる感じにはなったし、やきもちイベントっぽいのがあったのは良いんだけれども。
 でも、まだそんなにラブコメ方面の話を積み重ねてない感じだからいきなりな感じなのが残念。いつのまにそんなに気になるようになったんだよと。

『MAJOR』
 ソフィアが薫の家に突撃ー!これは楽しそうな展開になってきたな。

『マギ』
 ダンジョン攻略で、とうとモルジアナが仲間に。
 これでデレ化する展開が期待できるか?楽しみになってきたー!

『絶対可憐チルドレン』
 パーティにて、みんなでバンド演奏。
 一生懸命ベースを弾いている葵さんがよろしかったです。

『最上の命医』
 棗さん、虐められてるのを見て羨ましがるの巻。
 「ゾクゾクするよね。」という顔がイッいっちゃってて、大変素晴らしかったです。

『幻影少年』
 万乗大智先生の読み切り。というか、Web上で連載している作品の紹介という感じか。
 心理探偵というテーマは面白いし、ヒロインも実に良い感じ。この人の作品はやっぱ良いよなあ。本誌に掲載がないのが惜しい感じがします。
 それにしても、BPを期待していたのになかったのが残念ッ…!

2009/11/24(火)


<週間少年サンデー感想−40号>

『MAJOR』
 ソフィアがデートにくっついてきて、修羅場展開かとワクワクしてたら、そんなことにならずガッカリ。
 でもまじめに結婚する気あるのかと問いかけて、追い込む体勢に。これは一気に進展するかな? 

『電脳遊戯クラブ』
 作中に出てきた音ゲー、「雅楽の達人3」、面白そうで良いんじゃないかと思うんだけどなあ。

2009/11/23(月)


 ずいぶん滞っちゃってますが、サンデー感想。

<週間少年サンデー感想−39号>
 小林裕和さんの読み切り『八咫烏』が掲載。

『結界師』
 あー、奥久尼は成仏しちゃったか。
 結局素顔が分からなかったのは残念。長く生きてるけど、なんか分からん力で実は外見は美幼女!とかいうのもちょっと期待してたんだけどなあ。

『MAJOR』
 早速修羅場かーっ!とと思ったが、吾郎がなんだかカコイイこと言っちゃったので、もう誤解解けちゃった。
 これは、ソフィアというキャラは恋のライバルになるわけではなく、二人をくっつけるために登場したってことなのかな?

『アラタ カンガタリ 〜革神語〜』
 門脇も異世界に来てしまうのか。確かに盛り上がるだろうけど、それって『ふしぎ遊戯』じゃんねえ。

『八咫烏』
 すごくストレートな歴史もの。
 絵も良いし、戦闘シーンの作画も迫力あって、読みきりにしておくのが惜しいくらい。こういう硬派な路線は人気を得にくそうではあるけれど、今後に注目していきたいです。

『はじめてのあく』
 良い感じにかき回してくれそうな新キャラが出て来ましたな!
 レギュラー化してくれることを期待。

2009/11/22(日)


ドイツのビアホール的な店内

 銀座のビアホール、ライオンで高校時代の旧友たちと飲み会。

 創業75年の伝統を誇るこのビアホールは店内の雰囲気が良いので大好きなのですよ。
 ビールが苦手なワタシでも美味しくいただけるのでお気に入りな白穂乃香というビールはあるし、料理は美味しいし。

 特に今回は6人だったので、普段は多過ぎて頼めないメニューにも挑戦。アイスバイン伝統の紙カツをいただきました。
 アイスバインは、塩漬けした豚すね肉を煮込んだ、ドイツの伝統料理。けっこうしょっぱいので、付け合せのザワークラウトと一緒に食べないとちょっと厳しい。でも、肉は柔らかくて旨みが凝縮された感じで良いですね。
 紙カツは、ミラノ風カツレツやシュニッツェルのように薄く延ばしたお肉をフライしたもの。サクサクした衣も中のお肉も実に美味しい。ソースとマヨネーズがかけてあり、本場のものに比べると庶民的な昔懐かしい感じの味ではありますが、それがまた良い。普段行く2名ではちょっと量が多いのでなかなか頼めませんが、チャンスがあればまた食べたい。

 というわけで、飲み食いしながら5時間くっちゃべってたわけですが、年月は経ってもやっぱり昔と変わらない感じ。
 仕事の話もあるものの、やっぱり中心になる話題は相変わらずゲームやアニメ。自分も含めみんな足を洗うこともなく、現役のクソオタでした。

2009/11/21(土)


