自転車シーズンである。
「である」とは言うが、普通は雪が解けたらシーズンイン。真面目な人は雪が降ってる間はローラー台とかリムトレーナー
*1で室内練習してたりするんだが、俺はこないだリムトレーナーを粗大ゴミに出したところである。使う時間も場所もないので。よくあんなうるさいものアパートで使ってたよな。近所迷惑なことだ。
今年の春は寒かったと思う。GW 直前まで冬向けコート着てたし、GW あけてからも秋向けになったくらいで、上着が不要になったのはつい最近、それだって雨が降らなければの話って状態。
その雨も、まるで狙ったかのように週日は晴れ、土日は雨、って状態が続き、まことに不愉快極まりない。
かと言って練習しないわけにも行かないので、小雨くらいなら苦虫噛み潰したような顔で出かけていた。
昨日がやっと晴れ。快晴ではなかったが十分。帰ったらしっかり焼けていた。
目的地は旧雄和町の高尾山。
県道から入るルートは二つあるが、そのどちらも急峻。練習コースにしている人は多い。俺程度の足だと、ひどいときには 5km/h にまで落ちる。それだと押して歩くのと変わらない。しかも、そのほうが楽。
途中、外人さんを追い越した。
ヒーコラ言いながら高尾山荘到着。頂上ではないが、普通はそこがゴール。
先客の若者が一人。水をがぶ飲みしていると、彼が急に立ち上がった。さっき追い越した外人さんを迎えに行ったようである。
その外人さん、開口一番、「
こえ!」。
一休みして余裕が出てきたので、ちょっと話をしてみたら、その外人さんはどうやら秋大の先生で、若者は学生らしい。
先生の方は日本語が堪能のようだが、若者の方は日本語と英語を混ぜて話している。ちなみに俺は日本語オンリー。
高尾山荘付近はビューポイントなので、ときどき車でやってくる人がいる。そんな感じの老夫婦がこちらにやってきて、道を聞いた。若者が答えのだが、そこはきっちりと秋田弁だった。
色々な種類のコードチェンジ、コード選択を観察できた。
何度か書いたが、俺のコードチェンジはここ数年、雑になってきている。
基本的には、秋田弁イントネーション、秋田弁アクセントの混じった共通語、というか、共通語風秋田弁とでも言うべきか。実家に帰るとかなり秋田弁よりになる。まぁ、それはよい。
雑だというのは、東京なんかに行ったとき。特別意識せずとも全国共通語になるのだが、油断すると秋田風イントネーションやアクセントが顔を出す。しばらく経ってから、あ、と思ったりする。
今回の場合も、共通語風秋田弁である。知らない人だから、普通は全国共通語の形になるはずなのだが、その先生がかなりきさくというか、陽気なアメリカ人って感じだったので、多少くだけた表現も許される、という判断である。
まぁ、英語で話せるか、という問題はある。やってみようか、と思わないこともなかった。向こうが理解しようと努力してくれるだろう、という感じもしたし。結局、面倒なんでやらなかった。疲れてたし。
これも前に書いたような気がするが、秋田弁話者のいないところで秋田弁を使うのは難しい。端的に言えば、東京なんかで、まださほど親しくない人の中で、「秋田弁でしゃべってみて」って言われたようなとき。
今回のケースは、知らない人ばかりである。しかもどちらも共通語。だが、俺が共通語にしなかったのは、「共通語風秋田弁」という手があったからであろう。語彙と文法は共通語のまま、音声面だけが秋田弁。いい感じで中を取った表現形式なのではあるまいか。
ちょっと古いが、面白いブログを見つけた。「
masahirorの気まま記録簿」の
2005/10/18 の記事。
「宮崎弁でしゃべってみて」と言われても中々難しいが、一定のフレーズで切り出せば、割と入りやすい、というもの。なるほど。大学生のときにコレを思いついていればなぁ。
自転車者はこういう日焼けをする。

半袖のジャージだから、肘から先が焼けるのはわかるとして、手の甲にある点は何か。
これはグローブの形による。マジックテープで止める形なので、隙間ができる。そこだけ焼ける、というわけだ。

月末は矢島でヒルクライム。5km/h とか言ってる状態で、大丈夫なんだろうか…。