MTC報告書No.17
お・と・なのMTC
情報提供者:吉澤@主宰

さてさて今回はその名も「おとなのMTC」である。 別にそっち系統のものではなく、ただ単にお酒を使うからである。 先日、キリンラガーウインタークラブという冬季限定のビールを飲んでみたところ、 なんとなくラガーと一番搾りを足して2で割ったような味だった。 それだったら実際に混ぜてみて、味を比べてみようというわけである。つまり
ウインタークラブ=ラガー+一番搾り
という図式が成り立つかどうかというのが今回のテーマである。
食材 (Ingredient)
今回は楽だけど重かった。
  • キリン・ラガービール
  • キリン・一番搾り
  • キリン・ウインタークラブ(比較対照用)

調理方法 (Recipe)
ラガーと一番搾りを1:1で混ぜる。飲む。味わう。 本当にウインタークラブになっているかどうかを比較する。 飲む。飲む。飲む。酔う。倒れる。そのまま寝る

試食 (Taste)
とりあえず2つを1:1で混ぜてみる。 アルコール度数はラガーが4.5%、一番搾りが5.5%、ウインタークラブが5%だから、 アルコール度数に関しては全く同じである。

というわけで実際に飲んでみる。 まずはアルコール度数が低い順(ラガー、ウインタークラブ、一番搾りの順)に飲んでみる。 これは苦さが強い順でもあるのだが。 3本を順に飲んでみる。うーん、確かに段々苦みが薄れて、キレが強くなっていく感じである。 さて、問題の混ぜ混ぜビール。ゴクリ。おお、

確かにウインタークラブのような味になってる!

のである。苦さは2つの中間だし、キレ味も他の2つとは全く違っている。 実物と飲み比べてみたが、やはりかなり近い味になっている。 あえて難を言えば熱処理したラガー生ビールの一番搾りを混ぜて、 熱処理のウインタークラブにはならないということぐらいであろうか。 でも本当にかなり近い味にはなることは事実である。 また、今度ラガーも生ビールになるらしいから、新ラガー+一番搾りの生ビールのかけあわせも試してみたいと思う。
今だから話せる主宰ウラ話
これはもう売ってない食材です。期間限定のポテトチップの次は期間限定のビール。 この時点で私がいかに新製品に弱いかがおわかりいただけると思います。 この後、キリンラガーは生になりました。でも最近「クラッシックラガー」とかいう昔の製法の ラガーも出ているようです。ということで、どうしても「ウインタークラブ」が飲みたいという 奇特な方は、「クラシックラガー」と「一番搾り」を混ぜて飲んでみてください。そんな味です。

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