MTC報告書No.26
MTC史上初!女性情報提供者登場!
情報提供者:永井亜紀子

久々の実験です。しかも今回は女性の情報提供者です。で、内容は
サントリーのウーロン茶+バイオレットフィズ=抹茶になるってことです(原文そのまま)
だそうです。ちゃんと混合の割合も書いてありましたし、注意書きも書かれてありました。 まさにお手本のような情報提供。うーん、やっぱり違う。ということで実験開始です。
食材 (Ingredient)
今回はちゃんと指定があったので、それ+αにした。
  • ウーロン茶:サントリー烏龍茶(これは指定品です)
  • バイオレットフィズ:サントリー ザ・カクテルバー バイオレットフィズとサントリーバイオレットフィズ(原液:これをソーダで割って飲むもの)の2種類

調理方法 (Recipe)
烏龍茶とバイオレットフィズを混ぜる。ただこれだけ。 ただし、情報提供者から「比率は5:1です」とあったので、これに従います。 それから注意書きで「下手に混ぜると洗剤の味になるらしいです。実験して教えて下さいね」とあり、こうなるらしい。 気をつけねば。

試食 (Taste)
あーっ、今これ書いている時に気づいたんだけど、注意書きのところに「実験して教えてくださいね」って、 これって、もしかしてこの人実際にやってないってこと??聞いてないからわかんないっす。

てなことは置いといて、実験に取り掛かりましょう。 まずは烏龍茶とカクテルバーの方のバイオレットフィズ。報告通り5:1で混ぜる(ちゃんと計量カップ使いました)。 色はやっぱり紫がかった烏龍茶としか言いようがない。 結構ヤバイ色とだけ言っておきましょう。まずは匂いをかいでみる。うーん、何か

烏龍茶のか・ほ・りが変に引き立っている

といった感じでしょうか。匂いは烏龍茶なんですが、何か違う感じです。では早速飲んでみましょう。ゴクリ。うーん、

烏龍茶というよりはほうじ茶っぽい

感じですね。少なくとも抹茶ではないことは言えると思います。さらにゴクリ。おお、

烏龍茶の後味がなくなってしまう

のです。烏龍茶って飲んだ後に何か少しすっぱめの味が口の中に残るじゃないですか。 特にこのサントリーの烏龍茶は味が濃いので、その傾向が大なのですが、そのいやな後味が完全に消えてしまっています。 これは後で分かることですが、この実験に関する唯一のポジティブファクターです (それ以外は全部ネガティブってこと)。でも素直な感想は皆さん御期待の通り

やっぱりまずい

ということです。我慢すれば飲めないこともないのですが、お茶系に炭酸は合いません。

次に原液で売られているバイオレットフィズをソーダ水で3倍に割ったものでトライ。 こっちはカクテルバーに比べてやや甘めの味になっている。 色も紫色が濃く、混ぜた時の毒々しさを予感させるのに充分である。 で、早速混ぜ混ぜ〜。やっぱりさっきよりも色は毒々しい。ではいただきます。ゴクリ。うーん、

飲み口がほうじ茶、後味が烏龍茶

といったところでしょうか。でもさっきより飲みずらいっす。 相変わらず匂いはやっぱり変なお茶の香りですし、炭酸がさっきよりもきつくなってるので、結構これはきてます。 でもさらに実験は続きます。 最後に炭酸がダメならとバイオレットフィズ原液で挑戦です。 これは相当キレてます。何って?もちろん私の頭脳ですよ。ようするに

バイオレットフィズ烏龍茶割り

です。では早速。混ぜ混ぜ〜、うーん、匂いはここまで来るとお茶の香りは半分ぐらい飛んでしまいましたねぇ。 色もドギツイ色になってしまいましたし。さあ、いただきましょう!ゴックン。うお、

お茶の味がするけど変な甘さが残る

のです。カクテル特有のあの甘さ。これは正しく「お茶とカクテル」を足して2で割って壊したような味です。 お茶の方は烏龍茶とほうじ茶のちょうど中間ぐらいの味でした。

情報通りに抹茶の味にはならなかったが、烏龍茶がほうじ茶っぽく変化したのは確認できた。 ただ、気になる「洗剤の味」ははっきりとは分からなかった。これはこんどやるときに・・・って二度とやるか!


今だから話せる主宰ウラ話
これは実験当日よりも、その後の方が大変でしたね。原液で買ったバイオレットフィズを飲み干すのに。 私はもともとあんまりお酒飲まないんで、ソーダ水とかで割って飲んだんですけど、 飲んでも飲んでも原液が減らないんです。確か数ヶ月かかったような気がします。
それから懐かしいこの言葉「ポジティブファクター」。 これは知る人ぞ知る「TVブックメーカー」でよく使われていた言葉です。 この番組、覚えている人、いますか?連絡下さい。

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