 買い物のついでにトイザらスへ。
 トイザらス限定のトミカパーキングケースを購入しました。

 トミカがぴったり入る引き出しが2段付いているので、収納ケースとして便利。しかも複数個積み重ねるとタワー駐車場のような外見になるので、トミカタウンの景観としても使えるというモノ。
 トイザらス限定バージョンでは、トイザラスの駐車場をイメージしたボード(天板に置いて使用)が付属し、引き出しのシールもトイザらス仕様になっています。

トイザらス限定モデルの箱

屋上も駐車場になってます

 さらに良いのは、通常品と同じ価格ながら、トイザらスモデル限定のトミカが付いてくる!
 付属してくるのはスズキ・キャリィ2004年のモーターショーで購入したものと同型です。青と黄色という独特な色合いが良いですね。荷台に大きくロゴシールがあるのもチャームポイントです。
 ただ、このトミカが単なる白い無地の箱に入っているだけなのが残念。トミカロゴすら印刷されてないのでビックリしました。専用の箱に入ってたらもっと良かったんだけどなあ。

 机の上に置く引き出しがちょうどほしかったし、限定トミカが付いてこの値段なら安い!ということで。
 引き出しの中は真ん中で2つに仕切られていて使い勝手も悪くないし、Mr.カラーがすっぽり入るので高さ的にも十分。しかも置いていてカワイイということで、大変満足しています。

付属の限定トミカ

引き出しとして実用的

2009/11/16(月)


世界で14台が活躍中だとか

 10日ぶりの更新となってしまいましたが、先週仕事で外出したときに入手したトミカをようやく開封。

 今回はトミカショップ限定ものでは特にほしいものがなかったのですが、通常ラインナップの新車を購入しました。
 9月の新車、日立建機のリジッドダンプトラックEH3500ACII。積載重量:185t、車両総重量:325t、出力:2,027馬力というモンスターマシンです。世界の大規模鉱山で活躍中。

 通常のトミカは1/64前後ですが、このEH3500ACIIは1/185。他のトミカと並べると実機がどれだけ巨大か分からなくなってしまいますが、相当デカいダンプですね。
 全長:13.5mに対して全幅:8mと、巨大ながら比率的に寸詰まりに見えるのがカワイイ。いかつい顔もナイスだし、何より色に惚れました。
 こういう巨大な機械は良いですねえ。本物も見てみたいものです。

2009/11/06(金)


 間が空きましたが、モーターショー2009の3回目。
 一通り自動車メーカーを周った後は、いよいよトミカブースです。

◎タカラトミー

メーカー別にトミカを展示

 例年だとタカラトミーブースは2階のアトリウムでしたが、今年はメイン会場内に出展。
 出展社数が減ったためにスペースが出来たからだと思いますが、その分を補うかのように力の入った展示内容だったのは嬉しい限り。

 歴代トミカ、チョロQをメーカー別に並べて、ミニモーターショーをしてくれてたのは楽しかった。
 もちろん、TOMICA DREAM MOTORSも「出展」。これまでモーターショーやトミカ博で出展されたコンセプトカートミカが集結していました。
 今年のも、ほんとにあったらいいなと思えるような楽しい感じ。ソーラーパワーで走るヨット+車のようなたいヨットは実物大でも走行モデルが作れそうだし、街中の音を動力源にするしらべなんかは実現度はともかくとして、楽しいアイデアですよね。

ほんとにどっかにありそう

かわいいデザイン

 それから驚いたのが、タカラトミーブースでもエコ関連の展示があったこと。あちこちでエコだらけになっている昨今のモーターショーですが、まさかここまでとは!
 とはいえ、リサイクル率がどうのとかそんなつまらない展示じゃありません。ハンドルを回すと充電されて、そのパワーで走りますということで、充電する体験ができる楽しい展示にしてくれてました。

 その中でもすごかったのが、所ジョージさんとの共同開発で生まれた、名実共に実物大のチョロQ。
 チョロQをイメージした車ではなく、ほんとに後ろに引っ張ってゼンマイを巻いたら走る!走行距離はまだ短いようですが、まさに究極のエコカーですね。デザインもいかにも所さんらしくアメリカンでかっこいい。

エコが身近に感じられますね

まさに実物大

 他にも有名人や企業とのコラボチョロQも展示されてましたが、楽しいものばかり。
 特にJAXAのH-1、H-2ロケットはすごく気に入りました。これは絶対ほしい!販売してくれないかなあ。
 TOWER RECORDSのチョロQも、特長を生かしたブリスターパックまで作られてて、すぐにでも販売できそうな感じ。こういうのがどんどん出てきてほしいですね。

H-1、H-2ロケット!

