2006.06.10 Saturday
WindowsからMacintoshのプリンタを使う
Remote Desktopを使用してMacinsosh上でWindowsを使用し、Macintoshに接続されたプリンターに印刷するにはプリンタがPostScriptである必要があるとヘルプに書かれていました。ので、放置していたのでした。
しかしプリンタを共有できないと不便そうなのでプリント共有できる機器の購入を検討。普通に買うよりはLinkStationのようにオモチャを兼ねているものの方が楽しいかな、と思っていたのでした。
LinkStationの中身はLinuxですから自分でOSを入れ替えたりいぢくったりした時の為にLinuxでのプリンタ共有の方法を調べていたのでした。いやほら、下手にいぢくって動かなくなってしまったら困るでしょう。
で、どうやらWindowsからはSamba、MacOS XからはCUPSで印刷の共有ができるようです。・・・ちょっと待て。僕のMacintoshでもSambaは動いてる。
という事はLinuxでの設定を参考にすればWindowsからMacintoshに接続されたプリンタに印刷できるという事なのでしょう。MacOS XはUnixだとわかってるのにそういう方面で調べていなかったのは我ながらアホだなと思います、はい。
ちゅうわけでコチラを参考にして設定しました。結局、Samba関係ないし・・・。
「win→mac→prt」
つまりWindowsのプリンタドライバの出力をそのままMacintoshのプリンタに出力する為に、CUPSでRawデータを扱えるように設定し、出力先をきちんと指定してやればいいわけです。
まずはRawデータを扱えるようにする為に設定ファイルの書き換え。rootになって書き換えるか、ファインダーの"情報を見る"で所有者を一時的に"システム"から"自分"に変更して編集する。
次にプリンタのデバイスを確認する為にプリントセンターを開く。最近のUSB接続のプリンタはデバイスが/dev/nullとなっている場合が多く、僕の使っているPIXUS 560iもそうでした。/dev/nullじゃ印刷できないので本当の出力先を調べる必要があるのです。
プリンタリストでoptionボタンを押しながら追加ボタンをクリックします。装置というプルダウンメニューから自分のプリンタ(この場合560i)を選択すると、"装置のURI"というエディットボックスに"usb://Canon/560i?serial=xxxxxx"という感じで表示されます。これが本当の出力先。プリンタを追加する必要はないのでプリントセンターはキャンセルして終了させます。
プリンタの設定ファイルの書き換え。やはりrootになって書き換えるか、ファインダーの"情報を見る"で所有者を一時的に"daemon"から"自分"に変更して編集する。
システム環境設定の共有からプリンタ共有を開始すればMacintosh側の設定は完了。プリンタ共有が既に開始している時は一旦停止して再開する必要がある。
新しいプリンタを追加、削除をすると[/etc/cups/printers.conf]が"/dev/null"に戻ってしまう気がするのですが、とりあえずよしとします。
次にWindows側の設定。「http://MacintoshのIPアドレス:631」にブラウザでアクセスしてCUPSの画面を開きます。で"Manage Printers"をクリックするとプリンタが表示されているはずなので、プリンタ名称をクリックします。プリンタの登録内容と現在のステータスが表示されるはずなのでデバイスが/dev/nullではなくusbになっている事を確認。
そして、このステータスを表示しているURLがWindowsでプリンタを指定する時のURLになります。プリンタの追加からネットワークプリンタを指定し、「インターネット上または自宅/会社のネットワーク上のプリンタに接続する」の入力欄にこのURLを記述すれば良いのです。
これでWindowsからMacintoshに接続されたプリンタを使えるようになりました。まあMacintoshが起動していないと印刷ができないわけですが、僕の場合はWindowsを使う時はRemote desktopで使っているのでMacintoshが起動していないという事がありえない。つまり実運用上まったく問題無し。
しかしプリンタを共有できないと不便そうなのでプリント共有できる機器の購入を検討。普通に買うよりはLinkStationのようにオモチャを兼ねているものの方が楽しいかな、と思っていたのでした。
LinkStationの中身はLinuxですから自分でOSを入れ替えたりいぢくったりした時の為にLinuxでのプリンタ共有の方法を調べていたのでした。いやほら、下手にいぢくって動かなくなってしまったら困るでしょう。
で、どうやらWindowsからはSamba、MacOS XからはCUPSで印刷の共有ができるようです。・・・ちょっと待て。僕のMacintoshでもSambaは動いてる。
という事はLinuxでの設定を参考にすればWindowsからMacintoshに接続されたプリンタに印刷できるという事なのでしょう。MacOS XはUnixだとわかってるのにそういう方面で調べていなかったのは我ながらアホだなと思います、はい。
ちゅうわけでコチラを参考にして設定しました。結局、Samba関係ないし・・・。
「win→mac→prt」
つまりWindowsのプリンタドライバの出力をそのままMacintoshのプリンタに出力する為に、CUPSでRawデータを扱えるように設定し、出力先をきちんと指定してやればいいわけです。
まずはRawデータを扱えるようにする為に設定ファイルの書き換え。rootになって書き換えるか、ファインダーの"情報を見る"で所有者を一時的に"システム"から"自分"に変更して編集する。
[/etc/cups/mime.types]
#application/octet-stream の#を削除
[/etc/cups/mime.convs]
#application/octet-stream の#を削除
次にプリンタのデバイスを確認する為にプリントセンターを開く。最近のUSB接続のプリンタはデバイスが/dev/nullとなっている場合が多く、僕の使っているPIXUS 560iもそうでした。/dev/nullじゃ印刷できないので本当の出力先を調べる必要があるのです。
プリンタリストでoptionボタンを押しながら追加ボタンをクリックします。装置というプルダウンメニューから自分のプリンタ(この場合560i)を選択すると、"装置のURI"というエディットボックスに"usb://Canon/560i?serial=xxxxxx"という感じで表示されます。これが本当の出力先。プリンタを追加する必要はないのでプリントセンターはキャンセルして終了させます。
プリンタの設定ファイルの書き換え。やはりrootになって書き換えるか、ファインダーの"情報を見る"で所有者を一時的に"daemon"から"自分"に変更して編集する。
[/etc/cups/printers.conf]
DeviceURI file:///dev/null の行を
↓
DeviceURI usb://Canon/560i?serial=xxxxxx に書き換え
システム環境設定の共有からプリンタ共有を開始すればMacintosh側の設定は完了。プリンタ共有が既に開始している時は一旦停止して再開する必要がある。
新しいプリンタを追加、削除をすると[/etc/cups/printers.conf]が"/dev/null"に戻ってしまう気がするのですが、とりあえずよしとします。
次にWindows側の設定。「http://MacintoshのIPアドレス:631」にブラウザでアクセスしてCUPSの画面を開きます。で"Manage Printers"をクリックするとプリンタが表示されているはずなので、プリンタ名称をクリックします。プリンタの登録内容と現在のステータスが表示されるはずなのでデバイスが/dev/nullではなくusbになっている事を確認。
そして、このステータスを表示しているURLがWindowsでプリンタを指定する時のURLになります。プリンタの追加からネットワークプリンタを指定し、「インターネット上または自宅/会社のネットワーク上のプリンタに接続する」の入力欄にこのURLを記述すれば良いのです。
これでWindowsからMacintoshに接続されたプリンタを使えるようになりました。まあMacintoshが起動していないと印刷ができないわけですが、僕の場合はWindowsを使う時はRemote desktopで使っているのでMacintoshが起動していないという事がありえない。つまり実運用上まったく問題無し。
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