5. 図書館の利用
 私が図書館を度々利用するようになったのは、次の二つの理由があったと思います。一つはオイルショックの際、本代がかなり値上がりしたこと、もう一つは引っ越しをするとき本の処分に困ったことです。特にリタイアしてからは読みたい本はまず図書館で借り、良いと思った本だけを買うようにしています。恐らく本代は三分の一位に減ったと思います。
 図書館としては、まず区立に行き、古い本などで入手困難なときだけ国立(国会)図書館(永田町)または都立図書館(麻布)に行くようにしています。
 大田区には区立の図書館が16あり、馬込、久が原、池上、文化の森(元の区役所)の四つの図書館が、我が家から歩いて20〜25分位の所にあります。多分週に二回くらいの割で、図書館に出掛けていると思います。
 数年前からパソコン検索システムが導入され、どこの図書館のパソコンでも区内の図書館すべての蔵書を書名、著者名等で検索できるようになりました。さらに一年前くらいからは検索画面で個人の登録番号等を入力すると、一々リクエスト申込書に記入しなくても、他の図書館から取り寄せてくれるサービスも始まりました。
 さらに区内の図書館にない場合は隣接する区(例えば目黒区)の図書館からも取り寄せてくれ、都立図書館から取り寄せて貰ったこともあります。都立図書館では、本来、蔵書の貸し出しはしていません。また新刊書の場合、予算の許す範囲で購入もしてくれるようです。
 本屋では歴史、経済というように分類して置かれていることが多いのですが、図書検索の勝れた点は、同一著者の全く別の分類の本が容易に選べることです。多田富雄さんは免疫の専門家ですが、イタリア旅行がお好きで、新作能も創られており、専門と異なる面の著書を見つけることができました。
 これからはホームページによる本(新本、古本)の検索・購入と併用して行きたいと思っています。

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[Last Updated 9/30/2004]