パッケージも魅力

 そんなわけでタカラトミーブースで購入した今回の限定モデル。
 今年は商用車がなかったのが残念ですが、現行フェアレディZ、iQ、コペンの3台を選びました。どれも好きだし、歴史に残る名車だろうということで。フェアレディZとiQの色がかぶったのが残念。

 チョロQハイブリッドも購入。所さんデザインの実物大チョロQのミニチュアのチョロQです。なんだかいろいろおかしくて説明が難しいですが。
 購入したのはリモコンモデルですが、プルバックタイプとボディが共通なため、ガワを付け替えられるということで「ハイブリッド」らしいです。
 デザイン、カラーも良いし、走りも俊敏。タイヤを付属の別タイプに付け替えれば、スピンなどの派手なアクションも楽しめるモデルです。

モーターショー限定トミカ

名前は「ポンコチック」

 タカラトミーの後は、部品メーカーなどのブースをぶらぶらと。
 東京ディズニーランドのバス=ディズニーリゾート・ドリームクルーザーの実車が展示されてました。しかもハロウィンのラッピング仕様。
 ラッピングのデザインは違うものの、そのトミカも展示。ディズニーランドの中で販売されているようなので、今度行ったらぜひ購入したいです。

 VICSブースでは、VICSがどんな情報をくれるかということを説明する展示で、トミカを使って車同士の衝突事故現場とか、トラックからの荷物落下が再現されてたり。
 トミカを使ったジオラマはちょくちょく見かけますが、事故を起こしてて、しかもダメージ表現を施してあるのはまずないと思います。

会場での販売がなくて残念

フロントガラスが割れてます

 アンケートに答えるなどしつつゲットしたグッズはこんなところ。
 なかなか実用的なものをもらえたんじゃないかと。

  • ニッパツさんで扇子
  • NGKさんでタンブラー
  • 豊田自動織機さんで三色ボールペン(写真撮り忘れた)
  • VICSさんで花の種
  • どこでだったか忘れたけど、静電気除去キーホルダー

 それから、モーターショーとは関係ないんですが、2010年の千葉国体のマスコット=チーバくんのキーホルダー。メッセ自体の物販コーナーで販売されてました。
 横から見ると千葉県の形で、しかもちゃんと可愛い犬ということで、すごく良いデザインだと思うんですよ。なので、それが立体化されているものはぜひともほしかったのです。正面から見てもカワイイ。

今回の戦利品

チーバくん可愛い

 というわけで今年もモーターショーを見てきたわけですが。
 ニュースなどで盛んに言われている衰退ということについては、確かにと思ったところといやいやまだまだと感じたところと両方。

 確かに海外メーカーは少なかったですが、彼らは元々市販されている車の展示がメインで、キレイでありながらもあんまりやる気の感じられないブースだったと思います。それが消えたところで、ワタシ的には別に影響ないという印象でした。ワタシはそういうのじゃないのを見たくて行ってるので。
 そんなんで国際的なイベントなのかと問われれば、確かにそうですが、国産メーカーががんばってくれるなら十分役目は果たせてるんじゃないかと。
 その国産メーカーは、エコカー展示だらけなのは相変わらずですが、それでもちゃんとコンセプトカーも出してくれているのは心強い。数回前のショーほどヘンテコなのは少なくなりましたが(マツダ除く)。

 で、別館が使われてなかったり、タカラトミーが本会場に移動してきてたり、商用車メーカーが全滅だったりしたのは確かに寂しく感じました。おかげでぐっと周りやすくなったんではありますが。
 入場者数が減ったとはいえ、会期短縮の影響もありますし。会場内や駐車場はちゃんと混んでいたので、やる気のあるメーカーや好きなお客さんはまだまだちゃんと集まってきているなという感じです。

 ただ、オイオイどうしたと思ったのはトヨタ。
 良いコンセプトカーも出してくれて展示自体は良かったものの、配布していたパンフレットが異様に安っぽくなってました。安くて薄い紙で、説明も写真も貧弱、ページも少なくて情報量が少ない。これにはガッカリしましたし、ワタシの前後でパンフレットをもらっていた人も、苦笑したり自分がもらえていないパンフが他にあるんじゃないかと思っちゃってたり。
 モーターショーは実利的なところ以外にも、イメージアップを図れる場だと思うので、出展している以上こういうところはあまりお金を削りすぎないほうがいいんじゃないかと思いました。他のメーカーはいつもどおりなパンフレットだっただけに余計。
 急遽F1からの撤退を発表したりしてたくらいだし、厳しいんでしょうが…

