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ホットニュース

小・中学校統廃合について中間意見集約
2000/10/13掲載

第5回学校規模等適正化審議会

高槻市の小学校では、1980(S.55)年の児童数43,134人をピークに、昨年1999(H.11)には19,308人にまで減少(ピーク時の約45%)。

中学校では、1986(S.61)の生徒数19,877人をピークに、昨年には10,307人でピーク時の約52%となっています。

1学年1学級という学校まであらわれ、統廃合問題が浮上。6月に審議会がスタート以降、月1回のペースで審議が進められ、10月6日に開催された学校規模等適正化審議会で藪会長から小中学校統廃合についての中間意見集約が示されました。

(審議会委員名簿、児童・生徒数の推移等については「ホットニュース−高槻市学校規模等適正化審議会もスタート(7/10)」参照)




適正規模についての中間意見集約の内容

1. 小学校については、12学級以上、24学級までを適正規模と考える。
2. 24学級を越える場合でも、30学級までは許容範囲とする。
3. 1学年1学級は教育上の課題があり、12学級未満(11学級以下)については、小学校の統廃合を含む適正規模化の検討対象とする。
4. 中学校については、12学級未満でも1学年1学級にならないことや、当面の生徒数予測を考慮し、統廃合の論議の対象とはしない。
5. 1中学校区は、2小学校校区以上からなることが望ましい。
6. 同一小学校からは、出来るだけ同一中学校へ進学する校区編成が望ましい。


「一中学校区に3小学校が存在し、2校以上が小規模校」が今後の検討対象に

上記3.に該当する小規模校は(12学級未満)は以下の7校。

庄所小 6学級、 川西小 8学級、 堤小 8学級、 若松小 10学級、 牧田小 10学級、 玉川小 11学級、 上牧小 11学級、 これに、現在12学級だが来年度以降継続的に11学級が見込まれる竹ノ内小を加えた8校を小規模小学校として位置づけるという方向性が審議会で確認されました。


統廃合の対象校が具体化

中学校区別で見ると

  10中校区    竹ノ内、堤、桜台
  柳川中校区  牧田、玉川、柳川
  城南中校区  若松、西大冠
  五領中校区  五領、上牧
  1中校区    庄所、高槻、桃園
  川西中校区  津之江、川西(一部二中)、芥川・郡家小の一部 
となりますが、上記5.の条件で該当してくるのは、10中校区の竹ノ内、堤小、柳川中学校区の牧田、玉川小となります。

1中校区、川西中校区の取り扱いを含め、対象校名の絞り込みは今後のことになります。審議会では、「適正規模についての課題を示すだけにし、学校名を上げる必要はない」という意見も出ていましたが、個別学校名を上げた方が、オープンな議論が期待できると私は考えています。