みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「11 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 寒い日が永く続きましたが、ようやく暖かさが感じられるようになりました。家の近くにある池上梅園は開花が遅れていましたが、ようやくほころび始めました。姉が住んでいる尾山台の梅は、早くから咲いています。
 夜はまだ寒いのですが、何となく日射しが暖かく感じられます。
1.「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  今月は日本経済新聞、芹川 洋一論説委員長の『シュンペータに学ぼう 民自で「新結合」へ動く時』という記事を載せました。
2. 2月のトピックス
 2月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 草津・万座スキー
  9〜12日、元の会社の山岳部の仲間とスキーに行きました。右の写真は草津天狗ゲレンデ(傾斜がきついので天狗の壁という)をキッズランド(子供用に斜面をネットで囲んでいる)とリフトを通して見たものです。
 2.2 ウメザオタダオ展
  19日、お台場にある日本科学未来館で開催中の、ウメサオタダオ展に行きました。
 2.3 グランデコ・スキー
  27〜29日、同級でBSAの会員でもある仲間と、裏磐梯にあるグランデコへスキーに行きました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
  「5 本の紹介」に追加した「39 幸福大国ブータン」は、前国王のお妃が書いた本のご紹介です。
  「11 興味あるリンク」には、「10 趣味1−絵画ほか」「10.7 その他」に「10.7.21 日本科学未来館」を、「16 人」に「16.21 梅棹忠夫」を追加しました。両項目共このページの2.2項の関連です。

 1.2 新聞の記事から 『民自で「新結合」へ動く時』 シュンペータに学ぼう 論説委員長 芹川 洋一
 日本の政治は相も変わらずごたごたしていて、ものごとがいっこうに前に進まない。政権交代からもうじき2年半。有権者の間では、民主も自民も、既成政党はみんなダメだというイライラが募っている。
 それは、政治に対する不信感を通りこして、今や絶望感に近いものになりかかっている。なにがあっても鼻で笑って突きはなすようなシニシズム。あらゆる制度や権威を否定するニヒリズム。危ない時代のにおいがする。
 職業政治家による「決められない政治」。それより政治的な経験は浅くとも、地域で現状を突破していこうとしているようにみえる政治スタイルは魅力的にうつるに違いない。

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 大阪市の橋下徹市長が代表をつとめる地域政党「大阪維新の会」が3月に開講する政治塾の応募者が3326人にものぼった。そのなかに民主党の現職の国会議員もいたというのは、なにをかいわんやである。
 維新の会は、次の衆院選に向けた政策「維新八策」の原案もまとめた。参議院の廃止のように、既成政党とは一線を画した内容も盛り込み、政治のアマチュアによる新たな結合体をめざす姿勢を際だたせている。
 今選挙をすれば、維新の会は、小選挙区と比例代表あわせて77議席ある近畿地区で半数近く、中には50議席をしめるのではないかという予測までささやかれている。2005年の郵政選挙、09年の政権交代選挙に似た旋風が関西に巻き起こる可能性も取り沙汰される。
 もちろ衆院解散の時期や、この先の政治の動きがどうなるかわからないので、何ともいえないが、本当に50議席程度を確保すれば一気にキャスチングボートを握る存在となる。維新の会と組んだ勢力が政権を握るというケースもあながち否定できない。

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 政府は17日の閣議で、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革の大綱を決めた。与野党の話し合いが、まったく進まず、ついに見切り発車した。
 年金や税金は有権者にとって最大の関心事である。それなのに、政党がこづきあってばかりいる。選挙もにらんで、自分の党に有利な状況をつくりだそうとするのは、わからないではないが、各党とも、もっとおおきなものを失っている。政党政治への信任だ。
 民主も自民も、国会で演じている不格好な芝居で得しているのが橋下市長らだ、ということぐらいわかっているはずだ。それなのに、どうしていつまでも機能しない政治をつづけるのだろうか。
 両党が角突き合わせていて、政治がうまく回らない理由について、参院のあり方など制度の問題とは離れて考えてみると、それぞれ内部がバラバラだということに気づく。
 お互い選挙のための結合体で、ものの考え方で集まっている理念の結合体ではない。
 野田佳彦首相や岡田克也副総理、前原誠司政調会長は、なぜ小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元首相といっしょに民主党にいるのだろうか。むしろ石破茂前政調会長ら自民党のメンバーの方が、よほどものの考え方でも近い。
 市場重視か、再分配重視か、という経済の軸で民主、自民両党のなかを切り分けわば、消費増税をはじめとする政策のとりまとめは、よほど楽に違いない。政策遂行も少なくとも今よりスム−ズに行くだろう。
 決められない政治は、理念をずっと横において政権交代可能な二大政党をつくってきたツケともいえる。