2009/11/03(火)


 モーターショー2009の続きです。

◎トヨタ

FT-86 concept

 ワタシ的今回の目玉がトヨタです。
 スバルと共同開発したコンパクトスポーツクーペ=FT-86 conceptがついに登場!しかもコンセプトカーとはいえ市販前提!
 やはり注目度が高いのか、周りは常に人だかり。「86」と言われてもどのへんが?な感じでありピンと来ないので、「セリカ」と言ってくれたほうが燃えたんだけどなあ。
 実に良いスタイリングです。ファストバックで流麗なルーフラインがたまりませんね。ボンネットのプレスラインやシャープなヘッドランプもかっこいい。後席の形状から言って独立したトランクを持っている模様。どうせなら2シーターにして、リアシートはハッチバックでアクセスする荷室にしてくれたほうが良かったかも。
 ともかく、かなり完成度が高く感じました。市販品がどのような姿で出てくるか楽しみです。

ボンネットが特に良い

リアもなかなか

◎レクサス

なぜこの色にしたのか。

 けっこう目を引いた展示だったので別枠で。
 まずはLF-Ch。Cセグメントくらいのサイズのワゴンかな?レクサスでこのような2BOXはなかった気がするので斬新でした。なかなかバランスが良い形。カラーは最悪だけど。
 レクサスだから高いだろうけど、レクサスのユーザー層を拡げる車になりそうです。

 そしてかなり魅かれたのが、市販モデルのワールドプレミア、LFA2005年2007年のコンセプトカーと比べて、かなり攻撃的かつ魅力的なデザインになりました。
 全世界で500台限定、しかもお値段3,750万。4.8L V10エンジン搭載で560PSとスーパーカークラス。手が出るわけないんですが、こういう憧れの的になるような車種は大事ですね。いかにもスポーツカーな感じの低く流線型なフォルムが良い。リアの造形がなんとなくアウディR8っぽいのには苦笑してしまいましたが、特徴的ではありますね。。

まさにスーパーカー

存在感のあるリアビュー

◎日産

鼻の下伸ばしてる感じ

 やはり日産もエコカーに力を入れてました。
 市販も近い電気自動車・LEAFが今回の主役。かなり現実感のあるデザインで、ユーティリティ性も高そう。まだまだ割高とはいえ、いよいよそういう時代なんですね。
 エンジンじゃないからラジエーターがいらない、という点を強調したためか、すごくのぺーっとした感じのスラントノーズになってたのは残念。この鼻先好きじゃないなあ。

 そんな中、ちゃんととがったコンセプトカーも出してくれました。
 2名の乗員がタンデムに乗り込む、バイクと車の中間のようなコンセプトのランドグライダー。なかなかかっこいいと思います。ここまで来たらいっそのこと変形してもらいたいくらい。
 こういうアイデアは以前から出るものの、なかなか実現には至りませんねえ。メインにはなれなくても、こういう選択肢もあると楽しいと思います。

 気に入ったのがカザーナ
 クーペっぽいボディラインながら、大きなタイヤや前後のアングルで、かなりハードな道も踏破してくれそうです。それでいながら、なんとなくぬめーっとした感じのボディがコンセプトカーらしくて良いですね。でっかい鼻でカバを感じさせる顔もラブリー。

すごく細い

鼻がカワイイ

◎三菱
 三菱は、i-MiEVを中心にエコカーを展示するものの、強みであるRVも前面に出した展示でした。
 PX-MiEVはいかにも三菱っぽいRVなデザイン、顔でEV化。これはもうそのまんまパジェロの時期モデルなんじゃないか。

 i-MiEV CARGOはi-MiEVのうしろの荷室を拡大したものですが、なかなか実用的じゃないかと思います。
 iは革新的な車だと思うけど、あのモノフォルムがイマイチ好きになれない。でもこういうアンバランスにも見えるほどの大きさのものがくっつくことになって、キュートさも増すんじゃないかと。売れると思うので市販化してほしいなあ。

すぐにでも市販されそう

荷物がいっぱい入りそう

 というわけで、周ったメーカーはこんなところです。
 次はいよいよタカラトミーブースとか、その他細かいのー。

2009/11/02(月)


 第40回に続き7回目のモーターショーに行ってきました。
 今回はちょっと遅めの昼頃に到着。でも今回は国産メーカーに絞って見たので、けっこうじっくり見学できました。

