みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 2月は寒い日が続きました。月末になってやっと暖かくなりました。近くの池上梅園の梅は、満開です。

1.「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  「国境越える文学 多様な世界映す 中国人の視点 日本の小説界に刺激」という中国人作家 楊 逸さん(ヤン・イー)さんの対談を載せました。

2. 2月のトピックス
 2月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 スキー
  2月10日〜14日に元いた会社の現役・OBの仲間と草津・万座へスキーに行きました。
 2.2 観梅
  2月24日、V Age Clubの地元の仲間たちと、本郷の湯島天神へ観梅に行きました。右の写真は境内で撮った紅梅と白梅です。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
 「8 ウオーキング・旅行」に追加した「46 宮古島旅行」は、1月18日〜21日に兄弟6名で出かけた2泊3日の旅です。
 「9 趣味」「3. 美術」「2. 絵画作品集」に追加した「32 ウクレレ(油絵)」は、昨年(2009年)10月末に開催したサークル・トライ(油絵教室)のクループ展(蒲田のアプリコで開催)に出品した絵の、4枚目のご紹介です。
 「11 興味あるリンク」には、「11 趣味2 旅行」に「11.73 癒しの島宮古島」と「11.74 湯島天神」の2項目を追加しました。最初の項目は「8 ウオーキング・旅行」に追加した「46 宮古島旅行」に、後の項目はこのページの「2. 2月のトピックス」「2.2 観梅」に関連した内容です。

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 1.2 新聞の記事から  「国境越える文学 多様な世界映す」  中国人の視点 日本の小説界に刺激
 作 家 楊 逸(ヤン・イー)さん
 1964年中国ハルピン市生まれ。87年来日。お茶の水女子大卒。新聞社勤務、中国語教師を経て『ワンちゃん』で文学界新人賞、『時が滲む朝』で芥川賞。ほかに『金魚生活』『すき・やき』

 グローバル化が進むなかで、国境を越える文学が注目されている。中国語を母語とする楊逸さんの小説は日本文学の豊かな可能性をひらく。

 ここ20年ほど、世界は考えられないほどに身近になっています。私は1987年に来日しました。その前はハルピンしか知らず、北京も外国でした。フランスやロシアの小説を読んでいましたが、狭い価値観に縛られていました。日本についての知識は乏しく教科書で習った日中戦争のことや横浜の中華街にいた伯父から送られた写真でみた日本の風景ぐらいでした。
 ところが日本にくると、世界が急速に広がっていきました。日本語学校には韓国やバングラデシュやインドなどの様々な国からの人がいて、色々な常識、美学、価値観があることを知りました。国境を越えることで世界には多元的な価値観があることを感じることができたのです。私はこうしたグローバル化のなかの多様な価値観を書いていきたいと考えています。世界には色々な常識があり非常識が常識になるということを。

 ■『すき・やき』 (新潮社)は高級牛肉料理店で働く中国人の女子留学生の目で、日本、中国、韓国の人情や美学の違い、恋愛模様を描く。

 『すき・やき』に・を入れたのは、料理ではなくて中国の若い女性の様々な驚きや気持ちを表現したいと思ったからです。韓国の男の留学生が登場しますが、日本、中国、韓国は同じ漢字文化圏ながら美学が違う。それは料理に表れていて国民性を象徴しています。例えばキムチと漬物は似て違うように韓国と日本の国民性はずいぶん違う。
 違いは花の観賞にもいえます。日本人は淡い色の桜を好み、花見をしますが、中国人は牡丹(ぼたん)のような鮮やかで派手な花の色を好みます。北京の公園の桜は、気候が寒くて綿入れの冬服を着る北京の人には、なぜ美しいのかがわからない。感受性は環境に影響される。豊かな日本の若者は死、病気、悲しみ、苦しみなどをマイナスと感じているようですが、不幸がなければ幸せはない。ハルピンの極寒の地で育った私はこの両面を見つめたい。

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 ■芥川賞受賞作『時が滲む朝』(文芸春秋)は、天安門事件で人生が大きく流転した元大学生たちの姿を描いた。

 来日した時はバブルのさなかで「日本人てどうしてこんなに金持ちなの!」とびっくりしました。しかし今は不況です。私からすれば今の日本が正常であって人々は国に求めるより前に自分で何ができるかを考えた方がよい。
 私はたくましい人間を描くといわれますが、そんな気はありません。誰でも、そう生きるしか仕方がないんです。私が国に求めることはただ一つ。迫害せず、自由にやらせてほしいということです。
(聞き手は 編集委員 浦田憲治)
(出典 日本経済新聞 2010.2.10 夕刊)

2. 2月のトピックス
 2月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 スキー
  このスキーも恒例になっています。北軽井沢の近くにあるヒュッテに泊まって、草津と万座で滑ります。期間は2月11日〜14日ですが、OB3名で前日にヒュッテに行き、水回りなどを確認し、ふとんを干しました。他の仲間とは草津のゲレンデで11日の朝、落ち合い全員7名で滑りました。12日も草津で13・14日は万座です。あいにく草津のゲレンデは直前の暖かい陽気で溶け、表面がアイスバーンのようになっていました。そこで脚を痛め、残念ながら13日午前まででリタイアし、14日は一人だけ朝、電車で帰りました。
 2.2 観梅
 2月24日3時に神田明神大鳥居の下に集まり、お参りをし境内を巡った後、徒歩で湯島天神に向かいました。2月8日〜3月8日は梅まつりの最中です。梅は満開のものと、6分咲などバラバラで、平均して9分咲位です。ここでもお参りをし境内を巡った後皆は岩崎邸に向かいました。私は歩くのが難儀だったので、近くの喫茶店で本を読んで時間をつぶし、5時に湯島3丁目の「こんごう庵」で落ち合い、かも鍋、へぎそば、新潟の地酒を楽しみました。
 湯島天神町は私が生まれた町なので、男坂や女坂、泉鏡花の筆塚など、久しぶりに懐かしい場所に出会えました。

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3 来月の予定
 3.1 本の紹介
  「5 本の紹介」に、司馬遼太郎著「耽羅(たんら)紀行」を載せたいと思います。
 3.2 ウオーキング・旅行
  「8 ウオーキング・旅行」に、大田区にある「六郷用水跡」を載せたいと思います。
 3.3 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 3/31/2010]