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 では、どうしたらいいのか。ここは先人に学ぼう。モデルは経済学にある。シューンペーターだ。「新結合」が経済を発展させるように、政治にも局面をかえる新結合があるはずだ。
 シュンペーターは、経済は商品、生産、市場、組織などの新たな結合によって発展しており、その担い手を「企業者」とよんだ。
 これを日本政治に引き直してみるとどうなるだろうか。民主、自民両党を市場重視か、再分配重視か、という経済的な対立軸で、新結合をする政党再編ができればすっきりする。
 ただ、すでに両党が衆院選をにらみ候補者を決めて、動き出している以上、選挙の前はとてむ無理だ。
 そこで、次のような3段階で新結合につなげるシナリオはどうだろう。
 第1段階は与野党による話し合いだ。自民内にある、解散を条件に消費増税にケリをつけようとの思惑も踏まえて、社会保障と税の一体改革で合意する。それぞれ反対する勢力は切り離していくしかない。
 第2段階は選挙だ。消費税という対立争点はなくなっているのだから、だれもがそうだと思う、生活をどうやって豊かにしでいくかといった、合意争点による競り合いの選挙となる。
 第3段階が参院も含めた政党再編だ。丸ごとの大連立ではなく、民主、自民による「中連立」という姿か。政治の機能が少しは回復するに違いない。
 新結合を主導した「政治的企業者」こそが次のリーダーになる。こんな政治のイノベーションは夢物語だろうか。
 もし与野党がぶつかりかりあって、この国会で消費増税議関連法案が処理できないままとなれば、有権者の審判の前に、市場の不信認で財政破綻という悪夢のシナリオが現実味を帯びでくる。
(出典 日本経済新聞 2012.2.20)

2. 2月のトピックス
 2月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 草津・万座スキー
  北軽井沢近くのヒュッテに泊まって、草津と万座のスキー場に行くことが恒例になっています。今年も車2台で、1台には私を含めてOB4名、もう1台には現役4名、合計8名でした。OBは1日早く9日に発って、ヒュッテの水廻りなどの確認をします。夜は近くの半出来(はんでき)温泉に入りました。
  10日は朝早く千葉を発った現役組と草津のゲレンデで落ち合いました。草津は雪が良く、3本のリフトを乗り継ぎ、さらに青葉山からゴンドラを使って元白根近くまで登り、振子沢と清水沢を2回ずつ滑りました。帰りは草津のほぼ中心にある地蔵湯(町営)で温まりました。
  11日は万座スキー場で、長いクワトロ(4人乗りリフト)と2人乗りリフトで万座山まで登り、数本滑りました。帰りは万座プリンスホテルで標高1,800米の野天風呂を楽しみました。
  12日はヒュッテを掃除して帰るだけですが、中之条近くの岩櫃(いわびつ)温泉(原町)で疲れを取り、おむすびを食べて、現役組と別れました。
  私も大分歳をとって直前に行かれなくなると困るので、来年からは別の場所でスキー合宿を計画してもらうことにしました。
 2.2 ウメザオタダオ展
  お台場にある日本科学未来館で開催中のウメサオタダオ展に行ったところ、会場で山岳部の仲間だったKさんに会いました。ガイドのボランティアをやっているのです。午前中しか時間がなかったので、5階の深海探査船、カミオカンデ、宇宙ステーション、衛星用エンジン、ゲノムなどの展示を見た後、タダオ展に戻り、学芸員の概要説明を聴いた後、梅棹先生の机を中心とした展示を見て廻りました。フィールドノート、スケッチ、こざねなど、興味をもって知の巨人の足跡をたどりました。
 2.3 グランデコ・スキー
  2夫妻と男性2名の計6名で行く予定が、1夫妻が風邪や親の病気で当日急に不参加となり、4名で行きました。1・3日目が雪で、2日目だけが晴天でした。雪は1・2日目は良かったものの、最終日は気温が高く、重い雪でした。スキーヤー・ボーダーが少ないせいか、ゴンドラは3日共動かず、残念でした。このスキーは主催者が3年前に招待した4名が全員BSA会員で、技術の差を痛感して、BSAに入会したという因縁のある行事で、新たに入会した2人も熱心に会に参加した甲斐があって、かなり差が縮まっていました。

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3 来月の予定
 3.1  本の紹介
  今月載せた「幸福大国ブータン」は、内容が間に合わなかったので追加したいと思います。
 3.2 ウオーキング・旅行に、2月に載せられなかった「六郷用水」近くの散歩コースをご紹介したいと思います。
 3.3 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 3/31/2012]