この時代の車は愛嬌がある

◎スズキ
 スズキブースのメインは新型アルトと、スイフトのプラグインハイブリッド。現実度が高そうではありますが、外見が面白いわけではないのでスルーしてしまいました。
 見た目にも斬新なコンセプトカーがなかったのは残念。今年はアルト生誕30周年ということで、初代アルトが展示されていたのが一番良かったり。

◎ホンダ
 ホンダでの注目はやはりCR-Z。初登場の前回よりも洗練されて、市販できる形に近づいたように感じます。フロント、リアともよくまとまっていて、このまま市販でも良いってくらい。これは今後が楽しみです。
 そのコンセプトをよりファミリーユースよりにした感じなのがSKYDECK。同じテイストの表情が良いですね。ミニバンだからか、モノフォルムなラインになっているのがワタシの好みには合いませんが、売れそうな感じです。

CR-Z

中が広々そう

◎マツダ
 毎回ヘンなコンセプトカーを出してくれるマツダですが、今回もやってくれました。
 (きよら)。今回も流れとかをイメージさせるデザインです。サイドウィンドウ、ドアは相変わらずな感じだけど、ボディラインやリアビューは意外に現実的に感じました。そろそろ本格的に市販化に向け固め始めたかな?

◎スバル
 スバルは固くハイブリッドカー、エコを中心とした展示。
 その中では、HYBRID TOURERが魅力に感じました。ドアがガルウィングなのを除けば、堅実なボディラインに、良い感じに進化したスバル顔。ドアだけ変えて市販化されるんじゃないかってくらいですね。

マツダは相変わらず

このドアのままならより良いが

◎ダイハツ

白い屋根がカワイイ

 ダイハツは堅実に持ち味を生かした軽自動車サイズの車を展示。
 ハイブリッドでなく超低燃費を実現したe:Sはかなり本気さを感じました。デザインも新しさを感じさせつつ、ダイハツらしい、軽自動車らしいキュートさを実現。市販化も遠くないのではないでしょうか。

 アクティブに軽自動車を活用する提案もしてくれてたり。
 車内で仕事までできるくらいの広さ、ユーティリティ性を持つというDeca Decaは良いけど、まあこのままでは無理だろうなという感じなのが残念。でも顔はキュートで気に入りました。
 それ以上に気に入ったのがピックアップトラックのbasket。愛嬌のある顔が良いですね。ドア下部にプレスラインがあるのも、レトロっぽさを醸し出して、ボディカラー、ホイールキャップと相まって非常に良い感じでした。メーカーが意図したように、気軽に活用できそう。市販してほしいなあ。

Deca Deca

気軽に乗れそうな感じ

 というあたりで、続きは明日以降分で。

2009/11/01(日)


<F1・rd.17−アブダビGP>

 チャンピオン決定後の最終戦でしたが、盛り下がることもなく実に面白いレースでした。
 現地では夕方から夜にかけての時間帯に行われたので、夕焼けの中を走るF1というレースでは珍しい光景を見られたのは良かった。夕日を反射したボディのきれいなこと!
 でも西日が直接目に入るコーナーがあったり、路面に反射した夕日がまぶしそうな場所があったりと、走りやすさという点ではどうなのかな?という感じもしました。ピットレーン出口がトンネルだったり、下りながらのヘアピンだったりと変なレイアウトなのも気になるところ。
 まあ、F1ドライバーならそんなこと苦にならないんでしょうが。

 最終戦もやっぱりレッドブルの完勝という展開。ベッテルは気合も入ってたし、来期の活躍もますます期待できそうです。
 とはいえ、バトンもチャンピオンの意地を見せてくれた良い走り。終盤の失速を見るとブラウンの快進撃も今年限りかな?とか思っちゃってたけど、来年もけっこうやってくれるかもしれませんね。
 最終戦ならではという感じでチームメイト同士の激しい争いが随所で見られたのもおもしろかったところ。来期の新チームでの走りを想像しながら見るとより一層楽しいですね。

 でもなにより良かったのは、デビュー2戦目となる小林可夢偉。
 前戦は荒っぽさが感じられてイマイチだったけど、今回はクレバーな落ち着いた走りを見せてくれたりでした。それでいて攻めるところはアグレッシブに攻め、ピット戦略も良かったとはいえ、まさに自分自身の速さで勝ち取った6位初入賞。
 もし来年もレギュラーシートを獲得できたら、さらなる活躍が期待できそうです。非常に楽しみ。


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