パチンコ事情2000
無くなって頂戴CR、戻れノーマル現金機

 スポーツに勤しんだら、2000年秋から身体にガタが・・・。
 結果、会社帰りが暇。最近のパチンコ店をのぞいてみましょ。

 1995年の前半までの約一年半の間、"主な収入源"として活動。一部の人は"プロ"と呼ぶが、自称"失業者"。

 現在のサラリーマンへの転向理由に、CR機の台頭も関係ある。次第に設置台数は一店舗内の過半数を超え、全てCR機の店さえ登場してきた。

 別にプリペイドカードは、大きな問題ではない。しかし、設備経費は店を経由して、最後は客の負担になる。最も得をするのは、業界天下り警察官僚。一番の問題は爆発力を持たせ、当選確率を低くすること。(現金機とCR機で台の認可基準が違う、ダブルスタンダート)この結果、"出玉のムラ"が大きくなる。全台同じ"割数設定"の釘調整でも、"よく当たる台"は日替わりに出現する。

 1999年CR新基準が出来て、多少穏やかになった模様。しかし、まだ"300分の1"以下は低すぎ。客離れ防止や素人受けのため、液晶画面の演出は華やかに複雑にしてごまかし。全く同じゲーム性ではすぐ飽きてしまう。新台入れ替えのサイクルはドンドン短縮。この費用もすべて客と店へしわ寄せがいく。台サイクルが早いとメーカーや認可団体は潤う様に見えるが、消費者を無視しすぎると、その内にしっぺ返しを食らうぞ!

 店もアホやなぁ。平日昼間の客は少ない。そもそもパチンコなんて2〜3時間で遊べないと集客力は上がりっこない。平日は夕方からがメインの商売時間なのに、CRなんて。パチンコ店の経営者ってアホなんやな。客もいかん。CRなんかで遊んじゃいかん。ま、一般客のおばちゃん、おじちゃんはアホなのが前提の客層だから今さら・・・。

 300分1以下は会社帰りは不向き。一応チャレンジするが、どうにもならず。3時間あたらないのもちょくちょく発生。安サラリーマンにはきついゼ!実践二ケ月で見切り。5年前の"200分の1"程度でシンプルなゲーム性が一番。今更そんなのどこにも無いので、新型の現金機の設置店に絞り込み探索。だいたい1日ががりで15,000円程度の期待値の台あり。一般客じゃ、収支ゼロくらいしか回せまい。夕方からだと、5,000円勝ちがいいとこか。でも大負けはしない。

 素人さんはほとんど気にしないが、"1000円あたりの回転数"が1回増えると、丸1日で2〜3,000円の差になる。1,000円で25回と28回の違いは、きっちり数えないとわからない程だが、結果は全く別ものになる。どこまででも無駄玉なくし、球筋見極めないとダメなんだぜ。ぼちぼちまわってりゃ良い訳じゃない。(でも昔はもうちょっと条件の良い台見つかったものだった。)多分液晶の大型化の為だと思うが、昔より、"へそ釘"より"寄り釘"が大切になってきた。また、必ず役物みたいなのがあって"回転むら"も大きく、釘読みも難しい。

 昔から「表計算ソフト」でシュミレーション計算してたが、ネット上でいいソフト発見。ボーダーライン計算はあちこちにあるけど、「日当期待値」を計算できるのは他に知らない。シェアウエアで"BRAVO!!、パチパチボーダー"ってのがいい。(リンクは貼らないよ。探してね)

 1995年以来、パチンコ人口はやや減少しているという。売り上げはほぼ横這い。メーカーが利益を上げたとすると、店と客には厳しくなったということである。

 今年の台メーカーは高収益を上げている。当然の結果といえる。業界の団体に属さないと、販売認可も取れない。これらのメーカーや認可団体、業界団体は警察官僚の天下り先になっている。監督官庁と被監督者、関係者が"同じ"連中。こんな構造がここにもある。消費者保護より既得利権の保護が優先になってしまう。物事の理屈ってもんだ。裸の女の中で聖者で居続けろっていうのは無理がある。
 (不思議なことに台の認可は3年の期限付き、その後は販売どころか、修理さえ出来ない。可動部を整備すれば長く使えるハズ。)

 パチンコ台は、公平な抽選機能を明示出来ていなくてはならない。台認可時点では審査されるが、店舗納入後の稼働中は証明する仕組みも、再検査も何もない。(ROMは裏側にあり、客には見えない。改造の余地は多い。)

 【裏ロム】なども元は、新装開店などでよく使っていたという話しもある。【お祭り基盤】と読んでいた。メーカーの【デモ用基盤】は実在した。最初は業界側で営業に有利な使い方をしていたのが、流失して悪用されたにすぎない。ロム解析して、プログラムリストを再生するのは並大抵のことではない。プログラムリストさえあれば、巧妙な改造が容易いだろう。
 自分がパチンコを始めた当初、鶴見地区の某大手チェーンのスタッフと親しくなった。未だに設置されているらしい古参機種には、2種類の基盤があり、シマ台数分の基盤がもう1セット分しまい込まれていたという。【激唐バージョン】【ノーマルバージョン】といっていた。
 余談になるが、このチェーンはなかなかスゴイ。社長は脱税で実刑を受けたことがある。国道沿いの支店の店長は景品を少しずつ横領し(計600万ほど)、解雇された話しも聞いた。この横領店長時代は釘が厳しく、勝ち目が薄かった。ガラスを空けて「セル」を仕込もうとした客を、店の前で血みどろにしているのも目撃したこともある。たまたま自分いたシマだった。店長が突然その客の首をつかんで、表へひきづっていった。客も通行人も見ていた。確か警察には通報していないと思う。普段は事務所内でやるらしく、「血がそこらにとびちってますよ。女の子の店員が泣いちゃうんですよ。」という話しも聞けた。
 【遠隔】【裏ロム】などは営業面で魅力がある。ホールコンピューターも常識になっている。業界は本気で不正排除しているようには見えない。監督機関も完全に排除しようとは努力していない。両者は共存関係でもある。

 [2000/4:追記]
 2000/9開始の「副業化計画」は恐ろしく低時給で始まった。本業時代の時給2,500円に遠く及ばず、2001会計年度は約1,000円。総収入も約80万。
 2002会計年度は時給2,000円ライン、年間100万以上が目標です。(作業時間は短縮したい)
 もう、すっかり休日CRパチンカー。副業収入は生計に欠かせなくなっちまったゼ!(-_-;)

 [Pachi-Simulator]ってフリーソフト発見。こっちのほうがスグレモノ。期待時給計算用。現場に即した細かい条件設定が出来る。計算結果と実績値にあまりに大きなずれがある場合は「その台」「その店」は危険信号。そもそも、期待時給で1,500円以下の釘では、商売にはならんが・・・。

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