深夜に帰宅してそれから飯を食ったのでは、寝るまでの時間が短すぎる。寝る前 3 時間は食べ物を口にしてはいけない、いや 4 時間だ、という中で、1 時間未満などは言語道断。集中力と仕事するエネルギーの関係もあって、やはり 18 時頃には何か食っておきたい。
が、これでは 0 時頃の就寝時刻までは到底、持たないのである。腹が減ると寝られなくなるたちなので、やはり帰宅してから何か食う。これが、菓子やカップ ラーメンではまずいわけなので、目下、具だくさんの味噌汁、というのをやっている。具は野菜のみ。これを、眠れる程度に腹に収める。
朝は、ちゃんと食おうと思うと早めに起きることになるが、こういう体制では、それは休息時間の短縮を意味する。これまで、職場についてから片手で食えるもの (コンビニのおにぎりとか菓子パンとか) を食っていたが、これをやめた。つまり、起きられなかった時は朝食を取らないことにした。
で、丼飯二杯食うわけでなし、大した量ではない、と思っているのだが。間食しないし。
土日は、ひどい場合には夜一食だったりする。これは、体重を気にしているわけではなくて、平日がない分、やることが多いからである。あちこちのホームページに上げる文章書いたり、ピアノのお稽古したりで、食事の時間がもったいない。
それでも体重微増なんだな、これが。
通勤は 40 分×2 の徒歩だし、運動してないわけでもないのだが、俺の消化器系はよっぽど効率がいいのか。
今は、おにぎり 1 個にならないか、と研究中。近場のサークル K が、バナナのばら売りをしているので、それと置き換えてみるか、と思ったりする。でもバナナってカロリー低くはないからな、いくら果物とは言え。
何度も書いているように、肉は、目の前に出てこない限り口にしない。
魚は面倒くさい。割高だし。その味噌汁に、アラをぶち込んだりはする。
そういう食い方をするのに、アンコウがある。今では高級品だ、といかいう話で、食ったことはないが、顔の割に旨い、なんて話は時々聞く。
似た食い方をするものに、ホテイウオというのがあるそうだ。見たことはない。
生育域は北陸よりも北、ということだが、ざっと調べた範囲では、食うのは青森よりも北のようだ。
これを「
ごっこ」と呼ぶ。
由来はよくわからないが、
北海道のページによれば、「子っこ」の変化と「ふらつく」という意味の 2 説がある模様。
青森の岩崎村では、これをメインに据えて、「遊ぶ」という意味の「ごっこ」にもひっかけた、「ごっこ祭り」というのを 1 月にやっている由。
で、その遊びの一つに「そりごっこ」というのがある。
「ごっこ」を使う以上、「そり」ではないわけだよな。どんな遊びなんだろう。タイヤのチューブ、という記述もあるからそれのことだろうか。それはちと、「電車ごっこ」「お医者さんごっこ」に比べると、距離が近すぎないか。
「ごっこ」で思い出したが、青森には「
ゴニンカン」というトランプ ゲームがある。
これは、検索エンジンにぶちこんでもらうとわかるが、青森起源で世界大会も行われる、というゲームだ。ナポレオン系らしい。
以前、別の場所に派遣されていたころ、そこの社員たちがやっていた。見ているだけではルールがわからなかった。結構、複雑である。
俺、あちこち行ってるなぁ。
ちょっと数えてみたら、今の会社に入ってから、会社に席があったの 4 割切るわ。派遣会社じゃないんだぜ、ここ。
北海道で思い出したが、自治体名って、組織と地域の両方を指す。つまり、「秋田県」っつったら、秋田市山王にある役所と、面積 11,432km
2 の地域とを示しうる。
聞くところによると、本来は組織名称なんだそうである。で、その組織が管理する地域を、組織と同じ名前で呼んでいる、という順番らしい。
ホテイウオの腹には吸盤がある。ひれの変化したものらしいが、これを「へそ」と見て「
ごっこ へっちょ」なんて呼ぶそうだ。それから転じて、ホテイウオ自体を
「へっちょ」と呼ぶ、とも聞く。
調理が簡単らしいので、見つけたらトライしてみよう、と思ったりもしている。調理も、なかなか面白いらしい(たとえば
POCO A POCO! とか)。
カジカの鍋は、「
なべこわし」と言われる。転じて、カジカそのものも言うらしいが。
これは、あんまりおいしいので箸でつつきまくって鍋を壊すから、だそうだ。これは食ったことがない。
トキシラズは鮭。鮭といえば秋だが、夏に取れるものを「
時不知」と言う。卵を抱いていないので旨いんだとか。
ただ、俚諺と見るのは難しいのではないか、という気はする。あるいは、北海道発で全国区になった、と見るべきなのか。
とは言いつつ、流石に鍋の旨い時期は遠ざかりつつある。
果たして、俺の食生活は元に戻るのだろうか。
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