みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 6月は梅雨に始まりました。中旬には中休みもありましたが、梅雨明けは来月になりそうです。
1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  「年代変わる?古墳時代 精度高まる土器の測定」という、加速器質量分析法(AMS)を使った放射性炭素年代測定によって推定年代が正確になるという記事をご紹介します。
2. 6月のトピックス
 6月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 写真アルバム
  今年の4月(2008.4.13〜15)に仲間と訪問した奈良南部旅行のアルバムを、友人小林君の指導で作りました。
 2.2 アール・ブリュット展
  松下電工汐留ミュージアムで開催中のアール・ブリュット展に行きました。
 2.3 米国旅行
  6月18日〜26日に家内とアメリカ東海岸美術紀行(ボストン、ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨークの4都市訪問)に行って来ました。上の写真はニューヨークのトップ・オブ・ザ・ロック(ロックフェラーセンターの展望台)から見たエンパイア・ステート・ビルディングなどのビル群です。
 2.4 鈴木正男とSWING TIMES
  6月30日、神宮テニスクラブの仲間に誘われて、ビッグバンドのライヴを聴きに行きました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
 「5 本の紹介」に、追加した「121 新編 百花譜百選」は木下杢太郎さんが太平洋戦争の末期、本業の医学の余技として描き続けた花の絵をまとめた本「百花譜」を文庫版にしたものです。
 「9 趣味」「3. 美術」「2. 絵画作品集」に追加した「25 ギターとアマリリス」は、先々月(2008.4)のグループ展に出品した油絵(2作目)のご紹介です。
 「11 興味あるリンク」には、「4 知人・友人のホームページ」に「4.8 とじ郎(製本キット)」を、「10.2 絵画」に「10.2.16 アール・ブリュット展」を追加しました。いずれも、このページの「2. 6月のトピックス」に関係する項目で、「4.8 とじ郎(製本キット)」は「2.1 写真アルバム」、「10.2.16 アール・ブリュット展」は「2.2 アール・ブリュット展」に関連したホームページです。

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 1.2 新聞の記事から 「年代変わる?古墳時代」 精度高まる土器の測定
  古墳時代の始まりが加速器質量分析法(AMS)を使った放射性炭素年代測定によって刷新される可能性が浮かび上がってきた。箸墓古墳(奈良県櫻井市)の土器「布留(ふる)0式」について、国立歴史民俗博物館の研究チームが明らかにした「3世紀半ば」との年代は、魏志倭人伝が記す卑弥呼の死期と重なる。邪馬台国の所在地をめぐる論争にも一石を投じることになりそうだ。
 古墳時代は箸墓古墳の登場が始まりとされてきた。長さ278bもある巨大な前方後円墳で、それ以前の墳墓に比べて大きさが格段に違う。築造時期をめぐり研究と論争が続いてきた。手がかりは築造期に現れる帯留0式土器だった。考古学者によってその年代は様々で、近年は「3世紀半ば以降〜後半」との年代観が力を増していた。それに対して歴博が示した年代観は、これまでに比ベ20〜数十年は古い。248年ごろとされる卑弥呼の死期と合致する。
 AMSは時間とともに減る放射性炭素を測定するが、箸墓出現期の年代はこれまでAMSの測定対象にならなかった。放射性炭素の発生量は時代ごとの宇宙線の強弱で変動するため、木材の年輪のパターンなどをもとに、較正するための曲線がつくられてきた。しかし布留0より少し古い2世紀後半を国際曲線で較正すると数十〜百年ぐらい古い年代になってしまうのだ。
 放射性炭素の濃度は世界で一定とされてきたので、日本の研究者は頭を悩ませてきたが、日本と似た緯度のトルコでも同じ現象が確認され、南半球でも合致しないことが明らかになってきた。国際較正曲線は高緯度にある欧米の木材の年輪をもとに組み立てられているためと見て、歴博や名古屋大の研究者たちが日本独自の較正曲線作りに取り組み、めどがたってきた。
 今回歴博が示した結果はごく限られたものだったが、前後を含めると測定は20を超えている。「3世紀半ば」という大きな枠組みは動かないとの見通しが、この段階で公開した背景にあった。「箸墓の築造開始は235年ごろと見ていいのでは」といった感触も関係者の間では語られている。
 箸墓の年代や邪馬台国との関連を議論するには、さらに詳細な材料が求められる。箸墓は宮内庁が指定する陵墓で、調査のために手をつけることは認められないが、指定範囲の外に古墳の外縁部があり、そこで見つかった土器などから炭化物が採取されている。歴博はそれらを測定すると同時に較正曲線の精度を高める作業も進め、来年春までに一定の結論を得る方針。箸墓をめぐる議論は新たな段階を迎えることになりそうだ。     (渡辺延志)
(出典 朝日新聞 2008.6.7 夕刊)

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2. 6月のトピックス
 6月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 写真アルバム
  最近とみに腕を上げている友人の小林君が撮った奈良南部旅行の写真を元に、同君の指導で彼の会社の一室で旅行に参加し、購入を希望した人が各自自分用のアルバムを作りました。内容や表紙の写真はあらかじめ同君が印刷しておいてくれ、それらを彼の会社の商品である製本キットによって組み立てて行きます。皆の都合を考えて2回開いてくれ、私は2度目に二人の女性と共に参加しました。約2時間かけて立派なアルバムができあがり、旅行の想い出が増えました。
 2.2 アール・ブリュット展
  「アール・ブリュット/交差する魂」展は、ローザンヌ、アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アートを同時展示しています。アール・ブリュット<生の芸術>(またはアウトサイダー・アート)と称される作品は、正規の美術教育を受けていない人たちによって、文化潮流や伝統または流行などとは無縁に制作されたものです。作り手本人の止むに止まれぬ思いによって作られています。普通の人たちが、これらの作品からヒントを得て、新しい作品を作り出すとが期待されています。
 2.3 米国旅行
  今回の旅行はアメリカ東海岸の古い都市(ボストン、ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨーク)を巡るとともに、美術紀行とあるように五つの美術館を訪れました。旅行社のパック旅行ですが、同じ年代の三組みの夫婦と単身のご婦人1名の計7名という少数の参加者でした。ボストンからワシントンへの移動に予定していた飛行機が飛行中止になり、スケジュールが遅れたほかは、順調でした。ワシントンとニューヨークは首都と第一の都市だけあって、特に感銘を受けました。
 ニューヨークでの最後の晩には、ブロードウエイでミュージカル「シカゴ」を見ることができ、想い出がまた一つ増えました。
 2.4 鈴木正男とSWING TIMES
  青山通りのベルコモンズから外苑西通りを西麻布の方へ少し行ったところに、MANDALAというライヴハウスがあります。かって鈴木章二とリズムエースというバンドがあり、私も聞きに行きました。彼の弟の鈴木正男さんが、バンドマスターをやっている楽団です。レッツ・ダンスなどの名曲をベニーグッドマンのスタイルで、一部はグレンミラー・スタイルで演奏しました。往年の名曲の数々を身近に聴くことができ、楽しい一夜でした。

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3. 来月の予定
 来月は次のような項目を予定しています。
 3.1 ウオーキング・旅行
  今月の「アメリカ東海岸 美術旅行」をご紹介したいと思っています。
 3.2 趣味
  4月に油絵展に出品した3番目の作品をご覧に入れるつもりです。
 3.3 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 7/31/2008]