’00年7月10〜15日 シャモニー(ブレバン、フレジェール、エギーユ・デュ・ミディ)

7月14日はパリ祭です。フランス領でこの日を迎えられるように、日程を組みました。
しかし、「シャモニーは今日も雨だった。」と云いたくなるほど、雨に祟られて、
パリ祭のメイン・イベントのフリークライミング競技会が中止になってしまいました。
折角、4月にスキーに来た時にロケハンして、モンブランの眺望が良く、宿泊代も安いホテルを予約したのに、
お目当てのモンブランが眺められたのは,帰る朝のトイレで座っていた一瞬の間だけでした。
晴れたのは半日だけで、このチャンスを見逃さずにエギュー・デュ・ミディに登れたのは、ラッキーでした。
シャモニーほど圧倒的な迫力で4,000m級の針峰群と氷河が、間近に迫っている所はありません。
天気には恵まれませんでしたが、私の大好きな街の一つです。

スイスからシャモニーに行くには、マルティニー駅から出る
“シャモニー・エキスプレス”に乗り換える。
国境のシャトラール・フロンティエールでもう一度乗り換える。
ロープウェイのブレバン頂上駅(2,525m)。
約10cmの新雪がつもっていた。
フレジェールからシャモニーの町に下るハイキングコースの
途中にある花に囲まれたフローリア小屋。
テラスでお茶しながら、ドリュの針峰を眺めるのに最高の
場所にある。この日はガスっていたので、見えなかった。
エギーユ・デュ・ミディ行きのロープウエイ
朝一番の6時発は、モンブランなどに挑戦するクライマー
御用達です。8時頃になると予約の団体客で一杯になる。
私達は予約しなかったので、6時半の2便に乗りました。
エギーユ・デュ・ミディ(3,842m)から
グランドジョラス方面を望む。

エギーユ・デュ・ミディからのモンブラン(4,807m) プラン・ド・レギーユ→モンタンヴェールのハイキング
エギーユ・デュ・ミディからヴァレーブランシュ氷河に下る
クライマー達。彼等はモンブラン登山を目指すが,新雪雪崩の
危険があるので、引き返さざるを得なかったようだ。
私は今年4月に、ここから降りて氷河を滑降しました。
花の名前が判りません。
雨の日の昼食(2人分)
長さ80cmのフランスパン、チェリー、トマト、エヴィアンで
合計abt.30Ffr.(約480円)
シャモニー唯一の和食レストラン“サツキ”で半月ぶりの和食を
食べました。寿司一人前90Ffr.日本茶10Ffr.(約1600円)。
内容は、マグロ3ヶ、エビ1ヶ、カッパとタクアン巻き各3ヶ、
アボガドとかにカマの太巻き4ヶ。そもそも
アルプスで寿司を食べようという了見が、間違いでした。


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